コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

羽田空港地上衝突事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
羽田空港地上衝突事故
2024 Haneda Airport runway collision
日本航空 516便 · 海上保安庁 みずなぎ1号
C滑走路脇に存置されたJAL機(JA13XJ)の残骸(2024年1月3日撮影)
事故の概要
日付 2024年1月2日
概要 滑走路上での航空機2機の衝突と火災(調査中)
現場 日本の旗 日本
東京都の旗 東京大田区
東京国際空港C滑走路上
北緯35度32分47.0秒 東経139度48分1.0秒 / 北緯35.546389度 東経139.800278度 / 35.546389; 139.800278座標: 北緯35度32分47.0秒 東経139度48分1.0秒 / 北緯35.546389度 東経139.800278度 / 35.546389; 139.800278
負傷者総数 15
死者総数 5
生存者総数 380
第1機体

2023年に撮影された事故機
機種 エアバスA350-941
運用者 日本の旗 日本航空(JAL)
機体記号 JA13XJ
出発地 日本の旗 新千歳空港
目的地 日本の旗 東京国際空港
乗客数 367
乗員数 12
負傷者数
(死者除く)
14
死者数 0
生存者数 379(全員)
第2機体

2023年に撮影された事故機
機種 デ・ハビランド・カナダ DHC-8-Q315 (MA722)
機体名 みずなぎ1号
運用者 海上保安庁 (JCG)
機体記号 JA722A
出発地 羽田航空基地
目的地 新潟航空基地
乗員数 6
負傷者数
(死者除く)
1
死者数 5[1]
生存者数 1(機長)
テンプレートを表示
映像外部リンク
機体が炎上した瞬間の映像 YouTubeTBSテレビ提供)
事故翌日に撮影された残骸の空撮映像 YouTube(朝日新聞社提供)

羽田空港地上衝突事故(はねだくうこうちじょうしょうとつじこ)は、2024年令和6年)1月2日日本東京都大田区東京国際空港(羽田空港)に着陸した日本航空 (JAL) 516便 (A350-941) と、離陸のため誤って滑走路上に侵入していた海上保安庁(海保)の航空機が滑走路上で衝突してその両機が炎上した航空事故である。日本航空516便地上衝突事故とも。

日本国内においては2015年のアシアナ航空162便着陸失敗事故以来、およそ8年9ヶ月ぶりに発生した旅客機の全損事故となる。前日に能登半島地震が発生したばかりで、事故を引き起こした海保機がその地震の支援に向かう途中であったこと、年明け後2日連続の大惨事であったことから国内外に大きな衝撃を与えた。

JAL機には乗客367人と乗員12人の合わせて379人が搭乗していた。機体は衝突後に激しい火災を起こしたが、乗務員の誘導により搭乗者全員が脱出した[2][3][1]。一方、海保機には6人が搭乗しており、衝突により5人が死亡、機長が重傷を負った[2]。日本国内においてはフェデックス80便着陸失敗事故以来15年2ヶ月のぶりの大型航空機の死亡事故となり、日本航空が死亡事故に関わったのも、1985年8月12日の日本航空123便墜落事故以来38年4か月ぶりとなる[注 1]

事故機

[編集]

日本航空516便

[編集]

この便は社内規定に基づく副操縦士の訓練を兼ねており、機長副操縦士に加えてセーフティパイロットの副操縦士が乗務していた[7]

事故機のJA13XJは、日本航空 (JAL) にとって13機目のA350-900であり、2021年11月18日に運用を開始した[8]。2024年1月19日付で、機体滅失を理由に登録抹消された。本事故はエアバスA350としては初めての機体全損事故であり、JAL所属の機体が関与した全損事故としては1985年8月12日のJAL123便墜落事故以来となる。

海上保安庁所属みずなぎ1号

[編集]

機長は総飛行時間3641時間のベテランで2017年2月に機長となってから1149時間余りの経験があった[10]。前日(1月1日)には中国公船警戒のため別の機体で沖ノ鳥島周辺まで7時間の飛行を行っていたが、ある海保幹部は直前の勤務状況は過酷ではなく健康状態に問題はなかったとしている[11]

事故機のJA722A「みずなぎ1号」は、事故前24時間において、前日に発生した能登半島地震の対応のため2回飛行し、事故前に小松空港から羽田空港へ到着した[12]。事故時は被災地向けの物資を中継場所となる新潟航空基地へ搬送する途上であった[13]。当初の報道では「海上保安庁の固定翼機(MA722)」として言及されていた[14][15][16]。 また、機種名として「ボンバルディアDHC8-300」とする報道機関もある[17]。運輸安全委員会の発表資料では「ボンバルディア式DHC-8-315型」としている[注 2]

当機は2011年平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)による津波仙台空港にて被災し、修復されて約1年後の2012年(平成24年)3月29日に復帰した。仙台空港で被災した航空機では唯一復帰した機体であった[18]。2024年4月9日付けで解役により登録抹消された。

なお、当機にはADS-Bは非搭載であった[19]

事故の経緯

[編集]
衝突時の位置を示した空中写真。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。2017年5月30日撮影の14枚を合成作成。

事故機のJAL516便は、新千歳空港を定刻より10分遅れた16時に出発し、17時40分に羽田空港に到着する予定だった。17時30分時点での羽田空港では西風1.6メートル毎秒 (3.1 kn) が吹いており、17時54分時点での視程は30 kmだった。516便は千葉県上空で旋回して、C滑走路に正対して東京湾上を降下していた。この後に秋田空港発羽田空港行きのJAL166便が続いていた。

進入

[編集]

17時43分02秒に管制から羽田空港へ着陸進入中の516便に滑走路34R(C滑走路)への進入継続の指示ならびに風向風速と出発機の情報の伝達があり、同12秒に516便より復唱があった。

17時44分56秒に管制から516便に滑走路は着陸に支障ないことと風向風速の情報の伝達があり、45分01秒に516便より復唱があった。以後516便は着陸進入を継続した。

17時45分11秒に管制から、みずなぎ1号へ、C滑走路脇の停止位置C5への走行指示ならびに順序ナンバー1の伝達があり、同19秒にみずなぎ1号は指示内容を正しく復唱し、離陸順序を優先されたことに感謝の言葉があった。しかし、みずなぎ1号は滑走路手前まで走行するという指示に従わず、停止位置C5を越えて滑走路へ進入し、停止した[20][21][22][23][24][25][26][27][28]

衝突

[編集]

みずなぎ1号が滑走路で停止して40秒程経過した17時47分ごろ、着陸許可を得ていた516便がC滑走路に着陸し、接地とほぼ同時に機首がみずなぎ1号の垂直尾翼にほぼ真後ろから激突した。みずなぎ1号の機長は脱出後に海上保安庁に「機体後部が突然爆発した」と報告しており、また516便の運航乗務員は調査において「着陸直前まで異常は感じなかったが、衝突の直前に何かが横切ったように見えた」と述べている[29]

衝突後、みずなぎ1号はその場で爆発炎上し、516便はエンジンより煙と炎を上げながら約1700メートル滑走して滑走路右側へ逸脱した[30]。運航乗務員によれば、この間ブレーキや方向舵・ハンドル操作が効かず機体が滑っているような感覚だったという[31]。乗客によれば、客室内では「腰が浮き上がる」ほどの衝撃と共に「ガシャーン」という衝突音が聞こえて照明が消え、1分ほど後に焦げ臭さと共に白い煙が充満し、また窓外に火災の様子が見えた[30][32]

脱出

[編集]

滑走路脇に停止した516便の機体前方では、客室乗務員が運航乗務員に火災の発生を知らせるとともに脱出を進言して機長が脱出を指示し、機体後方では機内インターフォンが故障して操縦席との連絡ができなかったため客室乗務員の判断で脱出を決意した[33]

機内の乗客の中からは悲鳴や「早く出してください」「開ければいいじゃないですか」などの声も上がったが[34]、多くの乗客はパニックになることもなく、落ち着いていた[35]。衝突の影響でアナウンスシステムが故障したため、客室乗務員の肉声やメガホンで乗客を誘導し[36]、衝突から約6分後に8箇所の非常脱出口のうち火災のため使用不能だった中間部の4箇所 (L2,L3,R2,R3) と後部右舷 (R4) を避けて前部両舷 (L1,R1) と後部左舷 (L4) の緊急脱出スライドを展開して脱出を開始した。また非常時チェックリストを終えた機長らが客室に入って機内を見廻り、残っていた数人の乗客を脱出させた。18時5分、非常脱出口L4から機長が脱出したのを最後に[注 3]379人の搭乗者全員が生還した[5][7][37]。C滑走路は全日本空輸 (ANA) 系列が発着する第2ターミナルに近いことから、乗客避難時にANAのグランドハンドリングのスタッフ約10人が駆け付け、乗客のケアなど臨機応変に対応した[38]。なお、JAL機の受託手荷物に2件のペットが含まれていたが、いずれも救出できなかったと発表された(後述[39]

一方、みずなぎ1号では、機長は重傷を負いながらも自力で脱出したが、その他の乗組員5人は安否不明となり、後に外部からの衝撃などの全身挫滅により死亡していたことが確認された[3]

消火

[編集]

事故直後、火災を確認した消防車100台以上が出動して炎上した両機の消火活動が開始され、このうちみずなぎ1号の火災は午後8時半頃に鎮火した[40][41]

JAL機は両エンジンと胴体下面が炎上していたが、やがて火勢が拡大し、機長が最後に降機してから5分後には火炎が胴体上面まで包み、機内にも延焼して激しく炎上した。消火活動にあたり、防火水槽からの給水では水が足りなくなることが懸念されたため、多数の水槽車が出動した。また、スーパーポンパーという特殊車両を用い東京湾の海水を汲み上げて放水することで大量の消火用水を確保することができた[42]。懸命な消火活動の結果、JAL機の火災は翌3日0時10分ごろにはほぼ消し止められ、2時15分に鎮火した。JAL機の機体は主翼を除く胴体部がほぼ全焼し、海保機も全焼した。

