約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語
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約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語 | |
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監督 | ニキ・カーロ |
脚本 |
ニキ・カーロ ジョーン・シェッケル |
原作 | エリザベス・ノックス |
製作 |
ローリー・パーカー ニキ・カーロ ロビン・レイン ルディ・ボーケン パスカル・ユデレウィッツ |
製作総指揮 |
チカ・ベナダヴァ ジェレミー・バーデク 稲葉正治 ナディア・カムリッチ ジーン・フランソワ・クレイン エイドリアン・ポリトウスキー |
音楽 | アントニオ・ピント |
撮影 | ドゥニ・ルノワール |
編集 | デヴィッド・コウルソン |
配給 | 東北新社 |
公開 |
2009年11月12日 2010年10月23日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 |
ニュージーランド フランス |
言語 | 英語 |
『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』(英: A Heavenly Vintage, 仏: The Vintner's Luck)は、2009年の映画。
概要
[編集]フランスとニュージーランドの合作で作られた。ワイン醸造家のワイン造りをテーマに扱った歴史ファンタジー映画である。なお、舞台はフランスのブルゴーニュで、主演のジェレミー・レニエはベルギー出身のフランス語圏での出演がメインだが、同作品は英語で製作されており、レニエは初めての英語主演作品となる[1]。ワイン醸造家とワイン造りを中心にたフランス革命前夜の19世紀(映画舞台の設定は1808年から始まる[2])を取り扱った映画である。原作はニュージーランドのエリザベス・ノックス(en:Elizabeth Knox)、監督はニュージーランドのニキ・カーロ。日本での配給は2010年に東北新社が行った。
プロット
[編集]ワイン醸造家として、生きていたソブランは、畑を持ち「誰も味わった事がない」自らのワインを作る事を夢見ていた。天使ザスのお告げを受けて、育たないとされてきた尾根にブドウの木を植えたソブランは、努力・汗・土・情熱をかけて不可能と言われた尾根でのブドウ栽培を成し遂げ、ワイン造りに成功する。試飲に成功しチャンスを手にしたソブランだったが、有頂天の最中、天使に「それは違う」と否定の言葉を告げられる。ブドウの木は病気にかかり、全てを失ったソブランは、ワイン造りについて自問する事になる[3][4]
キャスト
[編集]- ソブラン・ジョドー - 演ジェレミー・レニエ
- 天使ザス - 演ギャスパー・ウリエル
- 妻セレスト - 演ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
- オーロラ・ド・ヴァルデー男爵婦人(伯爵の姪) - 演ヴェラ・ファーミガ
- ヴリー伯爵 - 演パトリス・ヴァロタ(en:Patrice Valota)
- レジー神父 - 演エリック・ゴードン
スタッフ
[編集]- 監督 ニキ・カーロ
- 原作 エリザベス・ノックス「The Vintner's Luck」
- 脚本:ニキ・カーロ、ジョーン・シェッケル
出典
[編集]- ^ 約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語坂和章平
- ^ 約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語映画-Movie Walker
- ^ 約束の葡萄畑 -あるワイン醸造家の物語Youtube 公式予告編
- ^ 約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語超映画評論 前田有一
関連項目
[編集]- フィロキセラ - ブドウ樹の葉や根にコブを生成してブドウ樹の生育を阻害し、やがて枯死に至らせる昆虫。作品の舞台たる19世紀フランスに流行した(19世紀フランスのフィロキセラ禍)。