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肩髃穴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

肩髃穴(けんぐうけつ)は、手の陽明大腸経に属す第15番目の経穴である。

部位

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肩胛骨の上端にある肩峰(けんぽう)と、上腕骨頭の中間部。上腕を水平にあげたときにできる陥凹のうち、前のほうである。

名前の由来

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髃は、骨と偶の旁の部分(頭のでかい猿)の会意形声文字で、肩胛骨の上に、人形の頭のようについている肩峰突起のことである。

効能

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いちばんよく使われるのは、五十肩頸肩腕症候群水泳肩などの肩関節に関連する疾患である。そのほかに湿疹じんましんなどの皮膚病や、中風にも効果がある。

長野式[注 1]においては築賓とセットで解毒処置に用いられる。

脚注

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注釈

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  1. ^ 長野式における処置法のひとつ

関連項目

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