耐タンパー性能
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耐タンパー性能(たいタンパーせいのう)とは、コンピュータ・情報処理の分野において、機器や装置、ソフトウェアなどに対して考慮されることがある性質の一つで、それらの対象物の内部構造・データ処理メカニズムや、それらの対象物に記録されたデータなどが、外部から不当に解析、読み取り、改変がされにくいようになっているという性質[1][2]。耐タンパー性(たいタンパーせい)、耐タンパ性(たいタンパせい)とも。対応する英語表現は tamper resistant であるが、英語ではより一般的な、コンピュータ・情報処理の分野にとどまらない用法もある[3]。
耐タンパー性を実現する手法は、以下の切り口で分類される[2]。
- ソフトウェア・ハードウェアのいずれで実装するか
- 外部からの関与を受けにくいようにするか、外部からの関与を受けたときに読み取り・改変がされにくいようにするか
出典
[編集]- ^ “平成14年度 耐タンパー性調査研究委員会報告書” (PDF). 情報処理推進機構 (2003年3月). 2024年10月12日閲覧。
- ^ a b “耐タンパー性【tamper resistance】タンパーレジスタンス / tamper resistant”. e-Words (2018年7月8日). 2023年2月22日閲覧。
- ^ “Tamper Resistant Prescription Drug Pad Program”. Health and Community Services. ニューファンドランド・ラブラドール州政府. 2023年2月21日閲覧。