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義道一円

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

義道 一円(ぎどう いちえん、宝暦12年(1762年)-天保5年(1834年))とは、江戸時代伊勢国桑名浄土真宗僧侶(長円寺住職)、折り紙作家[1]

来歴

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伊勢国桑名の長円寺11世住職。生没年は宝暦9年(1759年)-文政13年-天保元年(1831年)説もあり。号は魯縞庵。

連鶴が記載された世界最古の本『秘傳千羽鶴折形』を秋里籬島竹原春泉斎と共に寛政9年(1797年)に出版。

作品

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  • 『秘傳千羽鶴折形』 寛政9年(1797年)刊行
  • 桑府名勝志』6巻[2]、 寛政10年(1798年)刊行、桑名市指定文化財
  • 『桑府年代記』2巻[2]
  • 『桑府什宝記』3巻[2]
  • 久波奈名所図会』3巻、工藤麟溪絵、享和2年(1802年)刊行、桑名市指定文化財
  • 『公私文庫』2巻
  • 『古語園』[2]
  • 『縞庵随筆』5冊

参考文献

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脚注

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  1. ^ 久波奈古典籍刊行会 代表 堀田吉雄『影印校注版 久波奈名所圖會』 上巻 解題、1977年、147-152頁https://dl.ndl.go.jp/pid/9569808/1/79 
  2. ^ a b c d 影印校注版 久波奈名所圖會』 下巻 魯縞庵主著述目録、1977年、156頁https://dl.ndl.go.jp/pid/9569830/1/83 

外部リンク

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