芝原拓自
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芝原 拓自(しばはら たくじ、1935年1月10日 - 2024年1月11日)は、日本の歴史学者、大阪大学名誉教授。
来歴・人物
[編集]大分県宇佐市出身[1]。1958年京都大学文学部国史学科卒。1963年同大学院博士課程満期退学、1968年「明治維新の権力基盤」で京大文学博士。日本福祉大学講師、1969年名古屋市立大学助教授、1973年教授、1989年大阪大学文学部教授[2]。1999年定年退官、名誉教授、岐阜聖徳学園大学教授。
1982年「日本近代化の世界史的位置」で日経・経済図書文化賞受賞。世界史の視点で明治維新、日本の近代化を研究した[3]。
2024年1月11日、老衰のため死去[1]。89歳没。
著書
[編集]- 『明治維新の権力基盤』御茶の水書房 1965
- 『所有と生産様式の歴史理論』青木書店 1972
- 『日本の歴史 23 開国』小学館 1975
- 『世界史のなかの明治維新』岩波新書 1977
- 『日本近代化の世界史的位置 その方法論的研究』岩波書店 1981
- 『日本近代史の方法』校倉書房 1986