聖人のいる無原罪の御宿り
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イタリア語: Incarnazione di Cristo 英語: Immaculate Conception with Saints | |
作者 | ピエロ・ディ・コジモ |
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製作年 | 1485-1505年 |
種類 | 板上に油彩 |
主題 | 無原罪の御宿り |
寸法 | 206 cm × 172 cm (81 in × 68 in) |
所蔵 | ウフィツィ美術館、フィレンツェ |
『聖人のいる無原罪の御宿り』(せいじんのいるむげんざいのおんやどり、英:Immaculate Conception with Saints)、または『キリストの顕現』(キリストのけんげん、伊:Incarnazione di Cristo)は、1485年から1505年の間にイタリアのルネサンス期の画家、ピエロ・ディ・コジモが制作した板上の油彩画である[1]。イタリア、フィレンツェのウフィツィ美術館に収蔵されている。
本作は、フィレンツェのアヌンツィアータ教会のテバルディ礼拝堂のために制作され、1670年にレオポルド・デ・メディチ枢機卿によって取得された。 ウフィツィ美術館に移されたのは1804年である[2]。
作品は、中央の光に照らされた位置にいる聖母マリアを示しており、鳩がマリアの頭部の上に浮かんでいる。鳩は聖霊を表しており、画面の光は主に聖霊から発せられている[3]。マリアは福音書記者ヨハネ、フィリポ・ベニージ、アレクサンドリアの聖カタリナ(左にひざまずいている)、アンティオキアのマルガリータ(右にひざまずいている)、アントニヌスと聖ペテロの隣にいる。背景には典型的なピエロの風景があり、人間と獣の外観を持つ岩に特徴づけられる2つの丘があり、「キリストの降誕」、左側の「羊飼いへの告知」、右側の「エジプトへの逃避」その他の場面が描かれている。
聖母の台座には、キリストの顕現に関連する「受胎告知」の場面が描かれている[3]。
脚注
[編集]- ^ Uffizi Gallery (search for inventory number '506')
- ^ Gloria Fossi, Galleria degli Uffizi - Arte storia collezioni, p. 202
- ^ a b ウフィツィ美術館、みすず書房、1994年刊行、73頁 ISBN 4-622-02709-7