細野哲弘
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細野 哲弘(ほその てつひろ、1952年12月14日 - )は、日本の通産官僚、経営者。株式会社JECC代表取締役社長、中東調査会常任理事。岐阜県出身。過去に、資源エネルギー庁長官、特許庁長官を歴任。石油天然ガス・金属鉱物資源機構理事長。
人物
[編集]京都大学経済学部卒業後、通商産業省に入省。同期には、衆議院議員の岡田克也、北海道知事の高橋はるみ、経済産業審議官の岡田秀一がいる。
2011年8月12日、経済産業省の人心一新により、資源エネルギー庁長官を早期勧奨退職。
経歴
[編集]- 1976年(昭和51年)3月 - 京都大学経済学部卒業
- 1976年(昭和51年)4月 - 通商産業省入省(中小企業庁調査課)
- 1978年6月 生活産業局通商課総括係長
- 1980年5月 産業政策局総務課総括係長
- 1981年11月 資源エネルギー庁省エネルギー対策課総括
- 1983年5月 科学技術庁原子力局政策課原子力法令制度審議室長補佐
- 1985年4月 外務省在マレイシア日本国大使館一等書記官
- 1988年5月 貿易局総務課法令審査委員
- 1989年5月 通商政策局総務課法令審査委員
- 1990年(平成2年)6月 - 中小企業庁小規模企業部上席小規模企業指導官
- 1991年(平成3年)6月 - 産業政策局商政課商務室長
- 1993年(平成5年)4月 - 在ドイツ日本国大使館参事官
- 1996年(平成8年)9月 - 貿易局為替金融課長
- 1997年(平成9年)6月 - 産業政策局流通産業課長
- 1999年(平成11年)6月 - 通商政策局国際経済部国際経済課長
- 2000年(平成12年)6月 - 通商政策局総務課長
- 2001年(平成13年)1月 - 通商政策局通商政策課長
- 2001年(平成13年)6月 - 資源エネルギー庁資源・燃料部政策課長
- 2002年(平成14年)7月 - 資源エネルギー庁資源・燃料部長
- 2004年(平成16年)6月 - 資源エネルギー庁次長
- 2006年(平成18年)7月 - 製造産業局長
- 2009年(平成21年)7月 - 特許庁長官
- 2010年(平成22年)8月 - 資源エネルギー庁長官
- 2011年(平成23年)8月 - 退官
- 2012年(平成24年)5月 - みずほコーポレート銀行顧問[1]
- 2015年(平成27年)6月 - 公益財団法人中東調査会常任理事[2][3]
- 2016年(平成28年)6月 - 株式会社JECC代表取締役社長[4]
- 2018年 (平成30年) 4月 - 石油天然ガス・金属鉱物資源機構理事長
- 2023年(令和5年)6月 ‐ 一般財団法人日本特許情報機構理事長
同期
[編集]- 岡田克也(衆議院議員、民進党代表、民主党代表、民主党代表代行、民主党幹事長、副総理、外務大臣)
- 高橋はるみ(参議院議員、北海道知事)
- 伊藤隆一(新エネルギー・産業技術総合開発機構理事、新エネルギー財団副会長)
- 岡田秀一(経済産業審議官)
- 伊沢正(駐ウクライナ大使)
- 寺坂信昭(原子力安全・保安院長)
- 長谷川榮一(13年内閣総理大臣補佐官・08年中小企業庁長官)
- 加藤文彦(13年駐ウズベキスタン大使)
脚注
[編集]公職 | ||
---|---|---|
先代 鈴木隆史 |
特許庁長官 2009年7月14日 - 2010年8月23日 |
次代 岩井良行 |
先代 石田徹 |
資源エネルギー庁長官 2010年8月23日 - 2011年9月1日 |
次代 高原一郎 |