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若土ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
若土ダム
所在地 富山県富山市山田若土字稲山
位置 北緯36度33分52秒 東経137度04分19秒 / 北緯36.56444度 東経137.07194度 / 36.56444; 137.07194
河川 神通川水系山田川
ダム諸元
ダム型式 アーチ式コンクリートダム
堤高 26 m
堤頂長 68 m
堤体積 3,000,000 m3
流域面積 62.6 km2
湛水面積 2.0 ha
総貯水容量 242,000 m3
有効貯水容量 207,000 m3
利用目的 発電・農業用水補給
事業主体 富山県
電気事業者 富山県
発電所名
(認可出力)
若土発電所(常時20kw、最大270kw)
施工業者 大林組
着手年 / 竣工年 1959年1961年
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若土ダム(わかつちダム)は、富山県富山市一級河川神通川水系山田川に建設された県営のダムである。

概要

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井田川総合開発事業の一環として建設されたアーチ式コンクリートの小型ダムで[1]、堤高26m、堤頂長68m、堤長幅1.5m、敷幅5m、総貯水量242,000m3である[2]1959年4月20日起工、1961年3月31日竣工[3]、土木工事は大林組、門扉製作は佐藤工業が施工[4]

上流部の菅沼ダム南砺市)から井田川水系に移して発電に利用した水を大長谷第二発電所の下流で出水し、毎秒5.5m3の水を還流水路で山田川に再び移し、当ダムに湛水している[1]。下流域への農業用水の供給も行っており、さらにこの用水を利用して、下流の若土発電所で常時20kw、最大270kwの出力で発電している[5][1]

出典

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  1. ^ a b c 『富山大百科事典 下巻』(1994年8月1日、北日本新聞社発行)1091頁
  2. ^ 『山田村史 上巻』(1984年12月30日、山田村役場発行)365頁。
  3. ^ 『山田村史 上巻』(1984年12月30日、山田村役場発行)365、366頁。
  4. ^ 『山田村史 上巻』(1984年12月30日、山田村役場発行)366頁。
  5. ^ 若土発電所(富山県、2022年5月6日閲覧)

関連項目

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外部リンク

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