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至正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1346年に元の時代にペルシャの商人が作った青銅製の鐘「至正鐘」

至正(しせい)は、中国の順帝(恵宗)トゴン・テムルの治世で用いられた元号1341年 - 1370年1368年に元が大都(現在の北京)を追われた後も、北元の元号として使用された。モンゴル語史料ではČi-čingと転写されている[1]


西暦・干支との対照表

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至正 元年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年
西暦 1341年 1342年 1343年 1344年 1345年 1346年 1347年 1348年 1349年 1350年
干支 辛巳 壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑 庚寅
至正 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年
西暦 1351年 1352年 1353年 1354年 1355年 1356年 1357年 1358年 1359年 1360年
干支 辛卯 壬辰 癸巳 甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子
至正 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
西暦 1361年 1362年 1363年 1364年 1365年 1366年 1367年 1368年 1369年 1370年
干支 辛丑 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌

脚注

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  1. ^ 松川2008,41頁

参考文献

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  • 松川節「『勅賜興元閣碑』モンゴル文面訳註」『内陸アジア言語の研究』23、2008年


前の元号
至元
中国の元号
北元
次の元号
宣光北元