また、後日行われたJAL機の解体作業中に小規模の火災が発生したが、直ちに消火された。

記録

[編集]

一連の事故発生の模様に関しては、羽田空港第2ターミナルに設置している定点カメラによって一部始終[注 4]が撮影されており、日本放送協会 (NHK) や日本テレビ放送網などによって、世界各国の報道機関に即座に配信された[30][43][注 5]。また羽田空港第2ターミナルには能登半島地震の取材のために東京・渋谷NHK本部から現地に向かおうとしていたNHKメディア総局の取材班がおり、ターミナルビルから事故の状況を速報した。

事故原因

[編集]
事故の発生時を示した図面

事故原因は2024年6月24日現在も調査中だが[44]、以下のことが判明している。

事故当日夜、みずなぎ1号の機長は海上保安庁に対し離陸の許可を得た上で滑走路に進入したと説明したが、事故翌日に公表された両機と管制塔との交信記録によれば、事故前に海上保安庁側に滑走路に入る直前の停止位置までの進行指示が発出され、海上保安庁側も復唱していた[45]ものの、滑走路への進入許可は発出されていなかった[46]。JAL機は着陸に際して、みずなぎ1号を視認できておらず[47]、みずなぎ1号が停止位置を誤ったか[48]、「ナンバー1」というJAL機着陸後の離陸順の指示を離陸の許可を得たものと勘違いした可能性がある[49]。一方、JAL機は17時43分に滑走路への進入指示を受けていた[50]。その後、着陸許可も出された。

この事故の直接の原因は、みずなぎ1号が許可なく滑走路に進入したことだが、何故管制官の指示を誤解して進入したのか、また、516便の着陸が迫っていることに気付かなかったのか、何故管制官はみずなぎ1号が滑走路に誤って進入したことに気付かなかったのか、何故516便運航乗務員が滑走路上に他機が居ることを発見できなかったかも問われる[29][33]

対応

[編集]

東京国際空港

[編集]

東京国際空港の滑走路は18時ごろまでに全て閉鎖され、消防車100台以上の体制で消火活動が行われた。海上保安庁は巡視艇特殊救難隊を出動させたほか[51]東京消防庁では総勢115隊が出動した[52]。また、DMATも派遣された。滑走路の閉鎖は、21時30分頃に事故のあったC滑走路を除いて解除された[53]

政府

[編集]

日本国政府は18時5分、総理大臣官邸危機管理センター情報連絡室を設置した。内閣総理大臣岸田文雄は「関係省庁や関係機関と緊密に連携し、被災者の救出・救助活動に全力を挙げること」「早急に被害状況を把握し、国民への適切な情報提供に努めること」を指示した。また、海上保安庁のみずなぎ1号は令和6年能登半島地震の被災地向け支援物資の搬送中で、本事故により殉職した5人の海上保安官に対して岸田総理は「この方々は被災地、被災者のために高い使命感、責任感を持って職務にあたっていた職員で、大変残念なこと」と哀悼の意を表した[54]

警視庁

[編集]

警視庁東京空港警察署特別捜査本部を設置し、捜査一課特殊犯捜査係を中心に業務上過失致死傷容疑を視野に捜査を進めている[55]現場検証や負傷した乗客の一部への聴取を開始し、海上保安庁側の機長からも入院先の病院で聴取を行っているほか、管制官との交信内容などを詳しく調べる[56]。また、殉職した海上保安官5人の遺体の司法解剖も実施し、死因は外部からの強い圧力や衝撃を受けたことによる全身挫滅と明らかにした[57]

国土交通省

[編集]

国土交通省航空局運輸安全委員会 (JTSB) に通知を行った。平岡成哲航空局長は事故原因について「JTSBおよび関係機関が調べる」と述べた[58]。調査はJTSBが主体となって実施し、JAL機がフランス製であることから、製造したエアバス社とフランス航空事故調査局 (BEA) からもそれぞれ専門チームが派遣され[59]、設計国の一つであるドイツの連邦航空機事故調査局 (BFU) と[60]ロールス・ロイス社製エンジンの製造国であるイギリスの航空事故調査局 (AAIB) も調査に参加した[61]。海保機はカナダ製であることからカナダ運輸安全委員会 (TSB) が、機体の製造元であるデ・ハビランド・カナダ社とエンジンの製造元であるプラット・アンド・ホイットニー・カナダ社の代表者と技術顧問と共に調査に参加した[62]。事故翌日、夜明けを待って本格的な調査を開始。ブラックボックスは6日までに海保機・JAL機共に全て回収された[37][63][64]。海保機のコックピットボイスレコーダーはハネウェル製、その他の機器はL3ハリス・テクノロジーズ製と、共にアメリカ製であることから、アメリカ国家運輸安全委員会 (NTSB) も調査に参加する[65]

また、緊急の安全対策を取りまとめ、次の指示をしたことを9日に発表した[66]

  1. 管制機関及び航空事業者等への基本動作の徹底指示
  2. 管制官による監視体制の強化
  3. パイロットによる外部監視の徹底、視覚支援
  4. 滑走路進入に関するルールの徹底
  5. 関係者間のコミュニケーションの強化

それぞれの実施状況は、次の通りである[66][67]

  1. 1月3日に管制官及び航空事業者等に対して実施。
  2. 滑走路への誤進入を常時レーダ監視する要員の配置。羽田空港は1月6日から実施、同レーダ設置の成田国際空港、中部国際空港大阪国際空港(伊丹空港)、関西国際空港(関空)、福岡空港と軍民共用の那覇空港那覇基地)について順次対応。
  3. 航空事業者等への滑走路進入時及び着陸進入時における外部監視の徹底指示を1月8日に実施。滑走路進入手前の停止位置標識高輝度塗色。羽田空港C滑走路は1月6日実施、羽田空港のその他の滑走路と新千歳空港千歳基地)、成田国際空港、中部国際空港、伊丹空港、関空、福岡空港、那覇空港について順次実施。
  4. 滑走路進入に関する管制用語を Cleared for take-off(離陸を許可する)、Cross runway(滑走路横断支障なし)、Line up and wait(滑走路に入って待機せよ)、Taxi via runway(滑走路を地上走行せよ)、Backtrack runway(滑走路を離着陸方向と反対に地上走行せよ)のみとし、許可や指示を受けた場合は確実に復唱し、疑義が生じた場合は管制官に確認するよう1月8日に周知徹底を実施済み。航空機の離陸順序を示す「No.1」「No.2」などの情報提供を当面停止。羽田について1月8日から実施、以降、全空港で順次実施。滑走路周辺の走行に関する要注意事項の航空事業者等への周知徹底。これらは羽田空港については1月中実施予定。新千歳空港、成田国際空港、中部国際空港、伊丹空港、関空、福岡空港、那覇空港について順次実施予定。
  5. 管制官とパイロットの交信に関する緊急会議の開催。羽田空港については1月中実施予定。新千歳空港、成田国際空港、中部国際空港、伊丹空港、関空、福岡空港、那覇空港について順次実施予定。

一方で「ナンバー1」等の情報がないと順番待ちする各機運航乗務員らと管制官の間で離陸順を巡り認識の齟齬が生じるリスクが指摘されている[68]

1月30日に、運航乗務員と管制官の意見交換会を羽田空港で緊急に[注 6]開催し合わせて40人が参加した。当面「ナンバー1」等の情報が伝えられないことについて運航乗務員側から順番の情報は有益だとする意見があった。今後も全国で開催する[69]

2月6日、国土交通省の職員らで結成している国土交通労働組合は安全体制を強化するために航空管制官の大幅な増員などを求める声明を発表した[70][71]

航空会社

[編集]

JAL機の乗客には、JALから一旦見舞金と預け荷物弁済金として各10万円を支払い、それ以上の高価な荷物を預けていた場合は個別に対応すると伝えられたという[72][73]

全日空は事故翌日の羽田着の便が遅延した乗客に飲食代として2千円を渡した[74]

影響・反応

[編集]

この事故を巡り、広範囲に影響が及び、また各企業・組織が対応をとった。

航空便への影響

[編集]
事故により全便が運行停止となった全日空 (ANA) のお知らせ看板(羽田空港第2ターミナル)

事故発生後、21時半まで全滑走路が閉鎖され[75]、羽田に着陸予定だった便の一部がダイバートとなり、成田国際空港(成田空港)に23便(国内線9便、国際線14便)[76]茨城空港に2便[77]中部国際空港(中部空港)に13便(国内線12便、国際線1便)がそれぞれ着陸した[78]

なお、事故を起こしたJAL516便の次に着陸を予定していた秋田空港発羽田空港行きのJAL166便(B738/B737-800)は、ダイバートの上22分遅れで成田国際空港に到着した[79][80]

JALは事故後に羽田から出発する便全便が欠航となった[81]。ANAも羽田を出発する一部路線の欠航を決定し[82]

当日21時半以降も羽田空港最長のC滑走路は事故処理および検証、残骸の撤去作業と滑走路や設備損傷確認のため7日まで閉鎖となった。その間の滑走路運用は冬場の北風優勢運用のため、実質A滑走路着陸とD滑走路離陸の2本運用となり[83]、最長のC滑走路が利用できなくなったことから、長距離国際線においては必要量の燃料を搭載して離陸できず、羽田出発後に給油のため成田空港や中部空港[84]テクニカルランディングする便も発生した[85][76][86]

