芥川仁
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芥川 仁(あくたがわ じん、1947年- )は日本の写真家。1992年に写真集「輝く闇」で宮日出版文化賞を受賞。日本写真家ユニオン設立発起人。日本写真家協会会員。
経歴
[編集]1947年、愛媛県今治市に生まれる[1]。1966年、宮崎県立宮崎南高等学校卒業。1970年、法政大学第二社会学部卒業[2]して以降、フリーランス写真家として活動[1]。伊豆大島に5年間、水俣市で2年間を過ごす[3][4]。1980年から宮崎市在住。1992年に写真集「輝く闇」で宮日出版文化賞を受賞[1]。2001年、日本写真家ユニオンの設立発起人となり、同ユニオンの立ち上げに関わる。2012年、株式会社芥川仁を設立した[1]。
主な写真展
[編集]- 「6・3制夜間中学の顔」(1972年/銀座ニコンサロン)
- 「水俣・厳存する風景」(1980年/銀座ニコンサロン)
- 「土呂久鉱毒追想」(1985年/銀座ニコンサロン)
- 「植物の記憶」(1987年/宮崎山形屋特設ギャラリー)
- 「輝く闇」(1992年/福岡市美術館特B)
- 「屹立する神々」(1995年/由布院空想の森美術館・フォト館)
- 「四十六億年の囁き」(1998年/宮崎ギャラリーサイト)
主な著書
[編集]- 『水俣・厳存する風景』(1980年/水俣病センター相思社)
- 『土呂久・小さき天にいだかれた人々』(1983年/葦書房)
- 『輝く闇』(1991年/葦書房)
- 『水俣海の樹』藤本寿子共著 (1992年/海鳥社)
- 『銀鏡の宇宙』(1995年/海鳥社)
- 『リトルヘブン 鏡野物語』(2001年)
- 『津村重光の本—ある団塊世代半世紀の軌跡』津村重光、黒岩比佐子共著 (2002年)
- 『春になりては…椎葉物語』(2003年)
- 『呼吸する原っぱ』森永都子共著 (2004年)
- 『水俣を見た7人の写真家たち—写真集』桑原史成、塩田武史、宮本成美、W.ユージン・スミス他との共著 (2007年)
- 『病院—フォトエッセイ』(2008年)
脚注
[編集]- ^ a b c d “全国の養蜂家を訪ね、蜜蜂と人間が共生する姿を伝える 芥川仁写真展「羽音に聴く 蜜蜂と人間の物語」 - Webカメラマン”. cameraman.motormagazine.co.jp. 2021年7月8日閲覧。
- ^ 【特別寄稿】「写真家が見た水俣病事件」
- ^ “宮崎県季刊誌「Jaja」じゃじゃ”. www.pref.miyazaki.lg.jp. 宮崎県秘書広報課. 2021年7月8日閲覧。
- ^ 春になりては…椎葉物語掲載プロフィール