織本道三郎
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織本 道三郎(おりもと どうさぶろう、1895年 - 1974年)は、日本の構造家・構造設計技術者・発明家・全国建築士事務所連合会(現:日本建築士事務所協会連合会)初代会長・織本建築設計計算事務所創立者。織本匠は義子。
来歴
[編集]1916年に、東京高等工業学校(現・東京工業大学)建築科を卒業し、鉄道省に入省した[1]。
1923年に織本建築設計計算事務所(現・織本総合建築設計)を下根岸に開設した[1]。
1962年に全国建築士事務所連合会初代会長に就任した[2]。
1974年に死去した[3]。
主な業績
[編集]- 1932年:巴鉄工所(現:巴コーポレーション)と共同でダイヤモンドトラスを開発[1]
- 1934年:建築用木材接合金具の発明(名称:O式ヂベル・クランプ)[特11774][4]
- 1958年:土木建築用鉄筋接合装置の発明[特公 昭33-10421][5]
著書
[編集]- 織本 道三郎『梁之計算及図表』東京丸善、1927年。
- 織本 道三郎『発明家織本道三郎』「発明家織本道三郎」刊行会、1956年。
脚注
[編集]- ^ a b c d 『すまいろん』2000年冬号、住宅総合研究財団、pp.57- 60
- ^ 日本建築士事務所協会連合会 編「日事連のあゆみ」『60周年に"あるべき姿"を求めて -次世代を生き抜く建築事務所の課題と日事連の役割- 日本建築士事務所連合会創立60周年記念誌』(PDF)日本建築士事務所協会連合会、2023年3月、46-47頁 。
- ^ 日本建築士事務所連合会創立50周記念誌 日事連の歩み pp.49
- ^ 「第3部 意匠制度120年史年表」『意匠制度120年のあゆみ』(PDF)特許庁意匠課、2009年3月、240-386頁 。(該当箇所は282頁)
- ^ 『土木学会誌』日本土木学会、1959年3月、pp.39