また、JAL機が滑走路脇にあるC滑走路16L側の進入角指示灯を損傷したため復旧するまで1ヶ月の間、C滑走路は南風運用時に使用される都心上空ルートが運用不可能になると見込まれ、千葉上空飛行頻度が増す可能性があり[87]、千葉県はこれを容認しつつ、早期復旧と夜間上空飛行を避け東京湾上空を飛行するよう申し入れていた[88]。その後、悪天候での南風運用時使用していた計器着陸装置が損傷無く使えることが確認されたため、8日から進入角指示灯復旧までは計器着陸装置を使用した進入角の浅い(進入角指示灯進入角3.25°>計器着陸装置進入角3°)悪天時の都心上空ルートで運用する[89]。その後復旧作業が行われ、1月20日6時30分から供用が再開された[90]

羽田空港の運用制限中は羽田発着路線を中心に大幅な欠航や遅延が発生していることから[91]、JALやANAでは成田空港と国内各地を結ぶ臨時便を設定した[92]。1月8日零時よりC滑走路は運用を再開し、ほぼ平常通りに戻ったが、JALは事故後の大規模な遅延対応や事故処理対応などが長引き、9日まで一部の便が欠航していた[93][94]

ジェットスター・ジャパンでは7日まで一部の職員がストライキを継続する予定だったが、前日の震災を受けて2日以降のストライキを中止し、羽田の事故を受けて労働組合が従業員に業務へ協力するよう要請した[95]

他交通機関の対応

[編集]

この事故は年末年始に起きたため、Uターンラッシュのピークを直撃した[96][97]。このため、交通各社では以下の対応が行われた[95]。各鉄道会社でも新幹線など臨時便を多数運行して対応している[91]

JR東海は本事故に伴う首都圏関西圏の混雑を懸念し、2日の21時40分以降に東京駅新大阪駅を発車する東海道新幹線のぞみ」1往復を臨時で増便した[98][99][100]。新幹線(ミニ新幹線区間を除く)は騒音規制により、通常は日付を跨いだ24時台以降に運行するダイヤを設定していないが、臨時便は例外的に終着駅到着時刻が24時を越えたダイヤとなった[注 7]。到着時には首都圏と関西圏の鉄道各線が既に終電を迎えていることを考慮して、東京駅と新大阪駅では翌朝まで列車ホテルも用意された[101]。翌3日以降も東京駅始発の「のぞみ」を増便した[102]。この時「のぞみ」は3大ピーク期対応のため全列車とも全車指定席としていたが[103][注 8]、増便分については普通車は全車自由席、グリーン車については自由席特急券を購入の上で乗車し、車内で車掌がグリーン券を発売する対応をとった。またJR北海道JR東日本札幌駅からの臨時特急と、新函館北斗駅で臨時特急から接続する東京行き東北北海道新幹線はやて(全席自由席、グリーン車・グランクラス非営業)」を各1本増便したほか[104]JR西日本・JR東日本も北陸新幹線金沢駅発東京駅行きの「はくたか(全席自由席、グリーン車・グランクラス非営業)」を1本増便した[105]

成田空港に連絡する路線を持つ京成電鉄は本事故に伴う同空港へのダイバートや混雑を懸念し、2日の25時台に成田空港駅から成田スカイアクセス線経由で京成上野駅へ向かうアクセス特急を臨時に増発した[101]。JR東日本も同様の理由により、成田線空港支線の5368F・成田空港駅始発千葉行き最終列車の発車時刻を遅らせる対応を取った[101]

関東鉄道茨城空港へのダイバートによる乗客対応のため、JR常磐線石岡駅までの臨時バスを運行した[106]名古屋鉄道でも同様に中部国際空港へのダイバートによる乗客対応のため、臨時列車が運行された[101]

羽田空港に連絡する路線を持つ京浜急行電鉄は滑走路の一部閉鎖による到着便遅延が見込まれるため、4日~8日の通常の終電後に羽田空港から品川駅へ向かう特急をはじめ臨時列車を数本増発し[107][108]東京モノレールも4日と5日の通常の終電後に羽田空港から浜松町駅へ向かう空港快速を臨時に2本増発した[109]

2月27日に国土交通省関東運輸局は事故に対応して臨時の列車やバスの増便やタクシーの配車の増加にあたった交通各社に対して感謝状を贈った[110]

事故時の代替交通手段を巡る論評

[編集]

TBSテレビ系列で、愛媛県で放送するあいテレビの記者は、空路に依存する高速交通網の脆弱性と新幹線による冗長化の有用性を指摘している。同社のニュースサイトで2024年1月8日に掲載された記事では、2024年1月3日に稚内空港から羽田空港で飛行機を乗り継いで松山市に戻ろうした際、この事故の影響により羽田空港到着が遅れ、松山空港行きの便が欠航となったため、翌4日朝の便に振り替えるもそれも欠航となり、新幹線「のぞみ」と特急「しおかぜ」の乗り継ぎで品川駅から約7時間かけて松山に戻ったことを記した。記者は四国新幹線の構想について、新幹線であれば松山から新大阪までおよそ1時間半、リニア中央新幹線との乗り継ぎで東京も3時間圏内になるという事に触れ、四国新幹線があれば重宝する人も少なくないと感じたと記している[111]

郵便・物流への影響

[編集]

日本郵便佐川急便は、事故の影響で羽田空港の発着便が欠航したことにより、郵便物や宅配便の配達に遅延が生じていることを明らかにした[112][113]。なお、事故機に郵便や航空貨物の搭載はなかった[114]

放送の対応

[編集]

NHKは前日発生した能登半島地震に伴い災害対策基本法第2条第6号及び気象業務法第15条第6項に基づく非常報道体制が敷かれていたところ、17時58分に羽田空港で火災が生じていることを中継映像とともに報じ、以後、能登半島地震関連の情報と、羽田空港の衝突事故について随時報道した。

一部の民放テレビ局ではゴールデンタイムに放送していた正月特別番組を中断した上で事故に関する臨時ニュースを挿入した[115]。その内の一局であるテレビ朝日は当時放送中だった『夢対決2024 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』を一時中断したことにより、中断前に放送されていた番組内容の一部が一部地域では最後まで放送されなかった[116]。その後、1月6日の日中帯に「完全版」として放送された[117]

また、事故を受けて、JALは各放送局へのコマーシャルメッセージ(CM)の出稿を1月22日まで停止したため、同社が提供している『ジェットストリーム』(TOKYO FM制作)を始めとする各番組内のCMはACジャパンに差し替えられた[118]

損害額と業績への影響

[編集]

本事故で全損したJA13XJについて、JALは1月4日、損害額は約150億円を見込んでいると発表した。JALは航空保険が適応される見込みであるとしており、2024年3月期連結業績への影響を精査するとしている[119]。また、ロイター通信は業界関係者の話として、JA13XJに関する保険契約は米保険大手AIGを幹事保険会社とする「全危険負担」で、保険金額は1億3000万ドル(1ドル143円換算で約186億円)であること、契約に際してはウィリス・タワーズ・ワトソンが主要な仲介会社を務めたことを報じている[120]

1月4日、2024年最初の取引となった東京証券取引所では事故に伴う相次ぐ欠航などがJALの業績を下押しすると懸念されたため、JALの株価は前年末(2023年12月29日)終値と比べて一時69円 (2.5%) 安となった。しかし、前述の通り、機体の損害が航空保険で補填されることが明らかになったほか、乗客乗員が全員脱出したことが評価され、JALの株式を買い戻す動きも見られたため、同日終値は21円5銭 (0.8%) 高の2796円5銭となった[121]

2月2日、JALは同日開いた決算会見の中で事故に伴う羽田空港C滑走路閉鎖に伴う減収が約20億円生じる見込みであることを明らかにした。なお、業績への影響は限定的としており、2023年度の純利益予想なども据え置いている[122][123]

JAL側の事故機の代替機

[編集]

本事故で全損となったJAL機のJA13XJは同年1月19日に登録が抹消され[124]、以降JALは当該機の埋め合わせをする形で国際線用のボーイング777-300ERを国内線に投入する繋ぎ運用を続けている。事故から2ヶ月後の3月21日に、全損補填分となる1機の国内線用エアバスA350型機を発注した。2025年度後半の納入を予定している[125][126]

海上保安庁への影響

[編集]

事故の影響を受けて、海上保安庁は心のケアや安全体制の再確認などを行うため、当面の間羽田航空基地の運用を停止することが1月11日に報じられた。運用再開までの間は近隣の航空基地が代替で担当するほか、無人航空機シーガーディアンも活用することで対応する[127][128]

1月30日に第三管区海上保安本部は定例会見を開き、その中で事故を起こしたことに対するお詫びと、遺族のケアを万全に行っていること、職員のメンタルヘルス対策をとっていること、安全対策を強化していることを述べた[129]

殉職者の公葬・追悼

[編集]

3月2日に海上保安庁は東京都大田区で海上保安本部葬を執り行い、殉職した5人を追悼した。また、午後6時ごろに空港の現場付近で遺族や関係者が献花を行った[130][131]。この公葬には遺族や同僚ら約300人が参列し、事故の再発防止を願う遺族のメッセージが公表された[132]

ペットの救出問題

[編集]

JALやスターフライヤー、ANAなどは従前よりペット同行サービスを提供しており、本事故において当初、ペットの預かりはないとされていたが、後に広報からペットに関して2件の預かりがあったことが公表された[72][133]。前述の通り2匹とも救出できずに、日本航空から謝罪の声明が出された[134]

しかし、以前からJALやANAによるサービスにおいてはペットは貨物扱いで、給水が認められずに貨物室の高温に晒された犬が熱中症によって犠牲となり、それを口止めしようとしていたことが公になったケース[135][136]を筆頭に、ペットが死亡する事例が年々増えていることが問題視されていた[137]。こうした背景もあり、この航空会社の対応について意見が著名人SNSを中心に続出し賛否が分かれた[138][139]。また、ペットの客室同伴搭乗を求める署名が始まって2日で1.6万を超えるなど多くの反応が集まっている[140]

