脇本実
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人物情報 | |
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生誕 |
1942年??月??日 日本 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 大阪大学理学部・大阪大学理学研究科 |
学問 | |
研究分野 | リー環の表現論 |
学位 | 博士(理学)[1] |
称号 | 九州大学名誉教授 |
主な業績 | リー環の表現論の研究 |
学会 | 日本数学会 |
脇本 實(わきもと みのる、1942年 - )は、日本の数学者。九州大学名誉教授。専門は表現論、特にリー環の表現論 [2]。
略歴
[編集]1965年 大阪大学理学部物理学科を卒業後
[3]、数学科に編入学し、1967年 卒業。1969年 大坂大学理学研究科数学専攻修士課程修了、1970年 大阪大学助手、1972年 理学博士[1]。1972年 広島大学助教授、三重大学助教授、同教授を経て、1996年 九州大学大学院数理学研究科教授。2005年 同名誉教授。
退官後もMITのヴィクトル・カッツとの共著を含めて活発な研究を継続している[4]。
職歴
[編集]- 1970年 大阪大学理学部助手
- 1971年 広島大学理学部助手
- 1973年 同 助教授
- 1988年 三重大学教育学部助教授
- 1988年 同 教授
- 1996年 九州大学大学院数理学研究科(院)教授
- 2005年 同 名誉教授
業績
[編集]リー環の表現論、W代数等に関する多くの論文を書いている。1992年 E.Frenkel, V.Kacと共著 [5] でW代数に対してモジュラー不変性を持つ既約指標の存在、構成法を予想した。このFKW予想は2000年に荒川知幸によって肯定的に解決され、W代数分野の進展に大きく寄与している[6]。
受賞および講演歴
[編集]関係する人物
[編集]脚注
[編集]- ^ a b Polarizations of certain homogeneous spaces and most continuous principal series『種々の等質空間上のポーラリゼイションと最連続主系列』、広島大学、1972年。理学博士。NAID 500000378196
- ^ 無限次元リー環 著者等紹介
- ^ researchmap
- ^ arXiv Wakimoto Minoru
- ^ (Frenkel-Kac-Wakimoto, CMP 147 (1992))
- ^ 荒川知幸氏の受賞を祝う
- ^ ICM Plenary and Invited Speakers 国際数学者連合公式サイト(英文)
- ^ 『官報』号外第106号、令和6年4月30日
- ^ “令和6年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 23 (2024年4月29日). 2024年5月9日閲覧。