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能護寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
能護寺
所在地 埼玉県熊谷市永井太田1141
位置 北緯36度13分52.0秒 東経139度20分20.8秒 / 北緯36.231111度 東経139.339111度 / 36.231111; 139.339111座標: 北緯36度13分52.0秒 東経139度20分20.8秒 / 北緯36.231111度 東経139.339111度 / 36.231111; 139.339111
山号 能満山
宗派 高野山真言宗
本尊 大日如来
創建年 天平15年(743年
開山 行基
中興年 平安時代初期
中興 弘法大師空海
法人番号 9030005013358 ウィキデータを編集
能護寺の位置(埼玉県内)
能護寺
能護寺
能護寺 (埼玉県)
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能護寺(のうごじ)は、埼玉県熊谷市にある高野山真言宗寺院

歴史

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743年天平15年)、行基によって開山された。その後、平安時代初期に弘法大師空海によって中興された[1]

当寺の梵鐘1701年元禄14年)に鋳造されたものである。鐘の乳の間の部分に百字真言梵字が刻まれている。珍しいものであるため、太平洋戦争中の金属供出で一旦供出されたものの、まもなく返還されたという[2]

当寺は「妻沼のあじさい寺」として知られている。1965年昭和40年)頃からアジサイを増やし始め、現在では50種類800株にまで増やした。毎年6月になるとアジサイが開花し、多くの観光客が訪れる[1][2]

文化財

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能護寺の鐘楼堂と紫陽花
  • 空海筆般若心経(熊谷市指定文化財 昭和34年4月17日指定)[3]
  • 阿弥陀三尊板石塔婆(熊谷市指定文化財 昭和34年4月17日指定)[4]
  • 能護寺内陣格天井の絵画(熊谷市指定文化財 昭和37年8月30日指定)[5]
  • 梵鐘(熊谷市指定文化財 平成6年3月26日指定)[6]

交通アクセス

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  • ゆうゆうバスグライダーワゴン(妻沼行政センター-籠原駅線)あじさい寺(能護寺)停留所下車すぐ。
  • 紫陽花シーズンは、上記以外に臨時観光送迎バス「小さないい旅無料シャトルバス」でもアクセスできる。

脚注

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  1. ^ a b 能護寺 - 熊谷市. 2022年6月10日閲覧。
  2. ^ a b 花井泰子、花井敬、青木忠雄 著『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』幹書房、1999年、80-81p
  3. ^ 空海筆般若心経 - 熊谷市「熊谷デジタルミュージアム」. 2022年6月10日閲覧。
  4. ^ 阿弥陀三尊板石塔婆 - 熊谷市「熊谷デジタルミュージアム」. 2022年6月10日閲覧。
  5. ^ 能護寺内陣格天井の絵画 - 熊谷市「熊谷デジタルミュージアム」. 2022年6月10日閲覧。
  6. ^ 梵鐘 - 熊谷市「熊谷デジタルミュージアム」. 2022年6月10日閲覧。

参考文献

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  • 花井泰子、花井敬、青木忠雄 著『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』幹書房、1999年

関連項目

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