これらの議論においてはしばしば「ペットの客室同伴」と「事故時のペット救出」を混同し、客室同伴することで事故時にペットを救出できることを前提にしている。

しかし、国土交通省航空局は客室同伴の条件について、

  1. ペットがケージの中にいること
  2. 大型の手荷物と同等の条件であること

と定めており、また手荷物は緊急脱出時に機内に残さねばならないので、日本においては、この規定が変わらない限りペットは置き去りにしなければならず、客室同伴しても救出が可能にはならない[141][142]

既に2022年3月から国内の一部路線において、ペットの客室同伴サービス「FLY WITH PET!」を行っているスターフライヤーでは、「緊急脱出が必要になった際は、客室内に持ち込んだペットは機内に置いて脱出しなければならない」旨を、公式ホームページの当該サービス紹介ページ及び同ページにある「ぺットを機内に持ち込む際の遵守事項(以下遵守事項)」に記載している他、「ペットの機内持込に関する同意書兼申込書」には遵守事項[注 9]に記載されている各項目を理解し同意する旨の記述がなされている[143][144][145]。2024年1月15日からは同サービスを国内全路線に拡大したが、国土交通省からの指針に従う形で引き続き緊急時のペット持ち出し禁止を継続している[145]外国ではエールフランスがペットの客室持ち込みを許可しているが、緊急時には手荷物として扱い、機内に置いて脱出しなければいけないのに変わりはない[146]

なお、身体障害者補助犬については、身体障害者補助犬法第8条の定めにより機内への同伴が認められており[147][148][149]、緊急時には状況が許せば脱出させることができる[150][注 10]

全員脱出に対する評価

[編集]

本事故ではJAL機の乗員乗客379人全員が脱出に成功しており、CNNをはじめとする海外メディアは「奇跡」、また客室乗務員の冷静な判断や、乗客が手荷物を持たずに脱出したことから、「お手本のような対応」と報じた[151][152]。特にCNNは1985年のJAL123便墜落事故を機に講じた徹底した安全対策や教育訓練の賜物と報じ[153]、「8.12連絡会」の美谷島邦子事務局長も『毎日新聞』の取材を通じて同様の見解を示した[154]

この結果に対し、日本のインターネットではJALの対応に驚きと称賛の声が上がっており、X(旧ツイッター)では、「#ありがとうJAL」がトレンド入りした[152]

また、JAL社長の赤坂祐二も「乗員は本当に普段の訓練の成果をしっかりあげてくれた。もしかしたら訓練以上の結果が出せたのではないか。そして何よりも、お客様のご理解があってこそこのような結果が成し得たと心から思う」[155]と乗客乗員に感謝・感嘆の意を述べたほか、ANAホールディングス社長の芝田浩二も「本当にプロフェッショナルな働きだなと思っている」と評価した[156]

なお、搭乗していた客室乗務員(CA)9人のうち半数が2023年4月入社の新人であった[157]。教育を受けたばかりの乗務員が多く訓練の成果を忠実に活かせたこと、また、乗客が落ち着いて乗務員の指示に従って行動したことも全員脱出に寄与したと指摘されている[33]

反面、本事故では事故発生から脱出開始までに最低でも6分[158]、全員脱出までに18分が経過している。航空評論家で元JAL機長の杉江弘は「時間がかかり過ぎている印象を受けた」と指摘している[159]

JALの機内安全ビデオに対する評価

[編集]

「乗客・乗員 奇跡の全員脱出」が達成された要因として、事故機の素材、乗務員の迅速かつ適切な行動[160]、乗客の理解、近くの地上スタッフの活躍[161][162]など多数挙げられる他、JALがエアバスA350型機や、国内線用ボーイング787の導入[163][164]に合わせて刷新していた機内安全ビデオ[165][166][167]が、本事故での脱出成功によって注目を浴びることとなった。

近年ではエールフランスのように自国の観光地を案内したり、ANAなどのように芸能・スポーツと合わせて設備を紹介するなどの「乗客に案内をより注視してもらうためのユニークな安全ビデオ」を導入する同業他社も増えているが[注 11]、JALではそのようなユニークさをあえて取り入れず、旧来の率直な内容を保守しつつ改善したCGアニメーション形式とした。

JALでは2016年に新千歳空港エンジン出火事故を起こした際、客室乗務員の指示に反して乗客が荷物を持って脱出しようとしたことで乗務員が荷物を取り上げるなどの手間を要して脱出に時間を要し、また、避難援助をすることができず、また3人の負傷者を出したことがあった[168][169][注 12]ことから、事故以降JALは旧安全ビデオに手荷物の持ち出し禁止や乗客へのスライド下での脱出援助の要請などの内容を盛り込んだ。その3年後に作られた新ビデオでは場面ごとにBGMを変えたり、また、「脱出時に、荷物は持たないでください!」("Leave your baggage when you evacuate!") と緊急脱出時に手荷物の持ち出しをより強い口調で禁じる場面があり、それによって生じるリスクも視覚的に解説するなど徹底した危険性の周知を行っている。

2016年のインシデントから8年経って発生した本事故では、機体が全焼する大事故にも関わらず搭乗していた乗客乗員全員が生還できた。航空ライターのJTジェンターは、「脱出成功の理由の一つとして、このビデオの緊急避難に関する丁寧な説明があったからなのでは」[170]とこの安全ビデオを高く評価している。

カンタス航空の機内安全ビデオに対する批判

[編集]

本事故から約4週間後の2024年1月26日、オーストラリアのカンタス航空が機内安全ビデオを刷新した。しかし、新しく作られたビデオには「マーケティングツール化している」との非難が殺到。マーケティングやエンターテインメントの要素を一切取り入れなかったJAL機のビデオとの比較がされたことが批判の要因となったとみられている。なお、事故を起こしたJAL機にはオーストラリア人の乗客も搭乗していたため、オーストラリアでは報道で大きく取り上げられた[171]

事故後の機内安全ビデオの刷新

[編集]

前述の通り、カンタス航空のビデオには批判が集まっていたが、7月7日に、ドバイエミレーツ航空が機内安全ビデオを刷新。本ビデオは、マーケティング要素を取り入れず、安全を強く意識したビデオとなっており、多くの利用者が好意的な反応を見せた。[172]

事故対応に対する反応

[編集]

日本の民間航空従事者の団体である航空安全推進連絡会議 (JFAS) は1月3日に声明を発表し、報道関係者やSNS利用者に対し、発信する情報について憶測や想像を排除し正確な情報のみを取り扱うよう求めた。また航空事故について警視庁が業務上過失致死傷罪の適用を視野に捜査を行う旨を表明し[173]運輸安全委員会調査結果を捜査や裁判の証拠として採用し関係者を刑事裁判で処罰することは、日本が批准する国際民間航空条約(シカゴ条約)で関係者の免責を前提に憂いなく証言や調査への協力を得て原因を深く追求し事故防止に活かす方針から逸脱する行為であるとして是正を求め、刑事捜査より事故原因の調査を優先することを強く要請した[174][175]

また日本の航空乗員労働組合の連合体である日本乗員組合連絡会議 (ALPA Japan) も声明を発表し、国際民間航空条約第13附属書に則り、再発防止を目的とする事故調査を罪や責任を課す刑事捜査などの司法行政手続きと分離することや、情報発信は確認された事実のみにとどめ、安易な発信を厳に慎むよう求めた[176]

財団による表彰

[編集]

7月11日、JALは2002年に設立された、民間航空の安全性向上に取り組む非営利国際組織「フライト・セーフティー財団」より、今年の「リチャード・クレーン賞」を受賞した。[1]

1985年8月に発生したJAL123便事故以降の継続的な安全推進や、本事故でのJAL側の死者0、組織的な学習と作業手順の厳格な遵守に基づいた永続的な安全文化が評価され、各国から多くの推薦を得ての受賞となった。

なおこの賞を日本の企業、団体が受賞するのは初めて。2004年に米国・コンチネンタル航空(現在はユナイテッド航空と統合)、2007年に台湾・エバー航空が受賞。JALは3社目の受賞航空会社となった。[177]

SNSにおける偽情報の拡散

[編集]

NHKによるインプレゾンビの分析で、X(旧Twitter)においてインプレッション数(閲覧数)に伴う収益を目的とした偽情報が海外のアカウントから多数投稿され、今回の事故に関する偽情報が少なくとも70件あり、250万回以上閲覧されていたことが明らかになった[178]

他にも、「事故はフェイク映像だ」といった偽情報を広めるアカウントが見られた。やはり動機はインプレッション数ではないかと指摘されている[179]

類似の事故

[編集]

滑走路上での衝突事故や、航空機火災で脱出した事例、類似のインシデントを挙げる。

滑走路上で衝突した事故

[編集]

大型機と小型機や車両等が滑走路上で衝突した事故として以下の様なものがある。また報道では以前の衝突事故の事例としてテネリフェ空港ジャンボ機衝突事故を挙げている[180]

火災が発生し乗客が脱出した事故

[編集]

離着陸に際して火災が発生し乗客が脱出した事故として以下の事例がある。

類似の事故・インシデント

[編集]

