脱兎リベンジ
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脱兎リベンジ | |
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ジャンル | 学園[1]、青春[2] |
小説 | |
著者 | 秀章 |
イラスト | ky |
出版社 | 小学館 |
レーベル | ガガガ文庫 |
発売日 | 2011年7月20日 |
巻数 | 全1巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル |
ポータル | 文学 |
『脱兎リベンジ』(だっとリベンジ)は、秀章による日本のライトノベル。イラストはkyが担当している。ガガガ文庫(小学館)より2011年7月に刊行された。第5回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作[3]。
あらすじ
[編集]桃武台高校を舞台に、ギターが趣味であるものの、部長の志鷹による仕打ちから練習場所を確保できていない主人公の兎田晃吉と出会った兎毛成結奈は、文化祭を前にして仲間とともに志鷹らに対してリベンジを行う計画を立てる。
登場人物
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 兎田晃吉(うさぎだ こうきち)
- 本作の主人公[2]。一年生。軽音楽部所属でギター担当。
- 兎毛成結奈(ともなり ゆうな)
- 本作のヒロイン[2]。二年生。漫画研究同好会の会長を努めている。
- 梅園乃ノ香
- 二年生。放送部所属。
- 菊間吾郎
- 二年生。
- 志鷹
- 軽音楽部の部長で、兎田晃吉に対して嫌がらせを行っている。
評価
[編集]本作は大吉堂が選定する将来の夢を探す中高生に薦める一冊になったり[4]、ラノベニュースオンラインが開催した「みんなで選ぶベストライトノベル2011」の新人部門で1位に輝いたりしている[5]。
第5回小学館ライトノベル大賞で、麻枝准は同書が候補作の中で最もカタルシスが味わえる作品だと評価する反面、主人公に見た目の劣等感を強く持たせていることから、イラストのことを考えても読者を共感を覚えてもらうような作品にするのは難しいのではないかと分析している[6]。
既刊一覧
[編集]- 秀章(著) / ky(イラスト) 『脱兎リベンジ』 小学館〈ガガガ文庫〉、2011年7月20日発売[7]、ISBN 978-4-09-451283-0
オーディオブック版
[編集]2020年11月20日よりオーディオブック版がデータ販売されている[8][9]。出演:木村隼人(朗読+志鷹京平ほか)、榊原優希(兎田晃吉)、原紗友里(兎毛成結奈)、新津実稀奈(梅園乃ノ香ほか)、藤井隼(菊間吾郎ほか)、折原秋良(金城大貴ほか)、永崎舞弥(和泉千咲ほか)[10]。
脚注
[編集]- ^ “どうやら自分はロ●コンだったらしい。「放課後ライトノベル」第95回は『空知らぬ虹の解放区』で人に言えない趣味を解放しちゃおう!”. 4Gamer.net. (2012年6月9日) 2024年6月8日閲覧。
- ^ a b c “「ラノベの素」 みんなで選ぶベストラノベ2011新人部門第一位 秀章先生『脱兎リベンジ』”. ラノベニュースオンライン. (2012年2月11日) 2024年6月8日閲覧。
- ^ 『このライトノベルがすごい!2012』宝島社、2011年12月3日第1刷発行、87頁。ISBN 978-4-7966-8716-4。
- ^ “大阪の個性派書店が選ぶ、今だからこそ読んでほしい本は?”. Lmaga.jp. 京阪神エルマガジン社 (2020年5月10日). 2021年4月2日閲覧。
- ^ “「みんなで選ぶベストライトノベル2011」投票結果発表”. ラノベニュースオンライン (2012年2月8日). 2021年4月2日閲覧。
- ^ “小学館::ガガガ文庫:小学館ライトノベル大賞”. ガガガ文庫. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “小学館::ガガガ文庫:既刊案内”. ガガガ文庫. 2021年4月2日閲覧。
- ^ audio_shoの2020年11月20日のツイート、2021年4月26日閲覧。
- ^ 81pro_officialの2020年11月20日のツイート、2021年4月26日閲覧。
- ^ “オーディオブック第20弾好評配信中!!!”. 小学館ガガガ文庫. 2021年4月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 脱兎リベンジ - 小学館