コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

船井龍一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
船井 龍一
基本情報
階級 スーパーフライ級
身長 170cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1985-08-13) 1985年8月13日(39歳)
出身地 東京都大田区
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 39
勝ち 31
KO勝ち 22
敗け 8
テンプレートを表示

船井 龍一(ふない りゅういち、1985年8月13日 - )は、日本の元プロボクサー東京都大田区出身。第39代日本スーパーフライ級王者。

来歴

[編集]

東京都大田区生まれ。都立港工業高校(現在は東京都立六郷工科高等学校)入学後、親友の中川健太とボクシング部を創設した[1]

2012年9月23日、石川県産業展示館でOPBF東洋太平洋バンタム級王者のロリー松下と対戦し、9回0分36秒TKO負けを喫した[2]

2016年4月17日、エディオンアリーナ大阪で日本スーパーフライ級王者の石田匠とし、10回0-2(96-96、94-96、95-97)で判定負けを喫した[3]

2017年3月22日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級王者の中川健太と対戦し、7回2分59秒KO勝ちし王座を獲得した[4]

2017年7月23日、大田区総合体育館で日本スーパーフライ級1位の奥本貴之と対戦し、7回負傷判定勝ちし、初防衛に成功した[5]

2017年12月11日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級15位の川口勝太と対戦し、2回3分9秒TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した[6]

2018年6月14日、後楽園ホールでワルリト・パレナスWBOアジアパシフィックスーパーフライ級王座決定戦を行い、8回2分55秒KO勝ちを収め王座を獲得した[7]

2018年11月10日、後楽園ホールでIBFスーパーフライ級7位のビクター・エマニュエル・オリボとIBF世界スーパーフライ級挑戦者決定戦を行ない、2回2分9秒TKO勝ちを収めヘルウィン・アンカハスへの挑戦権を獲得した[8]

2019年5月4日、カリフォルニア州ストックトンのストックトン・アリーナでIBF世界スーパーフライ級王座のヘルウィン・アンカハスに挑戦し、7回1秒ドクターストップによるTKO負けを喫した[9][10][11][12]ESPNが試合を放送し48万人が視聴した[13]