大事には至らなかったものの、NHKが運輸安全委員会の調査報告書を調べたところ、誤進入に関するインシデントはこの10年で23件あり、その9割は目視で誤りに気付いて事故を回避している[33]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ただし、日本航空機の搭乗者が死亡した機体全損事故としては同事故が最後であり、本事故の死亡者は全員が海上保安庁機側の搭乗者である。
  2. ^ 本機の原型機を開発したデ・ハビランド・カナダ (DHC) がボーイングへの売却を経てボンバルディア・エアロスペースへ売却され、ボンバルディアにおいて改良が行われた。名称も「DHC-8 シリーズ300」から「ボンバルディア ダッシュ8 Q300」となったが、DHC-8-Q300等の表現もなされる。
  3. ^ 脱出に際しては運航乗務員らが機内を見廻り、原則として機長が最後に機体最後尾左舷の非常口から降機する。
  4. ^ みずなぎ1号が駐機スポットから誘導路を通って移動し停止位置を過ぎて滑走路に進入する様子や、40秒後に着陸してきた516便が衝突して火柱が上がる様子も捉えられている。
  5. ^ 2009年3月23日に発生した成田空港貨物機着陸失敗事故でも、成田空港のターミナルビルに設置した各局の定点カメラによって事故の一部始終が撮影されている。
  6. ^ 平素は1年に1度定例で開催している。
  7. ^ 東京21時42分発新大阪0時3分着下りのぞみ269号と新大阪21時50分発東京0時11時着上りのぞみ262号。269号は新大阪駅手前で、262号は品川駅手前(並走する横須賀線西大井駅付近)で日付が変わる。また非常時に24時台以降に運行する場合、速度を落として運行されるが、269号の場合は既に新大阪駅到着に向けた減速段階にあり、262号は上り列車共通で新横浜駅品川駅間の武蔵小杉駅横須賀線ホームの横を通過)手前から速度を落とす為、通常時とほぼ変わらない所要時間で運行された。
  8. ^ 2023年歳末シーズンより3大ピーク期(年末年始春季大型連休お盆休み)は「のぞみ」の全列車、全車両について指定席とする運用が始まった。最初の適用期間は2023年12月28日から2024年1月4日まで。
  9. ^ 遵守事項の中には、
    • 急減圧などの緊急時の酸素の提供(酸素マスク)はペットにはないこと。
    • 緊急脱出時はペットを機内に置き去りにすること。
    などの条件がある。
  10. ^ ペットは「手荷物」である一方、介助犬は身障者の「自助具」であることから対応が分かれる。人命優先であり介助犬については必ず脱出させると保証はされていない。
  11. ^ 日本でも全日本空輸 (ANA) が2018年から2021年まで「歌舞伎」を題材にした安全ビデオを放映していた事例がある(契約上の都合で現在は放映を終了)“なぜ好評の「歌舞伎ビデオ」を変更? ANA「安全&降機ビデオ」3年ぶり刷新 ウラ側に密着”. 乗りものニュース. (2021年10月21日). https://trafficnews.jp/post/111781 2024年5月4日閲覧。 
  12. ^ 海外でもエールフランス358便アエロフロート1492便の事故で脱出時に乗客が手荷物を持ったことが問題視されており、後者の事故ではこの行為が人的被害を拡大させる原因にもなった。
  13. ^ 飛行計画は飽くまでも出発後の飛行経路等を確認するもので、出発すなわち離陸の許可ではない。ただしKMLオランダ航空機の運航乗務員は勤務時間制約や濃霧で滑走路が閉鎖される前に出発を焦って飛行計画承認で離陸可能と思い込んでいた可能性がある。

