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紀田長

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

紀 田長(き の たおさ/たなが、生没年不詳)は、奈良時代貴族大納言紀船守の子。官位正五位下長門守

経歴

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桓武朝初頭の延暦2年(783年)正月に従五位下叙爵し、2月に主計頭任官するが、7月には伊予介として地方官に転じた。その後も、延暦9年(790年長門守と地方官を歴任し、この間の延暦7年(788年)従五位上に昇叙されている。のち時期は不明ながら、位階正五位下に至った。

官歴

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続日本紀』による。

系譜

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  • 父:紀船守[2]
  • 母:不詳
  • 生母不詳の子女
    • 男子:紀野永[3]
    • 男子:紀御園[1]
    • 男子:紀永直[3]

脚注

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  1. ^ a b 『日本三代実録』貞観2年2月25日条
  2. ^ 『尊卑分脈』
  3. ^ a b 鈴木真年『諸系譜』第1冊,紀朝臣(宝賀[1986: 455])

参考文献

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