般若寺 (山県市)
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般若寺 | |
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所在地 | 岐阜県山県市大桑2962 |
位置 | 北緯35度32分25.2秒 東経136度46分10.8秒 / 北緯35.540333度 東経136.769667度座標: 北緯35度32分25.2秒 東経136度46分10.8秒 / 北緯35.540333度 東経136.769667度 |
山号 | 金剛山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 貞享年間 |
開山 | 實道 |
開基 | 深尾重家 |
正式名 | 金剛山般若禪寺 |
別称 | 真沢寺 |
札所等 | 美濃新四国70番 |
法人番号 | 5200005002140 |
般若寺(はんにゃじ)は岐阜県山県市大桑字市場(いちば)[1]にある釈迦如来を本尊とする臨済宗妙心寺派(東海派大雄院下)の寺院で、山号を金剛山とする。美濃新四国70番札所。
貞享年間に太郎丸城城主深尾重家が實道和尚を招いて金剛山真沢寺と称する古刹を再興して現寺号に改めたのがその始まりである。寺に祀られている延命地蔵菩薩の石像はかつて刑場にあって首切石と呼ばれ、処刑された罪人の魂が入り込み曇りの夜に音を発していたという。その後、当寺の住職が地蔵にあらためて供養をしてからは怪異がやんだと伝わり、盗人除けの地蔵として信仰されている。
参考文献
[編集]- 山県郡教育会『山県郡志』p187 大正7年(1918年)
- 江西蓼州『妙心寺派寺院録』p126 大正7年(1921年)