義道一円
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義道 一円(ぎどう いちえん、宝暦12年(1762年)-天保5年(1834年))とは、江戸時代の伊勢国桑名の浄土真宗の僧侶(長円寺住職)、折り紙作家[1]。
来歴
[編集]伊勢国桑名の長円寺11世住職。生没年は宝暦9年(1759年)-文政13年-天保元年(1831年)説もあり。号は魯縞庵。
連鶴が記載された世界最古の本『秘傳千羽鶴折形』を秋里籬島、竹原春泉斎と共に寛政9年(1797年)に出版。
作品
[編集]- 『秘傳千羽鶴折形』 寛政9年(1797年)刊行
- 『桑府名勝志』6巻[2]、 寛政10年(1798年)刊行、桑名市指定文化財
- 『桑府年代記』2巻[2]
- 『桑府什宝記』3巻[2]
- 『久波奈名所図会』3巻、工藤麟溪絵、享和2年(1802年)刊行、桑名市指定文化財
- 『公私文庫』2巻
- 『古語園』[2]
- 『縞庵随筆』5冊
参考文献
[編集]- 大塚由良美 編著『桑名の千羽鶴』リバティ書房、1987年12月20日、168p. ISBN 4-947629-07-X
- 『久波奈名所圖會 上巻』(影印校注)久波奈古典籍刊行会、1977年。doi:10.11501/9569808 。
- 『久波奈名所圖會 中巻』(影印校注)久波奈古典籍刊行会、1977年。doi:10.11501/9569809 。
- 『久波奈名所圖會 下巻』(影印校注)久波奈古典籍刊行会、1977年。doi:10.11501/9569830 。
脚注
[編集]- ^ 久波奈古典籍刊行会 代表 堀田吉雄『影印校注版 久波奈名所圖會』 上巻 解題、1977年、147-152頁 。
- ^ a b c d 『影印校注版 久波奈名所圖會』 下巻 魯縞庵主著述目録、1977年、156頁 。
外部リンク
[編集]- 桑名の連鶴-「桑名の千羽鶴」 - 桑名市 市長公室 ブランド推進課
- 桑府名勝志 - 桑名市教育委員会 桑名市埋蔵文化財整理所
- 久波奈名所図会 - 桑名市教育委員会 桑名市埋蔵文化財整理所