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羊崎文移

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

羊崎 文移(ようざき ふみい、1973年3月8日 - 、本名・竹野文敏)は神奈川県出身の男性同人作家。

略歴

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著作活動として今日の話題社から漫画が複数出版されている[1]。2007年ごろからの創作活動は、文章によるドラマデータ集などを中心としたものになっている。自著『「七人の刑事」を探して』『「ダイヤル110番」元祖刑事ドラマ』において、現存していない七人の刑事の映像が、どこかに存在しているのではないかと主張し、その映像公開と放送再開を求めていた。その後、当時の関係者の善意の協力により「七人の刑事を探して」改訂増補を出版。改訂版はムック本でも引用され[2]考える人にて山田太一の評論も受ける事になる[3]。評論内の「これは限られた人だけが享受できる詩なのだ」という記述は連載をまとめた単行本「月日の残像」を書評した荒川洋治も引用した[4]

著作

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  • 王都物語(漫画、今日の話題社、2004年)
  • 暗闇の用心棒(漫画、今日の話題社、2004年)
  • 王都物語2(漫画、今日の話題社、2005年)
  • 異郷秘話(漫画、今日の話題社、2005年)
  • 王都物語3(漫画、今日の話題社、2005年)
  • 「七人の刑事」を探して1961-1998(文章、今日の話題社、2006年)
  • 兵器カノンを唄う(クレイアート、漫画、今日の話題社、2007年)
  • 「ダイヤル110番」元祖刑事ドラマ1957-1964(文章、今日の話題社、2007年)
  • 「特別機動捜査隊」物語の検証1961-1977(文章、今日の話題社、2009年)日本図書館協会選定図書[5]

出典

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  1. ^ 今日の話題社・書籍分類・その他
  2. ^ 田中稲、歯黒猛夫、吉松正人 『男泣き!刑事ドラマ天国 : 犯罪捜査のことはすべてテレビで学んだ!!』 ミリオン出版、2012年、120頁-127頁、ISBN 978-4813021711
  3. ^ 山田太一考える人新潮社、2010年秋号および単行本『月日の残像』 新潮社、2013年、183頁-186頁、ISBN 978-4103606086
  4. ^ 荒川洋治 「全体のための印象」『新潮社、2014年1月号
  5. ^ 週刊読書人」2009年9月11日号 日本図書館協会選定図書週報

外部リンク

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