聖ニコラエ聖堂 (ブラショフ)
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聖ニコラエ聖堂(ルーマニア語: Biserica Sfântul Nicolae)は、ブラショフにあるルーマニア正教会の聖堂。シュケイ(Şchei)の歴史的地区に聳え立っている[1]。
聖堂は1292年に建立された。1399年に出された教皇ボニファティウス9世の教皇勅書に言及されている。1495年には、ワラキアのヴォイヴォダであったヴラド・カルガルル(Vlad Călugărul)の支援のもと、現地の石材を使った再建が始まった。1522年にはさらなる支援がネアゴエ・バサラブ(Neagoe Basarab)から行われた。
当初はゴシック建築様式で建てられていたが、のちにバロック建築様式に変えられた。聖堂内にはフレスコ画があるが、これは有名な壁画家であったミシュ・ポプ(Mişu Popp)によるものである。
聖ニコラエ聖堂の隣にはルーマニアで最初の学校(First Romanian School、開校1583年)と、Coresiの像がある。近くには墓地があり、Ioan Meşotă、Aurel Popovici、Vasile Saftu、Nicolae Titulescuが葬られている。
ギャラリー
[編集]脚注
[編集]- ^ 『地球の歩き方 2017〜18 ブルガリア/ルーマニア』ダイヤモンド・ビッグ社、2017年、222頁。ISBN 978-4-478-06019-3。