腸骨尾骨筋
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腸骨尾骨筋 | |
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下腹部の筋肉 | |
ラテン語 | musculus iliococcygeus |
グレイの解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
坐骨の内側 および 内閉塞筋膜[1] | |
仙骨 S3-S4 および 会陰[1] | |
下殿動脈 | |
陰部神経 S3-S4.[1] | |
作用 | 骨盤内臓のサポート、肛門の挙上と収縮[1] |
腸骨尾骨筋(ラテン語: musculus iliococcygeus)は骨盤底にある肛門挙筋を構成する筋肉である。肛門挙筋は、いくつかの部分に分けられるが、腸骨尾骨筋は恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋と共に肛門挙筋を主に構成する3つの筋肉の一つである。 [注 1][1][2]
この筋肉は、坐骨の内側と内閉塞筋膜の腱アーチの後部から起こり、尾骨と肛門尾骨靭帯で終わる。通常は薄い筋肉であるが、存在しない場合や、主に線維組織に置き換わっている場合がある。
画像
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肛門挙筋を構成する主要な3つの筋肉を示すイラスト 右の図で印が付いた筋肉が内側から恥骨直腸筋、恥骨尾骨筋、腸骨尾骨筋
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ Diccionari egroupnciclopèdic de medicina は肛門挙筋を単一の筋肉とし、腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋をその一部としてあつかう。しかし、Terminologia Anatomica には musculus iliococcygeus、musculus pubococcygeus、musculus puborectalisが記載されている。
出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Origin, insertion and nerve supply of the muscle at Loyola University Chicago Stritch School of Medicine