義那道夫
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義那 道夫(ぎな みちお[1][2]、1933年6月19日[2][1] - 2013年3月)は、日本の元俳優。東京府生まれ[2] 、山梨県出身[1]。劇団新人会に所属していた[2][1][3]。本名同じ[2] 。
人物
[編集]俳優座研究所6期生[3]。同期に市原悦子がいた[4]。初舞台は『貴婦人故郷に帰る』の夫役[1]。1957年に研究所を卒業[1]。
1966年放送の『ウルトラQ』第16話「ガラモンの逆襲」ではセミ人間が化けた青年を演じた。この起用は、同話の監督だった野長瀬三摩地が、当時、新劇の役者をしていた義那を推薦したことによる。
フジテレビの関連会社に勤務していたことがあり、2001年からは東京都から屋久島に移住していた。
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- 刑事物語(1960年)[3]
- 娘の決闘(1960年)
- 忍者部隊月光 第54・55話「デッド音波作戦 - 前・後篇 - 」(1965年) - マキューラ十五号・黒場
- ウルトラQ 第16話「ガラモンの逆襲」(1966年) - 遊星人Q / セミ人間
- ウルトラマン第28話「人間標本5・6」(1967年)- 宇宙線研究所員 ※ノンクレジット
- レモンのような女 第3話「燕返しのサヨコ」(1967年)
- 特別機動捜査隊 第297話「第七天国」(1967年) - 中根
- しまった! 第5話「人の褌で相撲をとれ」(1968年)
映画
[編集]- 森は生きている(1956年)[3]
吹き替え
[編集]舞台
[編集]- ミンナ・フォン・バルンヘルム (1957年、劇団新人会) - 従僕二[5]
- マリアの首(1959年、劇団新人会) - 第一の男[6]
- 太鼓とらつぱ(1961年、劇団新人会) - スマグラー[7]
- 真田風雲録(1962年、劇団三期会・劇団新人会・劇団青年座・劇団仲間・俳優小劇場合同公演) - 織田有楽斉[8]
- さすらい(1964年、劇団新人会) - 一の首[9]
出典
[編集]- ^ a b c d e f g 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、261頁。
- ^ a b c d e 『文化人名録』《昭和43年版》日本著作権協議会、1968年。
- ^ a b c d e 『タレント名鑑』《NO1》芸能春秋社、1962年、31頁。
- ^ a b 『ウルトラマン研究読本』(洋泉社・2013年) p.181
- ^ レッシング「解説」『ミンナ・フォン・バルンヘルム』小宮曠三(訳)、岩波書店〈岩波文庫〉、1962年、204 - 205頁。ISBN 9784003240434。
- ^ 田中千禾夫『田中千禾夫戯曲全集』《第1巻》白水社、1967年、349頁。
- ^ 芸能学会(編)『芸能』1月号、芸能発行所、1961年、83頁。
- ^ 芸能学会(編)『芸能』6月号、芸能発行所、1962年、82頁。
- ^ 田中千禾夫『田中千禾夫戯曲全集』《第7巻》白水社、1967年、345頁。