若見ありさ
若見 ありさ(わかみ ありさ)は日本のアニメーション作家。熊本県八代市出身。東京都在住。日本アニメーション協会理事、国際アニメーションフィルム協会会員、日本映像学会会員、日本アニメーション学会会員。東京造形大学特任教授、女子美術大学講師。
主にコマ撮りという手法でサンドアニメーションを得意とするが、赤ちゃんをコマ撮りするなど様々な素材でアニメーションを作っておりStop Motion全般で制作している。アニメーション作品が国内外の映画祭で上映・受賞しており、2015年に制作した「Birth-つむぐいのち」が映文連アワード優秀企画賞、西東京市民映画祭グランプリ、宮城・仙台アニメーショングランプリ、Los Angeles Documentary Fllm Festival2016ベスト監督賞など数多くの賞を受賞。2017年にはBirth第2弾「Birth-おどるいのち」が完成し映文連アワード2017部門優秀賞とi賞/個人賞のW受賞。2020年にBirth第3弾「Birth-めぐるいのち」も完成し福井映画祭アニメーション部門グランプリ、第2回石垣島・湘南国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ、あいち国際女性映画祭2020 アニメーション部門 観客賞、
毎日映画コンクールアニメーション映画賞・大藤信郎賞ノミネートされ話題になった。
2020年1月公開の坂上香監督作品長編ドキュメンタリー映画『プリズン・サークル』アニメーション・パートの監督として参加し、2020年度「文化庁映画賞・文化記録映画部門・文化記録映画大賞」を受賞。刑務所内部を撮影される映像の中に、受刑者の過去や心象風景を描いた砂絵によるアニメーションが高く評価された。