コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

細川亀市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

細川 亀市(ほそかわ かめいち、1905年明治38年)3月2日[1] - 1962年昭和37年)4月5日)は日本の法学者歴史学者。元法政大学教授、元専修大学教授。専門は法制史社会経済史

略歴

[編集]

香川県三豊郡麻村(現三豊市)に生まれる[1]1928年3月、法政大学専門部第二部政治経済科卒業[2]

1933年から法政大学で法制史[1]を講義[3]し、1936年に教授に就任する[3]1945年、『日本制史論』で法政大学から法学博士学位を授与される[4]

1947年公職追放されるが、1951年に解除される。1955年、専修大学教授に就任する。

著書

[編集]
  • 『明治初年の一向一揆』(和同社、1929)
  • 『日本寺院經濟史論 中世寺領の研究』(啓明社、1930)
  • 『日本原始共産体の研究』(白揚社、1931)
  • 『農奴社会史考』(白東社、1932)
  • 『日本寺領庄園経済史』(白揚社、1932)
  • 『日本上代仏教の社会経済』(白揚社、1932)
  • 『日本佛敎経済史論考』(白東社、1933)
  • 『日本中世寺院法總論』(大岡山書店、1933)
  • 『寺領庄園の研究』(東方書院、1934)
  • 『上代貨幣経済史』(森山書店、1934)
  • 『日本経済史の諸問題』(叢文閣、1935)
  • 『寺社領庄園制度史』(東学社、1936)
  • 『日本固有法研究』(南郊社、1936)
  • 『日本政治史』(南郊社、1937)
  • 『隣保制度史』(白揚社、1939)
  • 『日本固有法の展開』(巌松堂、1939)
  • 『日本法制史要講』(時潮社、1941)
  • 『鎌倉幕府と江戸幕府』(日本放送出版協会、1941)
  • 『近代日本外交史研究』(時潮社、1942)
  • 『日本法制史大綱』(時潮社、1943)
  • 『日本法理叢書 第20輯・第21輯・第22輯』(日本法理研究会、1943)
  • 『日本固有法の精神』(大日本雄弁会講談社、1943)
  • 『日本法の制度と精神-史的研究』(青葉書房、1944)
  • 『日本近代法制史』(有斐閣、1961)

参考文献

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ a b c 『法政大学校友名鑑』法政大学校友名鑑刊行会、1941年5月25日、137頁。NDLJP:1461443/108 
  2. ^ 『法政大学校友名鑑』法政大学校友名鑑刊行会、1941年5月25日、164頁。NDLJP:1461443/208 
  3. ^ a b 『人事興信録 第15版 下』人事興信所、1948年9月1日、ホ5頁。NDLJP:2997935/165 
  4. ^ Cinii Dissertations”. 国立情報学研究所. 2022年12月6日閲覧。

関連論文

[編集]