聖ヤコブ堂 (台中市)
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聖ヤコブ堂(せいヤコブどう、中国語: 台中聖雅各堂、英語: Saint James' Episcopal Church, Taichung)は、台湾・台中市西区五権西路一段23号にあるプロテスタントの教会である。台湾聖公会に所属する。
歴史
[編集]1955年、台中の米軍の家族に駐華(駐台)陸軍チャプレンのウォルター・モース司祭( Fr. Walter P. Morse、中国語名:莫華德)が台北市から通って聖公会聖餐式を授けたのを、聖ヤコブ堂の起源としている。その3年後、ポール・ディリンジャー司祭(Fr. Paul B. Denlinger)が台中の東海大学の教授として来て、様々な場所へ移動したが、会衆は徐々に増えていった。[1][2]
その後1961年には、正式な聖公会伝道所となり、1968年には現在教会がある土地(西区五権西路一段23号)も得て、1970には三階建ての教会堂が完成した。
1971年9月には、幼稚園も開設して、幼児教育を積極的に進めて、1976年には「徳明館」を作った。1989年にはホールと宿舎からなる鉄筋四階を追加して、1991年には八階建ての「宣教館」を作って、1996年7月には自立の教会となった。
2011年には先進的な七階建てビルを「教育館」として完成した。2015年より張玲玲司祭が牧師で、2009年より徐子賢司祭が英語部の牧師を務める。[3]
礼拝時間
[編集]主日礼拝は、9時半から英語で、11時から中国語で行なっている。[4]
参照項目
[編集]脚注
[編集]- ^ English Service (Saint James' Episcopal Church, Taichung)
- ^ 簡史(堂微介紹)(台中聖雅各堂)。この資料の「私たちの教会にとっての聖ヤコブの重要性」(聖雅各對本堂的意義)に「マタイによる福音書20:20:18」を引用しているので、この教会の聖マタイは「主の兄弟ヤコブ」でなく、「ゼベダイの子ヤコブ」(大ヤコブ)と思われる。9世紀、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラでこのヤコブの遺骨が発見されたとして「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」が始まっているなど、親しまれている。
- ^ 歷任服事聖品(台中聖雅各堂)
- ^ 我們的崇拜:崇拜時間(台中聖雅各堂)
- ^ 聖景星堂(台湾聖公会)
外部リンク
[編集]座標: 北緯24度08分24秒 東経120度39分52秒 / 北緯24.1398817度 東経120.6644111度