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細川定輔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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細川 定輔
時代 戦国時代 - 安土桃山時代
生誕 不明
死没 不明
改名 定輔→宗桃(号)
官位 備後守
主君 長宗我部国親元親
氏族清和源氏足利氏流細川庶流
父母 父:細川国隆
備前守頼定
娘(香宗我部秀通室)
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細川 定輔(ほそかわ さだすけ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将長宗我部氏の家臣。土佐国長岡郡栗山城主。出家して宗桃と称す。

略歴

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細川国隆の子として生まれる。十市細川氏は管領細川頼之の後裔であり、長岡郡十市栗山城を居城としたので、十市姓も称した[1]

天文18年(1549年)頃に国隆は長宗我部国親に降り、以後十市細川氏は長宗我部家の重臣として活躍するが、国隆の跡を継いだ定輔は娘を香宗我部秀通に嫁がせ、香宗我部氏とも縁戚関係を結んでいる[1]

永禄4年(1561年)頃、土佐郡神田城を手中に収めた長宗我部元親は定輔を城主とし、同6年に本山氏朝倉城を焼いて退去すると、元親は定輔を主将として城を守備させた[1]

こうして元親の土佐統一に貢献した定輔は天正2年(1574年)、幡多郡平定にあたり吉奈城主となり、四国統一に際しては阿波の海部、伊予の北川・高森の陣に参戦して功を立てた。定輔が吉奈城主となってからは長子の備前守が十市城に在城し、次子の頼定は池城主となった[1]

脚注

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  1. ^ a b c d 山本大小和田哲男『戦国大名家臣団事典 西国編』新人物往来社、1981年8月25日、227頁。ISBN 9784404010766