若井健司
若井 健司 | |
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生誕 | 1959年10月27日(65歳) |
出身地 | 日本 香川県高松市 |
学歴 |
東京芸術大学大学院音楽研究科声楽専攻修了 東京芸術大学音楽学部声楽科卒業 |
ジャンル | クラシック |
職業 | テノール歌手 |
若井 健司(わかい けんじ、1959年(昭和34年)10月27日 - )は、日本のテノール歌手。香川大学教育学部教授。四国二期会理事長。放送大学講師。元中国短期大学専任講師。
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。東京芸術大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。香川県高松市出身。
経歴
[編集]香川県高松市出身。1984年(昭和59年)に東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業。1988年(昭和63年)、同大学大学院音楽研究科声楽専攻を修了。2000年(平成12年)にミュンヘンへ文部省在外研究員としてオーストリアのグラーツ大学に留学[1]。
東京芸大学在学中に日本テレビ「甦る第九」のソリストとしてデビューし、オーストリア・フォイツベルク市など各地で宗教曲、ミサ曲・カンタータ等のソリストとして活動[2]。
2002年(平成14年)にブカレストフィルハーモニーによるモーツァルト「レクイエム」、2016年(平成28年)にブルガリア・スタラザゴラ歌劇場オペラガラコンサート、2018年(平成30年)と2019年(令和元年)にウクライナ・リヴィウ ヴィルトゥオーゾ音楽祭にそれぞれ出演[1]。
またオペラでは四国二期会で、「魔笛」、「那須与一」、「ウィーン気質」、国民文化祭かがわ主催オペラ「龍神の玉」「カヴァレリア・ルスティカーナ」等で主演を務めた。オペラ「扇の的」を制作、芸術監督を務める。サンポートホール高松こけら落とし「蝙蝠」の主演とプロデュース、シェークスピアオペラ「お気に召すまま」の主演と座長を務める。2018年(平成30年)には四国で初めてオペラ海外公演(ブルガリア)を実現させ、メダルを授与される[1]。
2001年(平成13年)に高松市文化奨励賞を受賞。2010年(平成22年)に個人では初となる香川県文化芸術選奨を受賞。2022年(令和4年)に香川県文化功労者となる[1]。
2005年(平成17年)に香川大学教育学部の教授に就任し、これまでに中国短期大学専任講師・放送大学香川学習センター講師・四国二期会理事長・アーツフェスタ高松事業運営委員長・高松市文化芸術財団理事・中條文化振興財団理事・香川県文化芸術振興審議会委員・高松市文化奨励賞受賞者の集いの会会長・高松市創造都市推進審議会委員・高松市芸術団体協議会副理事長香川大学合唱団顧問・同声会香川副支部長・香川大学附属坂出小学校校長・附属幼稚園園長などを歴任[1]。
2008年(平成20年)から8回続いたNew York meet Takamatsu新説落語風オペラ(ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル、三遊亭好楽 他出演)の演出・構成を担当し、香川の国際交流、異文化交流に貢献。瀬戸内国際芸術祭2022香川大学×瀬戸内の伝統生活文化・芸術発信プロジェクト/瀬戸内仕事歌 & 四国民話オペラ「二人奥方」の代表として企画、演出、芸術監督を務めた[1]。
2022年(令和4年)8月にウクライナ・世界平和への祈りを込めた4日間にわたる「Souls For Peace」バレエ公演に、「第9」ソリストとして参加した[1]。
受賞
[編集]文献
[編集]- 『学校教育教員課程学生の音楽実技における実態調 校教員養成のための歌唱指導』香川大学教育実践総合研究, 2014年3月
- 『四国初オペラ「二人奥方」制作について』About the Shikoku's first Opera "Two Empresses" Production ,香川大学研究報告,2018年