肩胛骨は翼のなごり
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『肩胛骨は翼のなごり』(けんこうこつはつばさのなごり、原題:Skellig)は、デイヴィッド・アーモンドによる児童文学。1998年のカーネギー賞とウィットブレッド賞を受賞した。日本では山田順子の訳で東京創元社から2000年に出版された(ISBN 4488013996)。
あらすじ
[編集]生まれたばかりの妹が心臓病である10歳の少年マイケルは、引っ越した先の崩れそうなガレージで謎の食べ物「27番と53番」とアスピリンを要求し、虫の屍骸を食べて生きる奇妙な男、スケリグを見つける。隣りに住み、母親から家で教育を受ける新しい友人ミナの助けで、その奇妙な生物を取り壊されるガレージから安全な場所へ移すと、彼に翼が生えていることに気付く。2人はリューマチで体が動かないスケリグを隠れて世話する。そして回復したスケリグにより不思議な体験をする。