腸切除術
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腸切除術 | |
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治療法 | |
大腸癌の腸管切除を示す図 | |
診療科 | Gastroenterology |
腸切除術(Bowel resection,Enterectomy)とは、小腸または大腸から腸の一部を切除する外科手術のことである。小腸の切除を意味する「小腸切除術」は、大腸の切除を意味する「大腸切除術」と区別される。腸切除術は、消化器癌、腸管壊死、重度の腸炎、憩室疾患、クローン病、子宮内膜症、潰瘍性大腸炎、瘢痕組織による腸閉塞などの治療のために行われる事がある。腸切除術を行うその他の理由としては、外傷や、内視鏡的ポリープ切除術では不十分な場合のポリープ切除が挙げられる。これは、ポリープが癌化するのを防ぐため、または家族性大腸腺腫症、ポイツ・ジェガーズ症候群、その他のポリポーシス症候群のように、ポリープが腸閉塞の原因となっている、またはその恐れがある為である[1]。患者によっては、この手術後に排泄のための代替手段として、回腸切開や結腸切開が必要になる場合がある[1]。腸のどの部分をどれだけ切除するかによって、短腸症候群のような消化器系や代謝系の問題が生じることがある。
術式
[編集]下記のように切除部位毎に区別される。
関連項目
[編集]- 胃切除術(Gastrectomy)
出典
[編集]- ^ a b “Small bowel resection”. MedlinePlus: U.S. National Library of Medicine. 1 June 2013閲覧。