紺野敏文
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紺野 敏文(こんの としふみ、1938年 - 2019年4月15日)は、日本の仏像彫刻史学者。慶應義塾大学名誉教授。
略歴
[編集]東京生まれ。1962年慶應義塾大学文学部哲学科卒業。1979年同大学院文学研究科博士課程満期退学。 1980年奈良県教育委員会文化財保存課技師・主査。1984年慶大文学部助教授、1990年教授、2004年定年、名誉教授。 1998年以後、文化庁文化審議会文化財分科会専門委員として、文化財の国宝指定に関わる[1][2]。
2019年4月15日、脳梗塞のため神奈川県鎌倉市の病院で死去。80歳没[3]。
著書
[編集]単著
[編集]編・監修
[編集]- 『古寺めぐり百科 目的に合わせて楽しめる』(主婦と生活社, 1990年)
- 『日本の仏像大百科 第2巻 菩薩』(ぎょうせい, 1990年)
- 『仏像を旅する「奈良」 古代の伝統、文化・文化財』(至文堂, 1991年)
- 『神像の美 すがたなきものの、かたち。』(平凡社, 2004年)
論文
[編集]出典
[編集]- ^ 『日本彫刻史の視座』(中央公論美術出版, 2004年)
- ^ 『奈良の仏像』(アスキー新書, 2009年)
- ^ “紺野敏文氏死去/慶応大名誉教授”. 四国新聞社. (2019年4月19日) 2019年4月21日閲覧。