出典

[編集]
  1. ^ a b 【速報】海保の航空機の5人死亡 機長は重傷 衝突とみられる日本航空新千歳発羽田行き516便も羽田空港で炎上 乗客は全員避難との情報”. TBS NEWS DIG (2024年1月2日). 2024年3月12日閲覧。
  2. ^ a b 羽田空港における航空機火災による被害及び 消防機関等の対応状況(第4報)” (PDF). 消防庁 (2024年1月3日). 2024年1月12日閲覧。
  3. ^ a b 本山秀樹; 上地一姫; 小早川遥平 (2024年1月2日). “羽田空港滑走路でJAL機炎上、海保機と接触か 乗客全員脱出の情報”. https://www.asahi.com/articles/ASS1261NHS12OXIE020.html 2024年1月12日閲覧。 
  4. ^ JAL国内線時刻表 2024年1月9日 ~ 2024年2月29日”. 日本航空. 2024年2月29日閲覧。
  5. ^ a b “日航機、海保機と衝突炎上 379人全員脱出、隊員5人死亡―東京・羽田空港”. 時事ドットコム (時事通信社). (2024年1月3日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2024010200274&g=soc 2024年1月2日閲覧。 
  6. ^ “炎上したJAL機の乗客手荷物は200個、ペットを預けたのは2件「しっかりとケアしたい」”. 日刊スポーツ. (2024年1月3日). https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202401030001261.html 2024年1月12日閲覧。 
  7. ^ a b 羽田衝突事故、全乗員乗客脱出まで18分間でJAL機では何が?”. 航空新聞社 (2024年1月4日). 2024年1月11日閲覧。
  8. ^ JALのA350、13号機が18日就航 伊丹行きJL107便”. Aviation Wire. 2024年1月3日閲覧。
  9. ^ 3人以上で聞いていたが、管制官の指示を取り違えか…JAL機と衝突炎上の海上保安庁機”. 読売新聞オンライン. 読売新聞 (2024年1月5日). 2024年3月17日閲覧。
  10. ^ JAL機炎上事故で逮捕者は出る? 専門家は「捜査に1年以上かかる可能性も」”. デイリー新潮. デイリー新潮 (2024年1月16日). 2024年1月16日閲覧。
  11. ^ 海保機長、衝突事故の前日に中国公船警戒で7時間飛行…運輸安全委は当時の健康状態確認へ”. 読売新聞オンライン. 読売新聞 (2024年1月6日). 2024年1月16日閲覧。
  12. ^ “衝突した海保機、事故前24時間以内に震災対応で2回飛行=関係者”. ロイター通信. Thomson Reuters. (2024年1月5日). https://jp.reuters.com/world/japan/GFJU5P3EXBO5LMGCMXKL5SVXUM-2024-01-05/ 2024年1月5日閲覧。 
  13. ^ “【速報】羽田空港で日本航空機と接触した海上保安庁の航空機から 1人が脱出 5人安否不明”. FNNプライムオンライン. フジニュースネットワーク. (2024年1月2日). https://www.fnn.jp/articles/-/637784 2024年1月2日閲覧。 
  14. ^ “日本航空の機体炎上 海保機側の乗員6人のうち5人死亡”. NHK. NHK NEWS WEB. https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014307341000.html 2024年1月4日閲覧。 
  15. ^ “羽田空港で日航機が炎上 海上保安庁の航空機と接触か 山陰でも羽田便の欠航相次ぐ”. 山陰放送. TBS NEWS DIG. https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/922935 2024年1月4日閲覧。 
  16. ^ “【3日更新】JAL機、海保機と衝突し羽田空港で炎上 現在わかっていること 2021年導入の新鋭機「A350-900」13号機が担当”. 乗りものニュース. 株式会社メディア・ヴァーグ. https://trafficnews.jp/post/130274 2024年1月4日閲覧。 
  17. ^ JAL機着陸前に海保機が滑走路進入か 交信記録の解析急ぐ、運輸安全委”. 産経新聞. 産経新聞 (2024年1月3日). 2024年1月17日閲覧。
  18. ^ “東日本大震災から384日 再び現場へ” (pdf). かいほニュース (海上保安庁) (No.49): p. 1. (2012年5月1日). https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kaihonews/h24_0501/h24_0501.pdf 2024年1月12日閲覧。 
  19. ^ 羽田衝突事故「海保機に非搭載だった」と海外メディア報じる装置とは 欧米で義務化 日本は事故後も“沈黙””. 乗りものニュース (2024年1月15日). 2024年1月15日閲覧。
  20. ^ 海保機への滑走路進入指示、交信記録になく 羽田空港の日航機炎上で国交省が記録公表”. BBC. BBC (2024年1月4日). 2024年1月17日閲覧。
  21. ^ 海保機に進入許可なし 日航機には着陸許可 羽田事故の交信記録公表”. 東京新聞 TOKYO web. 東京新聞 (2024年1月4日). 2024年1月17日閲覧。
  22. ^ 海保機、滑走路進入許可なし=日航機には着陸許可―羽田事故で交信記録公表・国交省”. 時事通信ニュース. 時事通信 (2024年1月3日). 2024年1月17日閲覧。
  23. ^ 元機長・管制官が読み解く交信記録 海保機とJAL機衝突”. 朝日新聞DIGITAL. 朝日新聞 (2024年1月4日). 2024年1月17日閲覧。
  24. ^ 【全文掲載】国土交通省が当時の交信記録を公開 日本航空機と海上保安庁機の羽田衝突事故”. "TBS NEWS DIG". JNN (2024年1月3日). 2024年1月17日閲覧。
  25. ^ 【日航機・海保機衝突事故】公開された管制塔との交信記録の日本語訳(公開部分の全文)”. FNNプライムオンライン. FNNプライムオンライン (2024年1月3日). 2024年1月17日閲覧。
  26. ^ 元日に衝突炎上した日航機と海保機、管制の交信記録全文「東京タワー、こんばんは」”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ (2024年1月3日). 2024年1月17日閲覧。
  27. ^ 海保機に滑走路への進入指示は見当たらず 国交省が交信記録を公表”. 朝日新聞DIGITAL. 朝日新聞 (2024年1月3日). 2024年1月17日閲覧。
  28. ^ 国交省、羽田衝突事故で事故機等と管制交信記録公表”. 航空新聞社. 航空新聞社 (2024年1月4日). 2024年1月17日閲覧。
  29. ^ a b “JAL機炎上、そのとき何が 検証・羽田空港衝突事故”. 日本経済新聞. (2024年1月9日). https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/haneda-runway-collision/ 2024年1月24日閲覧。 
  30. ^ a b c 日本放送協会 (2024年1月3日). “【瞬間映像】乗客が撮影か 機内に白い煙のようなものが”. NHKニュース. 2024年1月3日閲覧。
  31. ^ JAL機パイロット、衝突後「ブレーキやハンドル機能せず」「機体が滑っている感覚」”. 読売新聞オンライン. 読売新聞 (2024年1月11日). 2024年1月11日閲覧。
  32. ^ 日本放送協会 (2024年1月3日). “羽田空港事故 交信記録やり取り詳細 “18分の避難”機内で何が | NHK”. NHKニュース. 2024年2月27日閲覧。
  33. ^ a b c d 羽田空港 衝突事故 緊急時、命を守る“判断”とは”. NHK クローズアップ現代 (2024年1月10日). 2024年2月20日閲覧。
  34. ^ 「早く出してください!」衝突炎上のJAL機 乗客が撮影した緊迫の機内”. テレ朝news. 2024年1月19日閲覧。
  35. ^ JAL機の衝突事故、海外メディアは全員脱出を「まさに奇跡」と報じる、手荷物を持たず整然と脱出、客室乗務員の冷静な判断を称賛”. トラベルボイス(観光産業ニュース). 2024年1月19日閲覧。
  36. ^ 【日航機炎上】元CA語る…乗客の命救った「90秒ルール」”. テレ朝ニュース. ANNネットワーク (2024年1月6日). 2024年1月16日閲覧。
  37. ^ a b 【随時更新】羽田空港事故 海保機長 “離陸許可”認識食い違い”. NHK NEWS WEB (2024年1月3日). 2024年1月12日閲覧。
  38. ^ “炎上JAL機 全員脱出の陰にあったANAスタッフの協力 SNSが称賛「会社が違っても助け合ってたんだ」「影のヒーロー」”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2024年1月5日). https://www.daily.co.jp/society/life/2024/01/05/0017196523.shtml 2024年1月5日閲覧。 
  39. ^ “JAL機炎上のもうひとつの懸念「預けられていた動物はいたのか」広報は「2件のお預かりがありました」”. Smart FLASH. (2024年1月3日). https://smart-flash.jp/sociopolitics/267800/1/1/ 2024年1月3日閲覧。 
  40. ^ 羽田で衝突炎上の海保機は鎮火、旅客機の消火活動は継続中”. 読売新聞オンライン (2024年1月2日). 2024年2月27日閲覧。
  41. ^ 日航機、海保機と衝突炎上=379人全員脱出、隊員5人死亡―東京・羽田空港”. 時事通信ニュース. 2024年2月27日閲覧。
  42. ^ 【独自】JAL機“炎上”で緊迫の現場 消火用の水が“残量低下”の異例事態も…“水中ポンプ”「スーパーポンパー」で海水を放水|FNNプライムオンライン”. FNNプライムオンライン (2024年2月2日). 2024年10月13日閲覧。
  43. ^ 羽田空港の滑走路近くで何らかの火災”. 日テレNEWS NNN. 日本テレビ (2024年1月2日). 2024年1月3日閲覧。
  44. ^ 羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会 中間取りまとめ(案)”. 国土交通省 (2024年6月24日). 2024年8月21日閲覧。
  45. ^ “海保機に滑走路進入や離陸の許可なし…羽田事故直前4分間の空港管制官の交信記録公表”. 読売新聞. (2024年1月3日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20240103-OYT1T50123/ 2024年1月12日閲覧。 
  46. ^ “海保機、滑走路進入許可なし 管制官の交信記録を公表―羽田空港衝突事故・国交省”. 時事通信. (2024年1月3日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2024010300384&g=soc 2024年1月12日閲覧。 
  47. ^ JALパイロット 海保の航空機「視認できなかった」羽田空港事故”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会 (2024年1月4日). 2024年1月12日閲覧。
  48. ^ 【羽田空港衝突事故・関連ニュースまとめ】海保機が滑走路内に約40秒停止か 停止位置を誤認していた可能性も調査など - YouTube JNN 2024年1月4日
  49. ^ 羽田空港事故 管制官 海保機に離陸順番1番と伝え許可と認識か”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会 (2024年1月5日). 2024年1月12日閲覧。
  50. ^ 羽田空港事故 交信記録やり取り詳細 “18分の避難”機内で何が”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会 (2024年1月3日). 2024年1月12日閲覧。
  51. ^ “海上保安庁「かけがえのない職員の命を失ったことは痛恨の極み」「事故の原因究明に努めていく」”. ABEMA TIMES. https://times.abema.tv/articles/-/10109074 2024年1月12日閲覧。 
  52. ^ 羽田空港における航空機火災による被害及び 消防機関等の対応状況(第2報)” (PDF). 消防庁 (2024年1月2日). 2024年1月12日閲覧。
  53. ^ “羽田空港は事故のC滑走路以外の利用を再開 国内線の発着はきょうは見合わせ”. テレ朝NEWS. テレビ朝日. https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000330841.html 2024年1月2日閲覧。 
