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若舎人部広足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

若舎人部 広足(わかとねりべ の ひろたり、生没年不詳)は、奈良時代防人

経歴・人物

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常陸国茨城郡の人物。天平勝宝7歳(755年)2月、防人として筑紫に派遣された際、妻を思い詠んだ歌が『万葉集』に2首入集[1][2]。4364番の歌は『若舎人部広足万葉歌碑』として茨城県行方市捻木に石碑がある[3]

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  • 難波津に 御船下ろ据ゑ 八十楫貫き 今は榜ぎぬと 妹に告げこそ[1]
  • 防人に 立たむ騒きに 家の妹が 業べきことを 言はず来ぬかも[2]

脚注

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  1. ^ a b 『万葉集』20巻-4363
  2. ^ a b 『万葉集』20巻-4364
  3. ^ 若舎人部広足万葉歌碑  行方市公式ホームページ、2019年2月20日閲覧。