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総括

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

総括(そうかつ)とは、物事を一つにまとめ、締めくくること。事業の途中で行う場合、中間総括(中括)と呼ぶ。

  • 医療機関診療報酬請求時に請求書類をまとめて提出する一連の作業。近年はレセプト電算請求が主となったが、当時の名残としてこのように呼称する。全ての請求書類の数字をまとめて記載したものを総括表と呼ぶ。
  • 革新政党労働組合、学生組織などが、一つの闘争を行った段階あるいは大会の時期などに、それまでの活動をしめくくる意味で成果や欠点を明確にさせること[1]。一種の左翼用語で、運動に欠かせないものとなっている[1]
    • 上記のように左翼用語と思われがちだが、実際には保守、中道政党や企業、団体などでも活動を締め括り評価や改善点を明らかにする行為を指す用語として定着している。より現代風に言えばPDCAサイクルのCとAに該当する部分と言える。
    • 本来は上記の意味だが、1971年から1972年の連合赤軍山岳ベース事件では「死の制裁」として使用された[1]総括 (連合赤軍) を参照。

脚注

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  1. ^ a b c 「わかりやすい極左・右翼・日本共産党用語集 三訂」(警備研究会、立花書房、2008年)p153