  54. ^ “羽田航空機事故に岸田首相「使命感に敬意と哀悼の誠」…海保機は能登地震被災地への物資運搬が任務”. 讀賣新聞ONLINE. (2024年1月3日). https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240102-OYT1T50121/ 2024年1月3日閲覧。 
  55. ^ “JAL機炎上事故で逮捕者は出る? 専門家は「捜査に1年以上かかる可能性も」”. デイリー新潮. (2024年1月16日). https://news.yahoo.co.jp/articles/2366947c30abb1ea108c99fa26e7716289c98cd3?page=4 2024年1月17日閲覧。 
  56. ^ 内橋寿明; 木下翔太郎; 木原真希 (2024年1月5日). “羽田管制官「海保機の進入気づかず」 日航機衝突、国交省聴取に”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20240104/k00/00m/040/261000c 2024年1月9日閲覧。 
  57. ^ “海保機の乗員3人の死因判明 羽田衝突事故”. 毎日新聞. (2024年1月6日). https://mainichi.jp/articles/20240106/k00/00m/040/213000c 2024年1月12日閲覧。 
  58. ^ “羽田の滑走路は「今晩中に再開」 国交省会見”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. https://mainichi.jp/articles/20240102/k00/00m/040/399000c 2024年1月2日閲覧。 
  59. ^ Yoshikawa, Tadayuki (2014年1月3日). “エアバス、日本に専門チーム派遣 羽田事故で”. Aviation Wire. 2024年1月12日閲覧。
  60. ^ 羽田衝突事故、運輸安全委も海保機長聴取 CFRP機初の全損全焼”. Aviation Wire. 2024年3月13日閲覧。
  61. ^ Tom (2024年1月4日). “AAIB sends investigation team to Tokyo” (英語). FINN - The Aviation Industry Hub | FINN. 2024年1月10日閲覧。
  62. ^ Canadian safety watchdog pitching in on probe into fatal Japan Airlines crash” (英語). CTVNews (2024年1月4日). 2024年1月10日閲覧。
  63. ^ Leussink, Daniel (2024年1月5日). “運輸安全委、JAL機のフライトレコーダーは3日に回収 羽田の事故”. Reuters. https://jp.reuters.com/world/japan/P4N4WHMKWJKL7E7C3VRQVC3UJU-2024-01-05/ 2024年1月10日閲覧。 
  64. ^ 日航機のボイスレコーダーも回収”. Web東奥. 東奥日報社 (2024年1月6日). 2024年1月10日閲覧。
  65. ^ “米運輸当局、羽田事故で日本に支援提供へ 航空機の記録分析”. ロイター. (2024年1月5日). https://jp.reuters.com/world/us/XHGSK2QSDBJKBCAMQNBNNY7FIU-2024-01-04/ 2024年1月12日閲覧。 
  66. ^ a b 航空の安全・安心に向けた緊急対策”. 国土交通省 (2024年1月9日). 2024年1月12日閲覧。
  67. ^ “羽田空港事故で安全対策 管制「ナンバーワン」当面使用停止へ”. 首都圏 NEWS WEB (日本放送協会). https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240109/1000100877.html 2024年1月9日閲覧。 
  68. ^ 元航空管制官「新たなリスクを生んだ」羽田事故受け緊急対策“ナンバー1”使わず”. 報道ステーション. テレビ朝日 (2024年1月9日). 2024年1月16日閲覧。
  69. ^ 国交省、管制官とパイロットの交信に関する緊急会議を開催”. 日テレNEWS NNN on MSN. 日本テレビ (2024年1月30日). 2024年1月30日閲覧。
  70. ^ Supriya Singh (2024年2月6日). “国土交通省の労働組合が人員増を訴え-羽田空港での事故受け”. Bloomberg.com. 2024年2月7日閲覧。
  71. ^ 矢島大輔 (2024年2月6日). “国交労組が声明 「1人当たりの業務負担著しく増加」 羽田事故受け”. 朝日新聞. 2024年2月7日閲覧。
  72. ^ a b “日航機で預かったペット2件救出できず…乗客「見舞金と預け荷物弁済金は10万円ずつ」”. 読売新聞. 読売新聞オンライン. https://www.yomiuri.co.jp/national/20240104-OYT1T50011/?dicbo=v2-S7s0dk 2024年1月4日閲覧。 
  73. ^ 助川尭史; 共同通信 (2024年1月13日). “「命だけは助かった」でも…残された荷物はどうなった? 羽田の航空機炎上事故、避難した乗客が語る「その後」”. 47NEWS. 2024年1月14日閲覧。
  74. ^ 羽田空港での事故翌日にANAに搭乗 遅延のお詫びとして渡されたという心遣いが話題”. LIMO. LIMO くらしとお金の経済メディア (2024年1月15日). 2024年1月16日閲覧。
  75. ^ Yoshikawa, Tadayuki (2024年1月2日). “羽田空港、滑走路3本再開 2日の国際線15便が目的地変更”. Aviation Wire. 2024年1月12日閲覧。
  76. ^ a b 【速報】羽田長距離線の給油を成田で 航空機事故受け支援 仕事始め式でNAA社長言及 「安全運用の重みかみしめ」”. 千葉日報 (2024年1月4日). 2024年1月6日閲覧。
  77. ^ 羽田空港の火災 茨城空港に2便が着陸”. NHK NEWS WEB (2024年1月2日). 2024年1月12日閲覧。
  78. ^ 羽田空港で日航機が炎上し滑走路が閉鎖 中部空港では羽田に着陸予定の13便が到着”. CBC News. 中部日本放送 (2024年1月2日). 2024年1月12日閲覧。
  79. ^ JL166 (JAL166) Japan Airlines Flight Tracking and History 02-Jan-2024” (英語). FlightAware (2024年1月10日). 2024年1月10日閲覧。
  80. ^ 【日航機・海保機衝突事故】公開された管制塔との交信記録の日本語訳(公開部分の全文)”. FNNプライムオンライン (2024年1月3日). 2024年1月12日閲覧。
  81. ^ 日本航空 2日の羽田発着の全便欠航 全日空は国内線110便欠航”. NHK NEWS WEB. 2024年1月2日閲覧。
  82. ^ 全日空運航状況のご案内(国内線) 全日空、2024年1月2日
  83. ^ 鳥海高太朗 (2024年1月3日). “羽田空港、事故機の影響で滑走路が1本使えず大幅遅延が続出。羽田空港行きでは管制塔の指示で離陸時間を遅らす”. Yahoo!ニュース. 2024年1月12日閲覧。
  84. ^ JAL、羽田発ロンドン行き深夜便を中部経由に 滑走路の離陸性能制限で”. Traicy (2024年1月4日). 2024年1月12日閲覧。
  85. ^ JAL、羽田発ロンドン・パリ行きを成田経由に 滑走路の離陸性能制限で”. TRAICY (2024年1月3日). 2024年1月12日閲覧。
  86. ^ 羽田の滑走路閉鎖、成田で「テクニカルランディング」4件発生…追加給油のためわざわざ着陸”. 読売新聞 (2024年1月5日). 2024年1月6日閲覧。
  87. ^ 羽田空港、C滑走路再開後も約1ヵ月は都心上空ルートは使えず JAL機の滑走路逸脱で進入角指示灯(PAPI)が損傷”. sky-budget (2024年1月6日). 2024年1月12日閲覧。
  88. ^ 羽田空港のC滑走路・都心上空ルート運用及び国土交通省に対する申入れについて”. 千葉県総合企画部空港地域共生課 (2024年1月5日). 2024年1月12日閲覧。
  89. ^ 羽田空港のC滑走路運用再開について』(pdf)(プレスリリース)国土交通省航空局航空ネットワーク部首都圏空港課、2024年1月7日https://www.ntrack.mlit.go.jp/appx/240107_C-R%EF%BC%8FW.pdf2024年1月12日閲覧 
  90. ^ 国土交通省|報道資料|羽田空港において損傷していた一部施設の供用再開について”. 国土交通省. 2024年10月13日閲覧。
  91. ^ a b 【詳細】羽田 JAL ANA 計150便が欠航 新幹線は臨時列車”. NHK NEWS WEB (2024年1月2日). 2024年1月12日閲覧。
  92. ^ きょうも200便欠航 ANAは成田と地方を結ぶ臨時便運航 羽田空港の航空機衝突事故”. TBS NEWS DIG. TBSテレビ (2024年1月5日). 2024年1月6日閲覧。
  93. ^ 羽田空港 事故で閉鎖の滑走路が運用再開 発着回数平常どおりに”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会 (2024年1月8日). 2024年1月12日閲覧。
  94. ^ Yoshikawa, Tadayuki (2024年1月9日). “JAL、10日から全便運航 事故対応収束で”. Aviation Wire. 2024年1月12日閲覧。
  95. ^ a b 奥原慎平 (2024年1月4日). “新幹線は追加運転、LCC労組はスト中止 交通網混乱の危機を公共交通機関がカバー”. 産経新聞. 2024年1月6日閲覧。
  96. ^ 羽田空港の事故、Uターンラッシュを直撃 各地の空港で夜明かしも”. 朝日新聞 (2024年1月3日). 2024年1月6日閲覧。
  97. ^ 日航機衝突事故、能登半島地震 Uターンラッシュのピーク直撃”. 毎日新聞 (2024年1月3日). 2024年1月6日閲覧。
  98. ^ 240102 【2045変更】東京~新大阪間臨時列車のご案内 - JR東海
  99. ^ 東海道新幹線で臨時列車を運行へ 午後9時42分東京発の「のぞみ」など”. 京都新聞 (2024年1月2日). 2024年1月3日閲覧。
  100. ^ 東海道新幹線、1/2臨時「のぞみ262・269号」普通車は全車自由席に”. マイナビニュース. マイナビ (2024年1月2日). 2024年1月29日閲覧。
  101. ^ a b c d 渡部史絵 (2024年2月20日). “羽田衝突事故、鉄道・バス各社「臨時運転」の舞台裏”. 東洋経済新報. pp. 2-3. 2024年2月24日閲覧。
  102. ^ JR東海、東海道新幹線4本を臨時運行 “羽田便”欠航で混雑予想”. 日テレNEWS (2024年1月3日). 2024年1月12日閲覧。
  103. ^ 年末年始期間<のぞみ号全席指定>についてのお知らせ”. 2024年1月13日閲覧。
  104. ^ 羽田便の欠航受け JRが新函館北斗発東京行き新幹線臨時列車”. NHK NEWS WEB. 2024年1月3日閲覧。
  105. ^ JR東日本が北陸新幹線で追加運転、金沢発東京行き 羽田空港の航空機事故での減便に対応”. 新潟日報 (2024年1月3日). 2024年1月3日閲覧。
  106. ^ デジタル報道グループ (2024年1月3日). “「いいね」2万超 羽田空港JAL機事故でバス派遣 関東鉄道に賛辞”. 毎日新聞. 2024年1月3日閲覧。
  107. ^ 臨時列車運転のお知らせ”. 京浜急行電鉄. 2024年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月4日閲覧。
  108. ^ 京急、羽田空港発の列車を終電後に増発 衝突事故受け8日まで”. 神奈川新聞 (2024年1月4日). 2024年1月5日閲覧。
  109. ^ 羽田空港での到着便の遅延対応に伴う臨時列車の運行について”. 東京モノレール. 2024年1月4日閲覧。
  110. ^ “羽田事故 臨時列車などの対応で交通各社に感謝状 関東運輸局”. NHK NEWS WEB. (2024年2月27日). https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240227/1000102378.html 2024年2月28日閲覧。 
  111. ^ “新幹線さえあれば…衝突事故で混乱する航空会社と、羽田空港で感じた“飛行機頼み”の脆さ”. あいテレビ. (2024年1月8日). https://newsdig.tbs.co.jp/articles/itv/925548 2024年1月21日閲覧。 
  112. ^ 羽田空港での航空機火災の影響について - 日本郵便 2024年1月3日
  113. ^ 飛脚航空便のご利用について 佐川急便(2024年1月2日)
  114. ^ 炎上のJAL機、ペットを搭載 受託手荷物は約200個、貨物郵便はなし”. TRAICY (2024年1月3日). 2024年1月7日閲覧。
  115. ^ 日航機が羽田空港で炎上で日テレ、テレ朝、TBSは特番一時放送中断 フジはテロップ速報”. スポーツニッポン (2024年1月2日). 2024年1月3日閲覧。
