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紀宇美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
紀 宇美
時代 奈良時代
生誕 不明
死没 天平勝宝5年10月5日753年11月4日
官位 従四位下左衛士督
主君 聖武天皇孝謙天皇
氏族 紀氏
父母 父:紀麻呂
兄弟 宿奈麻呂、男人宇美
奈賀岐娘
広純
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紀 宇美(き の うみ)は、奈良時代貴族大納言紀麻呂の子。官位従四位下左衛士督

経歴

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聖武朝初頭の神亀3年(726年従五位下叙爵天平10年(738年)5月右少弁官職にあった際、右大臣橘諸兄に従って伊勢大神宮神宝を奉献し[1]、同年閏7月右中弁に昇進する。翌天平11年(739年)従五位上。天平17年(745年正五位下、天平19年(747年)正五位上、天平20年(748年従四位下に叙せられるなど、聖武朝末に急速に昇進を果たした。またこの間に、讃岐守左衛士督などを務めている。

孝謙朝天平勝宝5年(753年)10月5日卒去。最終官位散位従四位下。

官歴

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続日本紀』による。

系譜

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脚注

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  1. ^ 『続日本紀』天平10年5月24日条
  2. ^ a b c 『続日本紀』宝亀11年3月22日条

参考文献

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