紗羅まひろ
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小学館の『少女コミック』にて『恋の飼い方』、『天然妄想使用中』等の作品を発表後、2005年12月、『ChuChu』(小学館)へと移籍。
『ChuChu』2006年1月号にて「聖ワルキューレ同盟」の連載を開始したが、第1話の掲載のみで突如連載中止となる。この連載中止について、小学館側からは具体的な理由は何も説明されず[1]、その後も紗羅が『ChuChu』に復帰することは二度となかった[2]。
その一方で、『ChuChu』2006年2月号が発売される以前に、紗羅は小学館を去る真実の理由をファンレターの返事でのみ語った(紗羅によると実際に小学館を去ったのは2005年の12月である)。それによると、デビュー当時から三人の担当者に何度も到底理解しがたい言葉の数々、行動を繰り返され、そのつど不満や自分の先行きに不安が募っていったためである。さらにその理由の一つに、「悪循環だとわかっていても、無難な作家を残していくしかない」という担当者の言葉、編集部のやり方があった、と語っている。
「何度でも他の出版社さんに漫画を投稿して、出直そうと思っている」と語った紗羅は、その後、講談社の『なかよしラブリー』2007年3月春の号にて読み切りを発表。しかしこれ以降、現在に至るまで新たな作品の発表は見られていない。
刊行作品
[編集]- 恋の飼い方
- 天然妄想使用中
- 挑発ベイビー
オムニバス作品
[編集]- 誘惑〜逆らえない欲望〜
脚注
[編集]- ^ 同連載の第2話が掲載される予定だった『ChuChu』2006年2月号の目次には、「『聖ワルキューレ同盟』は、紗羅先生の都合により連載を中断させていただきます。」とだけ記されていた。
- ^ この事件の後、『Chuchu』はわずか4年で休刊(事実上の廃刊)となった。
- ^ 小学館コミック:紗羅まひろ(2012年10月26日閲覧)