  116. ^ “テレ朝「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」緊急報道のため、一部地域でバスケ対決のラスト放送されず 公式Xが「今後の対応」を報告”. サンケイスポーツ (株式会社産経デジタル). (2023年1月3日). https://www.sanspo.com/article/20240103-ZZECOLHXH5DGJGQDX5W4ARE5UQ/ 2023年1月3日閲覧。 
  117. ^ 『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!バスケットボール対決完全版』放送決定”. ORICON NEWS (2024年1月4日). 2024年1月6日閲覧。
  118. ^ 工藤博司 (2024年1月29日). “羽田事故後に自粛したJALのCMが復活 ラジオのスポンサー番組で放送、広報「総合的に判断し再開」”. J-CASTニュース. 2024年1月29日閲覧。
  119. ^ 日航機の損害額は150億円 羽田衝突事故で全損”. 毎日新聞 (2024年1月4日). 2024年1月6日閲覧。
  120. ^ 米AIGが幹事保険会社 羽田空港事故の日航機=関係筋”. ロイター (2024年1月4日). 2024年1月4日閲覧。
  121. ^ 機体焼失、日航株一時2.5%安 全員脱出評価で終値は上昇”. 共同通信 (2024年1月4日). 2024年1月6日閲覧。
  122. ^ 日本テレビ (2024年2月2日). “日本航空 滑走路閉鎖による影響“約20億円の減収””. 日テレNEWS NNN. 2024年2月3日閲覧。
  123. ^ 白木真紀 (2024年2月2日). “JAL、羽田事故C滑走路閉鎖の影響「軽微」 今期業績予想を維持”. ロイター通信. https://jp.reuters.com/markets/world-indices/FBHS3NBYXZPW3D7COICKJDWPLI-2024-02-02/ 2024年2月3日閲覧。 
  124. ^ JAL A350全損13号機抹消、-1000 2号機が新規登録 国交省航空機登録24年1月分”. Aviation Wire. 2024年2月12日閲覧。
  125. ^ JAL、エアバスとボーイングから42機導入 国際線にA350-900と787-9、国内線A321neo
  126. ^ JAL、エアバス社とボーイング社から42機の新型機導入を決定”. 2024年3月21日閲覧。
  127. ^ 海保羽田航空基地で当面航空機の運用を停止、再開の見通し立たず…隊員の精神的なケアも必要”. 読売新聞 (2024年1月11日). 2024年1月12日閲覧。
  128. ^ 海保、羽田基地航空機の運用停止 隊員ケアと安全体制確認へ”. 共同通信 (2024年1月11日). 2024年1月12日閲覧。
  129. ^ 「海保職員のメンタルケア優先」 日航機との事故受け、3管本部長”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞 (2024年1月31日). 2024年2月7日閲覧。
  130. ^ 羽田空港衝突事故で死亡の5人を追悼 海保が葬儀”. 東日本放送 (2024年3月2日). 2024年3月4日閲覧。
  131. ^ 羽田空港衝突事故から2か月 海保機乗組員5人の葬儀…別れ惜しむ”. 日本テレビ (2024年3月2日). 2024年3月4日閲覧。
  132. ^ 羽田衝突2か月:悲劇二度と 5人に誓う/海保乗組員公葬に300人参列」『読売新聞』朝刊2024年3月3日(社会面)2024年3月13日閲覧
  133. ^ ペット同乗可能な「スターフライヤー」も緊急時は『置いて行く』日航機衝突事故で注目集まる対応、海外の航空会社の回答は?”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2024年1月4日閲覧。
  134. ^ JAL機炎上のもうひとつの懸念「預けられていた動物はいたのか」広報は「2件のお預かりがありました」”. Smart FLASH. 光文社 (2024年1月3日). 2024年1月4日閲覧。
  135. ^ 飛行機に預けたチワワが熱中症で死ぬ 全日空「過失ない」に賛否両論”. J-CASTニュース (2013年8月13日). 2024年1月4日閲覧。
  136. ^ ペットと一緒に「空の旅」死亡リスクもあり要注意”. 東洋経済オンライン (2023年2月8日). 2024年1月4日閲覧。
  137. ^ 飛行機の「ペット輸送」に付きまとう死亡リスク 過去にはJALが訴訟沙汰、それでも継続の行く末とは”. Merkmal(メルクマール) (2023年5月28日). 2024年1月4日閲覧。
  138. ^ 奥原慎平 (2024年1月4日). “日航機事故で犠牲の2匹のペット 「緊急時は仕方ない」「一緒に逃げて」SNSで論争”. 産経ニュース. 2024年1月4日閲覧。
  139. ^ フジテレビ (2024年1月5日). “奇跡の脱出劇の裏に“90秒ルール”の原則 救えなかったペット2匹めぐって「機内持ち込み」議論も”. FNNプライムオンライン. 2024年1月5日閲覧。
  140. ^ JAL機炎上でペット犠牲受け「同伴搭乗」求める声が加速…“貨物扱い”禁止を求める署名は2日で1.6万人超え”. 女性自身. 光文社. 2024年1月4日閲覧。
  141. ^ Yoshikawa, Tadayuki (2024年1月4日). “ペット同乗便の緊急脱出「持って行けない」手荷物と同ルール適用”. Aviation Wire. 2024年1月12日閲覧。
  142. ^ 中山智 (2024年1月10日). “ペット(犬・猫)と同伴搭乗できる飛行機、海外には結構あります”. Ascii.jp. 角川アスキー総合研究所. 2024年1月12日閲覧。
  143. ^ FLY WITH PET!”. スターフライヤー. 2024年1月5日閲覧。
  144. ^ ぺットを機内に持ち込む際の遵守事項・ペット機内持込に関する同意書兼申込書”. スターフライヤー (2023年12月1日). 2024年1月5日閲覧。
  145. ^ a b スターフライヤー「ペット同伴」国内線全路線に拡大”. KBCニュース. 九州朝日放送 (2024年1月15日). 2024年1月15日閲覧。
  146. ^ 羽田衝突事故でJAL機内のペットが犠牲に…他社なら“救えた”のか? 海外では「一緒に搭乗」が普通も”. 乗りものニュース (2024年1月5日). 2024年2月27日閲覧。
  147. ^ 身体障がい者補助犬をお連れのお客さま”. JAPAN AIRLINES. 日本航空. 2024年1月16日閲覧。
  148. ^ 身体障がい者補助犬をお連れのお客様”. ANA. 全日本空輸. 2024年1月16日閲覧。
  149. ^ 身体障がい者補助犬をお連れのお客様”. STARFLYER. スターフライヤー. 2024年1月16日閲覧。
  150. ^ 機内からの緊急脱出、そのとき盲導犬は? #みんなのギモン”. 日テレNEWS. 日本テレビ. 2024年1月16日閲覧。
  151. ^ 全員脱出は「奇跡」「お手本のような対応」 米英メディアが称賛 羽田日航機事故”. 西日本新聞me. 2024年4月24日閲覧。
  152. ^ a b JAL機の衝突事故、海外メディアは全員脱出を「まさに奇跡」と報じる、手荷物を持たず整然と脱出、客室乗務員の冷静な判断を称賛”. トラベルボイス (2024年1月3日). 2024年1月12日閲覧。
  153. ^ 「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事”. CNN日本版 (2024年1月3日). 2024年1月12日閲覧。
  154. ^ “羽田衝突、JAL機全員脱出「日ごろの訓練のたまもの」8・12連絡会、美谷島事務局長/群馬”. 毎日新聞. (2024年1月5日). https://mainichi.jp/articles/20240105/ddl/k10/040/082000c 2024年1月12日閲覧。 
  155. ^ 海保・日航トップが事故後初会見で謝罪(2024年1月17日) - YouTube テレ東BIZ
  156. ^ 高橋豪 (2024年1月5日). “乗客脱出は「訓練以上」「プロの働き」 JAL、ANA社長が評価”. 朝日新聞. 2024年1月5日閲覧。
  157. ^ 【奇跡の救出劇】JAL機炎上事故…乗客を救ったCAの半分が新人だった!”. 現代ビジネス. 週刊現代 (2024年1月12日). 2024年1月16日閲覧。
  158. ^ 「緊迫の8分間」 JAL機乗客が衝突から脱出まで撮影…機体に炎 「肺突き刺す煙」充満【羽鳥慎一モーニングショー】(2024年1月5日)」ANNnewsCH、2024年1月5日。YouTubeより。
  159. ^ (時時刻刻)379人脱出、薄氷18分 翼から炎、CA大声「落ち着いて」 羽田空港事故”. 朝日新聞デジタル (2024年1月4日). 2024年1月10日閲覧。
  160. ^ 「乗員乗客全員」生還させたJAL乗務員の適切な避難誘導 羽田事故”. gooニュース. 2024年5月17日閲覧。
  161. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年1月7日). “全日空、脱出後の乗客をサポート 避難誘導、トイレ利用も”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年5月17日閲覧。
  162. ^ 「使命感で現場が奮い立った」羽田の飛行機炎上、ヒーローはJALだけじゃない JR、ANA、スカイマーク…ライバルが交通インフラを支えていた”. gooニュース. 2024年5月17日閲覧。
  163. ^ ボーイング787-8、10月27日東京(羽田)=大阪(伊丹)線就航” (2019-08月21). 2024年5月17日閲覧。
  164. ^ JAL、787国内線仕様機が就航 羽田-伊丹線、12月から福岡も”. Aviation Wire. 2024年5月17日閲覧。
  165. ^ 国際線・国内線の機内安全ビデオを9月1日からリニューアルします
  166. ^ 外国人観光客がJALの新しい機内安全ビデオに感心”. JALの旅コミュニティ trico(トリコ). 2024年5月2日閲覧。
  167. ^ 映像プロデュース実績 | JAL Brand Communications Co., Ltd.”. www.jalbrand.co.jp (2019年9月10日). 2024年5月5日閲覧。
  168. ^ 航空事故調査報告書 概要”. 運輸安全委員会 (2017年12月21日). 2024年3月6日閲覧。
  169. ^ JALの新千歳での脱出時の事故、乗務員の指示に従わない乗客が遠因に
  170. ^ “JALの機内安全ビデオ”を海外メディアが絶賛…「素晴らしい! 」「他社より明確」… “奇跡の全員脱出”に貢献した可能性も
  171. ^ sky-budget (2024年1月25日). “カンタス航空が新機内安全ビデオを公開も批判が続出 「奇跡の脱出」を成功させたJALのビデオが再注目される事態に | sky-budget スカイバジェット”. 2024年4月10日閲覧。
  172. ^ sky-budget (2024年7月7日). “エミレーツ航空、安全を強く意識した機内安全ビデオを公開 JAL機の事故以降変化の兆し | sky-budget スカイバジェット”. 2024年7月31日閲覧。
  173. ^ 【速報】警視庁が業務上過失致死傷容疑で捜査へ 羽田空港で日航機と海保の航空機衝突 5人死亡”. TBS NEWS DIG. TBSテレビ. 2024年1月5日閲覧。
  174. ^ “羽田空港事故、報道やSNS発信は「憶測・想像を排除して」 パイロットなどの民間団体が要望”. ITmedia NEWS. (2024年1月5日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/05/news079.html 2024年1月5日閲覧。 
  175. ^ 2024年1月2日に東京国際空港で発生した航空機事故に関する緊急声明” (pdf). 航空安全推進連絡会議 (2024年1月3日). 2024年1月4日閲覧。
  176. ^ 2024年1月2日発生の羽田空港における航空事故に関する緊急声明” (pdf). 日本乗員組合連絡会議 (2024年1月5日). 2024年1月6日閲覧。
  177. ^ JAL、航空安全貢献でリチャード・クレーン賞受賞 羽田JL516便全員脱出で推薦”. Aviation Wire. 2024年7月12日閲覧。
  178. ^ 能登半島地震の偽情報 海外から多く “インプレゾンビ”が”. NHK NEWS Web (2024年2月2日). 2024年2月10日閲覧。
  179. ^ なぜ「陰謀論」をSNSに投稿する人がいるのか?”. アゴラ (2024年1月15日). 2024年2月10日閲覧。
  180. ^ JAL機接触事故「旅客機乗員は90秒以内の脱出訓練」 識者が指摘”. 朝日新聞 (2024年1月2日). 2024年2月7日閲覧。
  181. ^ “新千歳の「JAL機緊急脱出」に潜むさまざまな危険 重要なCAの役回り”. (2016年3月6日). https://news.yahoo.co.jp/articles/fd72e64c2d74dc56108be3ac73615b4c4270be4b 2024年2月13日閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]