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芦川うらら

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
芦川 うらら
愛称 うらら
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2003-03-08) 2003年3月8日(21歳)
生誕地 静岡県富士市
故郷 静岡県富士市
身長 143 cm
体重 36 kg
得意種目 平均台
練習場 水鳥体操館
学歴 常葉大学附属常葉高等学校卒業・日本体育大学
コーチ 守屋舞夏[1]
獲得メダル
全日本体操競技選手権大会
2016年種目別 平均台
2017年種目別 平均台
2020年種目別 平均台
世界体操競技選手権大会
2021北九州 平均台
種目別ワールドカップ
2019年コトブス大会 平均台
2020年メルボルン大会 平均台
2020年バクー大会 平均台
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芦川 うらら(あしかわ うらら、2003年3月8日 - )は、日本体操競技選手常葉大学附属常葉高等学校卒業、日本体育大学3年生(2024年4月現在)。

経歴・人物

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静岡県富士市出身。自身の名前の由来は、スピッツの楽曲『ロビンソン』の歌詞「ルララ~♪」を家族が「うらら」と聞き違えたことによるという[2]

富士市立丘小学校2年生の3月に姉たちとともに水鳥体操館(静岡市葵区)に所属し練習を始める[2]

常葉大学附属常葉中学校へ進学し[2]、2年の時(2016年)に全日本体操競技選手権大会個人種目別選手権の平均台で3位に入賞。これをきっかけに平均台だけは誰にも負けたくないと練習に力が入るようになる。その後2017年大会で3位、2020年大会で優勝する(いずれも種目別平均台)。

FIG体操ワールドカップの種目別(平均台)で3連勝し、2020年東京オリンピックへの出場が濃厚だったが、延期が決定したため、内定が持ち越しとなった。

2021年6月28日、国際体操連盟が芦川の五輪出場権を獲得したと発表、東京オリンピックの日本代表が内定した[3]

2021年7月25日の東京オリンピック体操女子種目別平均台予選に出場し12位となる[4]。決勝へは予選上位8人が進むが、予選4位だったルーマニアの選手(ラリサ・ヨルダケ)が欠場し、種目別決勝は1つの国と地域から最大2人までしか出場できないことから、急きょ芦川が出場できることになった[4][5]。8月3日の女子種目別平均台決勝では13.733点で6位入賞となった[4]

2021年10月の世界体操競技選手権の女子種目別平均台に出場して14.100点を出し、この種目では1954年ローマ大会の田中敬子(現姓・池田)以来となる67年ぶりの金メダルを獲得した[2]

2022年4月、日本体育大学に進学し、所属が静岡新聞SBSより同大学に変更となる[6]

2023年6月の全日本種目別での平均台では落下のミスが響き、12.700とスコアが伸びなかったが、代表選考会での得点と貢献度の高さから世界選手権代表に選出された[7]。同年10月、ベルギーアントワープで行われた世界選手権・団体予選では平均台で14.000の高得点を記録する活躍を見せ、8位で通過。決勝進出を果たすとともにパリオリンピックの出場権[8]獲得に貢献した[9]。種目別の平均台にも出場したが、14.066の5位に終わり[10]、2021年以来のメダル獲得はならなかった[11]

テレビ出演

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脚注

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  1. ^ “【しずおか・このひと】五輪目指し母とコーチに「恩返し」 芦川うららさん(17)”. 産経新聞THE SANKEI NEWS. (2020年12月22日). https://www.sankei.com/article/20201222-7V2IZ7X4YZOUNJ5CNQRIWUAJEQ/ 2021年7月13日閲覧。 
  2. ^ a b c d "67年ぶり平均台金の芦川うらら 名前の由来はスピッツ名曲ロビンソンから". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 24 October 2021. 2021年10月24日閲覧
  3. ^ “芦川うらら 待ちわびた五輪切符「正しかったと思える大会に」 体操女子・種目別平均台”. 静岡新聞. (2021年6月29日). https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/921640.html 2021年7月13日閲覧。 
  4. ^ a b c “女子平均台補欠1番手で決勝進出の芦川うらら6位 致命的ミスなく笑顔”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/gymnastics/news/202108030000975.html 2021年8月3日閲覧。 
  5. ^ “オリンピック 体操女子 種目別平均台 芦川うらら 決勝に出場へ”. 日本放送協会. https://web.archive.org/web/20210724211049/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210724/k10013157711000.html 2021年8月3日閲覧。 
  6. ^ “体操芦川 日体大入学式に「誰よりも練習」決意新た”. あなたの静岡新聞. 静岡新聞・SBS静岡放送. (2022年4月4日). https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1048841.html 2022年4月22日閲覧。 
  7. ^ “体操全日本種目別選手権決勝 南 千葉 芦川が世界選手権代表に”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会. (2023年6月11日). https://www3.nhk.or.jp/html/20230611/k10014096431000.html 2023年10月3日閲覧。 
  8. ^ 前回大会上位3か国であるアメリカイギリスカナダを除く。
  9. ^ 体操日本女子がパリ五輪出場権 世界選手権で予選8位”. 日本経済新聞社 (2023年10月3日). 2023年10月3日閲覧。
  10. ^ 芦川平均台5位 体操世界選手権・種目別決勝”. 福井新聞社 (2023年10月9日). 2023年10月10日閲覧。
  11. ^ 芦川、悔し涙 世界体操”. 時事通信社 (2023年10月9日). 2023年10月10日閲覧。
  12. ^ NHK総合テレビは同年8月26日0:35 - 1:20<25日深夜>に放送。

外部リンク

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