綾乃
ドルニオク綾乃(どるにおくあやの、1988年2月10日 - )は日本の女優、オペラ歌手である。旧芸名は黒川 モモ(くろかわ モモ)。東京都出身。身長170cm。ソプラノ。
人物
[編集]東京都に生まれる。3歳からクラシックバレエを始める。フランス・マルセイユ、モナコにバレエ留学した。日本大学芸術学部演劇学科演技コース卒業。2014年パリ地方音楽院声楽科、専門課程卒業。声楽を神原誠、砂川涼子、近藤富佐子、Leontina Vaduva、David Harper、Eva Zwedberg 各氏に師事。
芸能経歴
[編集]高校在学中に、エリートモデルルックに応募し、ファイナリストに選ばれる。その後バレリーナを目指すために渡仏。
2006年に帰国し、日本大学に入学。在学中からダンスパフォーマンスで活動を始める。生西康典演出『星の行方』で主演し、雑誌『装苑』に「ニューカマーダンサー」として取り上げられるなど、注目を集める。
在学中から、映画や舞台で役者として活動。
21歳より本格的に声楽の勉強を始め、オペラの道へ。
オペラ舞台だけでなく、コンサートでも多くの経験を積む。長い間ダンスを学んだ経験から、舞台上での動き、観客とのコミュニケーションをとる自然な方法を学んだ。
2013年11月パリ、UCJF劇場にて『愛の妙薬』アディーナ役で出演。この公演は翌年3月にも再演され、大成功をおさめた。 2015年には、ポーランドのベートーベン・イースター・フェスティバルにて、オペラガラに出演。 2016年にはスペイン、サンタニ音楽祭にてオペラガラに出演。 草津国際夏期音楽アカデミーフェスティバルにてエリックサティ音楽喜劇「メドューサの罠」にフリゼット役で出演。 現在ベルリン在住。
出演歴
[編集]映画
[編集]- 美代子阿佐ヶ谷気分(ミヨコ役)
舞台
[編集]- 星の行方(2008年)- 主演[1]
- 舞台版・神聖喜劇(2009年)
- 朗読劇版・神聖喜劇(2010年)
- TPT「かもめ」(2010年) - ニーナ 役
- Momo,Momoko,Moe...(2010年)[2]
- やさしいライオン(2011年)[3]
- 既に光は暗い土の中に(2011年)[4]
- 浄化。(2011年)
- 洗い清められ(2012年)
- ベアトリーチェ・チェンチの肖像(2017年)ベアトリーチェ役
PV
[編集]- 「水のようだ」
- Nothing's Carved In Stone「Chain reaction」(2011年)
受賞歴
[編集]- 中国中央戯劇学院主催「第一回アジア演劇大学学生演劇祭」演技賞(2010年)
- 日本大学芸術学部学部長賞(2011年)
脚注
[編集]- ^ “「星の行方」パフォーマンス・アート”. Tokyo Artbeat. 2023年5月22日閲覧。
- ^ “『Momo, Momoko, Moe et……the silence between dreams』”. webdice. 2023年5月22日閲覧。
- ^ “やさしいライオン”. Dengeki. 2023年5月21日閲覧。
- ^ “既に光は 暗い土のなかに”. bodyartslabo.com. 2023年5月22日閲覧。
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ホームページwww.annayano.com