芬陀院
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芬陀院 | |
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山門 | |
所在地 | 京都府京都市東山区本町15丁目803 |
位置 | 北緯34度58分34.69秒 東経135度46分19.41秒 / 北緯34.9763028度 東経135.7720583度 |
宗派 | 臨済宗東福寺派 |
寺格 | 東福寺塔頭 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | (伝)元亨年間(1321年~1324年) |
開山 | 定山祖禅 |
開基 | 一条経通 |
正式名 | (慧日山東福禪寺)芬陀利華院 |
別称 | 雪舟寺 |
法人番号 | 8130005001304 |
芬陀院(ふんだいん)は、京都市東山区にある臨済宗の寺院。臨済宗東福寺派大本山・東福寺の塔頭である。雪舟が作庭したという庭園があることから雪舟寺とも呼ばれる。
歴史
[編集]元亨年間(1321年~1324年)、一条経通が父一条内経のため、東福寺開山・円爾(聖一国師)の法孫にあたる定山祖禅(じょうざんそぜん)を開山として創建。以後、今日まで摂関家の一家である一条家の菩提寺とされる。院号は内経の法号「芬陀利華院」にちなむ。元禄年間(1688 - 1704年)、一条兼輝によって再興された。宝暦5年(1755年)の火災後、恭礼門院の旧殿を移築している[1][2]。
建造物
[編集]- 書院 - 宝暦5年(1755年)の火災焼失後に桃園天皇の皇后・恭礼門院の御所の一棟を下賜され、移築したもので、明治32年(1899年)に改築された[3]。
- 図南亭(となんてい) - 昭和44年(1969年)に茶道に造詣の深かった一条恵観(昭良)の三百年忌に当り再建された茶室で、露地には恵観ゆかりの勾玉の手水鉢と屑屋形灯籠が残されている[1]。
- 唐門
庭園
[編集]方丈の南庭と東庭は、画聖として知られる雪舟が作庭したと伝わる枯山水庭園である。ただし、雪舟作庭を立証する史料はない。元禄と宝暦の火災などにより一部荒廃したが、昭和14年(1939年)に重森三玲により復元された[4]。