細根山
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細根山 | |
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標高 | 36 m |
所在地 | 愛知県名古屋市緑区鳴海町字細根 |
位置 | 北緯35度04分25秒 東経136度58分21秒 / 北緯35.07361度 東経136.97250度 |
細根山の位置 | |
プロジェクト 山 |
細根山(ほそねやま)は、愛知県名古屋市緑区鳴海町字細根にある山[1][2]。
概要
[編集]標高36mほどの小さな山で、山は森林(竹林)で覆われている。
山の一帯は「オアシスの森」として一般に開放されており、山頂を経由する散策用の園路が整備されている[2]。
歴史
[編集]細根山の一帯はかつて「小山園」と称する下郷家の別荘地であった[1]。小山園は江戸時代中期より整備が進められ、松尾芭蕉も訪れたという[1]。
小山園の特に景観の良い箇所を十四景として選別し、江戸時代の尾張名所図会にも「細根山 一名小山園」として掲載されていた[1][3]。
1959年(昭和34年)9月の伊勢湾台風の影響で小山園の建物はほぼ倒壊して現存せず、その後園の一部は宅地(URの鳴海団地など)として開発されたが、三吟塚や湛然堂(址)、妙音池、菅神廟(細根天満宮)など現代に残っているものもいくつか存在する[1][2]。
ギャラリー
[編集]-
三吟塚
(2020年(令和2年)5月) -
供養塔
(2020年(令和2年)5月) -
妙音池
(2020年(令和2年)5月) -
寂照庵跡
(2020年(令和2年)5月) -
細根山オアシスの森 散策路
(2020年(令和2年)5月) -
天満宮参道
(2020年(令和2年)5月) -
天満宮拝殿
(2020年(令和2年)5月) -
天満宮本殿
(2020年(令和2年)5月) -
山の神
(2020年(令和2年)5月) -
かりと様
(2020年(令和2年)5月)
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e “芭蕉と鳴海の古刹コース(裏面) 史跡・文化財・その他散策案内”. 名古屋市緑区. 2020年8月25日閲覧。
- ^ a b c “江戸時代の緑区”. 名古屋市緑区. 2020年8月25日閲覧。
- ^ 尾張名所図会 前編 巻5 愛智郡(国会図書館デジタルコレクション - https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/764884 )