現役引退後、ふなどら商店(カレー店)を柏に出店

戦績

[編集]
  • プロボクシング:39戦31勝(22KO)8敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2005年2月14日 4R 判定3-0 國島隆弘(渡嘉敷) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2006年4月24日 1R 2:44 KO 大槻拓也(館山牛若丸原田) 日本の旗 日本
3 2006年9月11日 4R 判定0-3 福本雄基(三谷大和S) 日本の旗 日本
4 2006年12月5日 4R 2:20 TKO 吉岡健一(国際) 日本の旗 日本
5 2007年2月7日 4R 判定3-0 伊藤博志(マナベ) 日本の旗 日本
6 2007年7月3日 4R 判定3-0 渡部諭(M.T) 日本の旗 日本
7 2007年8月17日 3R 2:39 TKO 山野邉健一(川島) 日本の旗 日本
8 2007年9月27日 4R 1:33 TKO 福本雄基(三谷大和S) 日本の旗 日本
9 2007年11月4日 5R 判定0-3 古川高広(協栄) 日本の旗 日本
10 2008年3月10日 1R 1:22 KO 若生然太(輪島功一S) 日本の旗 日本
11 2008年11月1日 3R 2:13 KO 円田洋介(本多) 日本の旗 日本
12 2009年1月17日 7R 2:54 TKO 山中慎介(帝拳) 日本の旗 日本
13 2009年6月24日 7R 2:10 TKO 田中稔大(角海老宝石) 日本の旗 日本
14 2009年9月5日 3R 1:21 TKO 名取耕平(大橋) 日本の旗 日本
15 2009年12月17日 2R 1:36 TKO 工藤洋平(角海老宝石) 日本の旗 日本
16 2010年5月17日 5R 判定3-0 サラゴサ上間(沖縄ワールドリング) 日本の旗 日本
17 2010年8月9日 8R 判定2-0 椎野大輝(三迫) 日本の旗 日本
18 2011年2月24日 8R 判定1-2 石田將大(本多) 日本の旗 日本
19 2011年6月17日 8R 判定2-1 古橋大輔(川崎新田) 日本の旗 日本
20 2011年9月30日 7R 2:45 TKO 柘植雄季(駿河) 日本の旗 日本
21 2012年2月10日 5R 1:35 TKO 菊井徹平(花形) 日本の旗 日本
22 2012年5月11日 7R 1:51 TKO 堤英治(三迫) 日本の旗 日本
23 2012年9月23日 9R 0:36 TKO ロリー松下(カシミ) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級王座挑戦
24 2013年3月21日 3R 1:40 KO ギッティ・オーベンジャマッド タイ王国の旗 タイ
25 2013年8月30日 1R 0:48 KO ナラク・シットチャーンシン タイ王国の旗 タイ
26 2013年12月9日 3R 1:37 TKO 大嶽正史(石橋) 日本の旗 日本
27 2014年4月9日 8R 判定2-0 星野晃規(M.T) 日本の旗 日本
28 2014年10月24日 4R 1:15 TKO 和氣年邦(M.T) 日本の旗 日本
29 2015年3月26日 3R 1:39 KO 大塚隆太(18鴻巣) 日本の旗 日本
30 2015年6月26日 8R 判定3-0 ライアン・ビト(UNITED) 日本の旗 日本
31 2016年4月17日 10R 判定0-2 石田匠(井岡) 日本の旗 日本 日本スーパーフライ級タイトルマッチ
32 2016年7月27日 3R 1:48 TKO チャーンプアック・ソーカニッソーン タイ王国の旗 タイ
33 2016年10月22日 1R 1:20 KO ジョームユット・オージーラティウター タイ王国の旗 タイ
34 2017年3月22日 7R 2:59 KO 中川健太(レイS) 日本の旗 日本 日本スーパーフライ級タイトルマッチ
35 2017年7月23日 7R 1:32 負傷判定3-0 奥本貴之(グリーンツダ) 日本の旗 日本 日本王座防衛2
36 2017年12月11日 2R 3:09 TKO 川口勝太(堺東ミツキ) 日本の旗 日本 日本王座防衛2
37 2018年6月14日 8R 2:55 KO ワーリト・パレナス(森岡) フィリピンの旗 フィリピン WBOアジア太平洋スーパーフライ級王座決定戦
38 2018年11月10日 2R 2:09 TKO ビクトル・エマニュエル・オリボ メキシコの旗 メキシコ IBF世界スーパーフライ級挑戦者決定戦
39 2019年5月4日 7R 0:01 KO ヘルウィン・アンカハス フィリピンの旗 フィリピン IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ
テンプレート

獲得タイトル

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ あす日本タイトル同級生対決、中川健太vs船井龍一 Boxing News(ボクシングニュース)2017年3月21日
  2. ^ ロリーV3船井をストップ Boxing News(ボクシングニュース)2012年9月23日
  3. ^ 石田匠が5度目の防衛成功、船井龍一に2-0判定 Boxing News(ボクシングニュース)2016年4月17日
  4. ^ 船井龍一が新王者に、親友対決に7回KO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2017年3月22日
  5. ^ 河野公平が再起戦快勝、船井龍一が日本SF級初防衛 Boxing News(ボクシングニュース)2017年7月23日
  6. ^ 船井龍一が2回TKOでV2、久高が日本王座挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2017年12月11日
  7. ^ 船井龍一がパレナスを8回KO WBO・AP王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2018年6月14日
  8. ^ 船井龍一が右一撃 IBF・S・フライ級挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2018年11月10日
  9. ^ 船井龍一が7回TKO負け 勝負かけるも最後ストップ Boxing News(ボクシングニュース)2019年5月5日
  10. ^ Boxing: Japan's Ryuichi Funai outclassed by IBF super flyweight champ Ancajas”. Kyodo News. 5 May 2019閲覧。
  11. ^ Jerwin Ancajas Gives Brutal Beating To Ryuichi Funai For TKO”. Boxingscene. 5 May 2019閲覧。
  12. ^ Ancajas scores TKO win over Funai, successfully defends IBF belt”. TV5 ESPN. 5 May 2019閲覧。
  13. ^ Beterbiev-Kalajdzic Triple: 480K Viewers Live, 126K For Replay”. Boxing Scene.com (2019年5月7日). 2019年11月20日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
前王者
中川健太
第39代日本スーパーフライ級王者

2017年3月22日 - 2018年1月11日(返上)

空位
次タイトル獲得者
久高寛之