脱獄 -Prisoners of War-
ジャンル | ベルトスクロールアクション |
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対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
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開発元 | SNK |
発売元 | SNK |
プロデューサー | ごとうあきら |
プログラマー | 西田和弘 |
音楽 |
田中敬一 おさかようこ 西田和弘 |
美術 |
前田義久 藤原秀樹 かまだおさむ |
人数 | 1 - 2人(同時プレイ) |
メディア |
業務用基板 (2.44メガバイト) |
稼働時期 |
INT 1988年8月 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
デバイス |
8方向レバー 3ボタン |
CPU | MC68000 (@ 10 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 4 MHz) YM3812 (@ 4 MHz) UPD7759 (@ 640 kHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 256×224ピクセル 60.00Hz パレット2048色 |
その他 | 型式:A7008 'DG' |
『脱獄 -Prisoners of War-』(だつごく -プリズナー・オブ・ウォー-)は、1988年11月にSNKより稼働されたアーケード用ベルトスクロールアクション。日本国外名は『P.O.W.: Prisoners of War』。
1989年にファミリーコンピュータに移植された。アーケード版は2008年に欧州でWindows用ソフトとしてGamesloadにて配信された他、日本国内ではPlayStation Portable用ソフト『SNKアーケードクラシックスゼロ』(2011年)に収録され発売および配信、2020年にPlayStation 4版、Nintendo Switch版がアーケードアーカイブスで配信された。また、北米では2011年にPlayStation 3およびPlayStation Portable用ソフトとして、2012年にはPlayStation Vita用ソフトとして配信された。
概要
[編集]ジャンルはベルトスクロールアクションゲームで、2人同時プレイが可能。
1Pは青い服を着た金髪の男性で、2Pは赤い服を着た黒髪の男性。この設定は業務用『ダブルドラゴン』(1987年)を意識しているといえる。
ゲームの舞台は戦場で、主人公が敵の収容所を脱獄するシーンからゲームが始まる。全4ステージ。
8方向レバーと3つのボタンでプレイヤーを操作する。ボタンはパンチ、キック、ジャンプの三種類。ボタンの組み合わせで跳び蹴りや裏拳、頭突きが使用可能。
使用可能なアイテムはアーミーナイフとマシンガンの2種類。いずれも雑魚敵から奪って入手する。
移植版
[編集]No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
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1 | 脱獄 -Prisoners of War- P.O.W.: Prisoners of War |
1989年6月30日 1989年9月 |
ファミリーコンピュータ | SNK | ケイ・アミューズメントリース SNK |
2メガビットロムカセット[1] | KAC-P7 NES-EW-USA |
- | |
2 | P.O.W.: Prisoners of War | 2008年11月17日 |
Windows | SNK | SNKプレイモア | ダウンロード (Gamesload) |
- | - | |
3 | SNKアーケードクラシックスゼロ | 2011年4月21日 |
PlayStation Portable (PlayStation Network) |
SNKプレイモア | SNKプレイモア | UMD ダウンロード |
ULJS-00192 | - | アーケード版の移植 |
4 | P.O.W.: Prisoners of War | 2011年12月20日 |
PlayStation 3 PlayStation Portable (PlayStation Network) |
SNKプレイモア | SNKプレイモア | ダウンロード | PS3: NPUZ-00160PSP: NPUZ-00160 |
- | アーケード版の移植 |
5 | P.O.W.: Prisoners of War | 2012年2月22日 |
PlayStation Vita | SNKプレイモア | SNKプレイモア | ダウンロード | NPUZ-00160 | - | アーケード版の移植 |
6 | 脱獄 -Prisoners of War- | 2020年3月5日 |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
SNK | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | - | アーケード版の移植 |
- ファミリーコンピュータ版
- 2人同時プレイは割愛されたが、敵キャラクターの種類が増えたり、強化アイテムが追加されている。
スタッフ
[編集]- ボス:川崎英吉
- プログラマー:KONNY(西田和弘)、REGULUS、SHOOT YAMASHITA、SHOCHAN
- プロデューサー:ごとうあきら、TAMA
- ハードウェア:YONEDA、EBARA、NISHIDE
- デザイナー:E.KIYOSHI、SUKA MICHI、MOTTI、前田義久、TETSU、WARA2(藤原秀樹)、BURI、MADAKA(かまだおさむ)
- サウンド:TARKUN(田中敬一)、おさかようこ、KENNY(西田和弘)
評価
[編集]評価 | ||||||||||||||
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- ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計23点(満40点)[4]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.66点(満30点)となっている[1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「背景がやけにリアル」と紹介されている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.48 | 3.25 | 3.31 | 3.41 | 3.12 | 3.09 | 19.66 |
脚注
[編集]- ^ a b c d 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、77頁。
- ^ a b “P.O.W.: Prisoners of War for Arcade (1988)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年6月10日閲覧。
- ^ “P.O.W.: Prisoners of War for NES (1989)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年6月10日閲覧。
- ^ a b “脱獄 -Prisoners Of War- まとめ [ファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年6月10日閲覧。