コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

能原長枝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

能原 長枝(よしはら の ながえ、神護景雲2年(768年) - 没年不詳)は、平安時代初期の官人宿禰藤原式家内大臣藤原良継の子。位階従七位上

概要

[編集]

長枝の母の蓼原氏は藤原良継に近侍して神護景雲2年(768年)に長枝を生む。長枝が10歳の宝亀8年(777年)に良継が薨去するが、その遺命により長枝は良継の子の戸籍に入れられず、無姓となった。

大同年間に、甥にあたる平城天皇が長枝が無姓のままであることを憐れんで、能原宿禰姓を与えた。のち、長枝は弘仁年間に従七位上位階を得たという。[1]

脚注

[編集]
  1. ^ 『公卿補任』

参考文献

[編集]