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羽島郡笠松町・羽島郡岐南町中学校組合立羽栗中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
羽島郡笠松町・羽島郡岐南町中学校組合立羽栗中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 羽島郡笠松町・羽島郡岐南町中学校組合
設立年月日 1947年
閉校年月日 1974年
共学・別学 男女共学
所在地 501-0421
岐阜県羽島郡岐南町伏屋1646[注釈 1]
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ウィキプロジェクト 学校
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羽島郡笠松町・羽島郡岐南町中学校組合立羽栗中学校(はしまぐんかさまつちょう・はしまぐんぎなんちょうちゅうがっこうくみあいりつ はぐりちゅうがっこう)は、かつて岐阜県羽島郡岐南町にあった公立中学校

概要

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羽島郡笠松町と岐南町の中学校組合立の中学校であり、校区は笠松町米野・江川・無動寺・中野・円城寺(旧・下羽栗村)、及び岐南町平島・野中・三宅・若宮地・伏屋(旧・上羽栗村)であり、下羽栗小学校東小学校の児童が進学した。

跡地は岐南町・笠松町社会教育施設[1][2](通称:羽栗グラウンド、羽栗施設)となっており、岐南町、笠松町の両町の町民が使用できたが、2022年(令和4年)に共有していた土地を笠松町が岐南町に売却。これにより岐南町の施設となり、岐南町社会教育施設に改称している。旧・体育館はそのまま施設の体育館として使用されていたが、老朽化もあり、岐南町総合体育館開館後に解体された。2018年現在、施設はグラウンドと公園となっており、公園内には羽栗中学校の跡地を示す記念碑がある。

この羽栗中学校の正式名称は文献により様々[注釈 2]であるが、ここでは、跡地である岐南町・笠松町社会教育施設の設置条例(2021年当時)に記述されている「羽島郡笠松町・羽島郡岐南町中学校組合立羽栗中学校」を正式名称として扱うこととする[2]

沿革

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  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 羽島郡上羽栗村下羽栗村の組合立中学校として、「上羽栗村下羽栗村中学校組合立羽栗中学校」として開校。校区は上羽栗村・下羽栗村。上羽栗村立上羽栗小学校下羽栗村立下羽栗小学校を仮校舎とする。
  • 1950年(昭和25年)4月1日 - 下羽栗村が笠松町に編入される。それに伴い、上羽栗村笠松町中学校組合立羽栗中学校に改称する。
  • 1951年(昭和26年)3月30日 - 現在地に新校舎(木造2階建)が完成。
  • 1956年(昭和31年)10月1日 - 同年9月26日に上羽栗村と八剣村が合併して新設された岐南村が町制施行、岐南町となる。これに伴い羽島郡笠松町・羽島郡岐南町中学校組合立羽栗中学校に改称する。
  • 1962年(昭和37年)2月15日 - 校舎を増築する。
  • 1966年(昭和41年)3月8日 - 屋内体育館が完成する。
  • 1973年(昭和48年)3月 - 最後の卒業式を行う。
  • 1973年(昭和48年)
  • 1974年(昭和49年)1月31日 - 羽島郡笠松町・羽島郡岐南町中学校組合が解散となり、正式に廃校。
  • 1975年(昭和50年)
    • 8月 - 校舎を売却する。
    • 10月1日 - 跡地を岐南町笠松町社会教育施設(野球場・テニスコート・屋内運動場)として整備する[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ 現・岐阜県羽島郡岐南町伏屋7丁目96。
  2. ^ 例として、羽栗中学校跡の記念碑では「笠松町岐南町中学校組合立羽栗中学校」と表記されている。
  3. ^ この時点では旧・下羽栗村の地域の生徒も岐南中学校に通学となる。この地域の生徒が笠松中学校への通学となったのは1985年からである。

出典

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  1. ^ 岐南町・笠松町羽栗社会教育施設の利用案内(笠松町)
  2. ^ a b 岐南町・笠松町社会教育施設設置条例” (PDF). 岐南町. 2021年10月27日閲覧。
  3. ^ 広報ぎなNo.124(昭和50年10月1日発行)

参考文献

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  • 『岐南町史 通史編』岐南町、1979年、p. 1375 - 1380 1484 - 1485
  • 『ふるさと笠松』ふるさと笠松編集委員会、1978年、p. 679 - 680
  • 『ふるさと 写真が語る岐南町の昔と今』写真集ふるさと編集委員会、1995年、p. 62 - 65

関連項目

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