興福院 (神奈川県箱根町)
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興福院 | |
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所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根26 |
位置 | 北緯35度12分09.2秒 東経139度01分56.3秒 / 北緯35.202556度 東経139.032306度座標: 北緯35度12分09.2秒 東経139度01分56.3秒 / 北緯35.202556度 東経139.032306度 |
山号 | 瑞龍山 |
院号 | 興福院 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦三尊 |
創建年 | 天文年間(1532年 - 1555年) |
開山 | 融山 |
文化財 | 木造菩薩頭、木造普賢菩薩坐像(以上、神奈川県指定重要文化財)、千手観音立像(箱根町指定文化財)、賽の河原(箱根町指定史跡) |
法人番号 | 9021005006030 |
興福院(こうふくいん)は、神奈川県足柄下郡箱根町にある曹洞宗の寺院。
歴史
[編集]天文年間(1532年 - 1555年)、融山によって開山された。融山は箱根権現(現・箱根神社)の別当寺だった金剛王院東福寺の別当であり、金剛王院東福寺の支院として創建された。当初は真言宗の寺院であったが、いつごろかは不明であるが曹洞宗に転宗している[1]。
明治初期の神仏分離及び廃仏毀釈により、箱根権現は箱根神社となり、別当寺だった金剛王院東福寺は廃寺となった。これにより金剛王院東福寺の寺宝は散逸したが、その一部は当院の所有となっている[1]。
文化財
[編集]- 木造菩薩頭(神奈川県指定重要文化財 昭和41年7月19日指定)[2]
- 木造普賢菩薩坐像(神奈川県指定重要文化財 昭和41年7月19日指定)[2]
- 千手観音立像(箱根町指定文化財 昭和46年3月31日指定)[3]
- 賽の河原(箱根町指定史跡 昭和47年12月31日指定)[3]
交通アクセス
[編集]- 路線バス箱根神社入口停留所より徒歩5分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年