糀谷駅
糀谷駅 | |
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駅舎(2016年8月) | |
こうじや Kōjiya | |
◄KK11 京急蒲田 (0.9 km) (1.0 km) 大鳥居 KK13► | |
所在地 | 東京都大田区西糀谷四丁目13-19 |
駅番号 | KK12 |
所属事業者 | 京浜急行電鉄 |
所属路線 | ■空港線 |
キロ程 | 0.9 km(京急蒲田起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
25,259人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)6月28日 |
糀谷駅(こうじやえき)は、東京都大田区西糀谷四丁目にある、京浜急行電鉄空港線の駅である。駅番号はKK12[1]。
年表
[編集]- 1902年(明治35年)6月28日 - 京浜電気鉄道の穴守線(現空港線)として蒲田駅(現京急蒲田駅) - 穴守駅(現穴守稲荷駅)の開通と同時に開業。
- 1992年(平成4年)4月26日 - 駅舎改築工事完了。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 羽田駅(現天空橋駅)延伸開業に合わせて、都心方面との直通運転開始。
- 1994年(平成6年)12月10日 - ホーム有効長の8両編成対応延長工事が完了[2]。
- 2005年(平成17年)12月1日 - 京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗により、駅舎を仮駅舎に移設。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2010年(平成22年)5月16日 - 京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗により、上り線ホーム高架化[3][4]。同時に京急蒲田駅 - 大鳥居駅が単線並列区間となる。同時にダイヤ改正が実施され、エアポート急行(現:急行)の停車駅となる[4]。そして、京急で初の白色LED発車標を設置した。(改札は旧ディスプレイ式)
- 2012年(平成24年)10月21日 - 京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗により、下り線ホーム高架化完成[5]。同時に、単線並列区間が当駅まで短縮される。
- 2017年(平成29年)3月 - 京急蒲田駅付近連続立体交差事業完了[6]。
駅名の由来
[編集]駅名は開業当時の地名「糀谷」による。「糀谷」は東糀谷と西糀谷に東西分割されたため、地名としての「糀谷」は現存しない。「糀谷」の名称は当駅の他、「糀谷商店街」「糀谷幼稚園」「大田区立糀谷小学校」「大田区立糀谷中学校」といった施設などの名称に名残がみられる。ちなみに、北糀谷は「糀谷」から分割された地域ではなく「北糀谷町」という名称で元から独立している地域である。
駅構造
[編集]かつては地上駅部分のみで、南北のホームはこれまで跨線橋で連絡していたが、空港線京急蒲田 - 大鳥居間の連続立体交差事業の進捗に伴い2008年9月25日に撤去されたため、改札内での各ホーム間の移動は一時的に不可能となった。2012年10月21日に現在の形となり、改札内でのホーム間の移動も可能となった[7]。改札口は羽田空港寄りに設置されている[7]。
京急蒲田 - 当駅間は単線並列区間となっているが、2012年の下り線高架化時に当駅と京急蒲田駅の間に分岐器(シーサスクロッシング)が挿入されたため、当駅のホームそのものは方向別運用となっている。なお、現在の「単線並列」と言われる区間は京急蒲田駅構内である。2010年の上り線先行高架化時は単線並列区間が京急蒲田駅 - 大鳥居駅間となっており(大鳥居駅の京急蒲田寄りのシーサスクロッシングを使用していた)、1階の1番線に本線基準で下りとなる列車(京急川崎・横浜方面行きと品川方面からの羽田空港行き)が、2階の2番線に本線基準で上りとなる列車(品川方面行きと京急川崎・横浜方面からの羽田空港行き)がそれぞれ発着していた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 空港線 | 下り | 羽田空港方面 |
2 | 上り | 品川方面 / 横浜方面 |
-
改札口(2023年2月)
-
ホーム(2023年2月)
-
地上2線当時のホーム(2004年12月)
-
中央口(羽田空港方面専用、2009年9月)
-
2009年9月時点での高架化工事の状況
-
高架化された2番線ホーム(2010年8月)
利用状況
[編集]2022年度の1日平均乗降人員は25,259人[京急 1]で、京急線全72駅中22位。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[9] |
1日平均 乗車人員[10] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)9,811 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)9,691 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)9,605 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)9,721 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)9,907 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)9,967 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)9,775 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)9,411 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 9,337 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 9,303 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 9,614 | [* 11] | |
2001年(平成13年) | 9,710 | [* 12] | |
2002年(平成14年) | 9,778 | [* 13] | |
2003年(平成15年) | 20,320 | 10,082 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 20,578 | 10,219 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 21,118 | 10,493 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 21,845 | 10,866 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 22,452 | 11,156 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 23,138 | 11,493 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 22,626 | 11,233 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 22,294 | 11,076 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 21,862 | 10,855 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 22,369 | 11,110 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 23,512 | 11,666 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 23,834 | 11,811 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 24,909 | 12,333 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 25,429 | 12,614 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 26,918 | 13,326 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 27,990 | 13,849 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 28,843 | 14,227 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[京急 2]21,707 | ||
2021年(令和 | 3年)[京急 1]23,106 | ||
2022年(令和 | 4年)25,259 |
駅周辺
[編集]周辺は住宅地で、駅前の空間は南北共に狭い。東側に線路と交差して伸びる、おいで通り糀谷商店会があり、テレビドラマやCMのロケーション撮影に使用されることがある。北側には朝6時からの営業と黒湯の温泉で知られる銭湯「幸の湯」がある。
当駅の高架化(京急蒲田駅付近連続立体交差事業)に合わせて駅の南側(空港線と環八通りに挟まれた区画)で再開発が計画され、2017年3月に竣工した[11]。
公的施設
- 大田区萩中文化センター
- 幸の湯(温泉銭湯)
文教施設
医療
金融機関
商業施設
- おいで通り糀谷商店会
- 糀谷商店街
- 萩中商店会
- フレスコベンガベンガ 糀谷店(スーパーマーケット、旧・ベンガベンガ 糀谷店)
- マルエツ 新糀谷店
- ホームセンターコーナン 本羽田萩中店
- ヤマダデンキ テックランド大田糀谷店(旧・サトームセン)
- オリンピック 本羽田店
- 業務スーパー 糀谷駅前店
交通
バス路線
[編集]最寄りのバス停留所は糀谷駅となる。以下の路線が発着し、京浜急行バスにより運行されている。各路線の詳細は大森営業所もしくは羽田営業所を参照。
- <蒲30> 羽田空港第2ターミナル行(早朝のみ)
- <蒲31> 六間堀経由 羽田空港
- <蒲32> 六間堀経由 羽田車庫行
- <蒲33> 環八経由 天空橋駅行
- <蒲35> 東糀谷六丁目行
- <蒲36> 森ケ崎行
- <蒲31・蒲32・蒲33・蒲35・蒲36> 蒲田駅行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『京急線全駅にて駅ナンバリングを開始します 本年10月21日(木)新駅開業日から』(プレスリリース)京浜急行電鉄、2010年6月25日。オリジナルの2013年5月2日時点におけるアーカイブ 。2020年12月16日閲覧。
- ^ “京急 空港線の輸送力増強 ホーム延伸、8両対応に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年12月5日)
- ^ 『京急蒲田駅付近連続立体交差事業の進捗に伴い、上り線を高架化します 京急蒲田駅・大森町駅・梅屋敷駅・雑色駅・糀谷駅の上り高架ホームを使用開始』(プレスリリース)京浜急行電鉄、2010年3月23日。オリジナルの2011年7月4日時点におけるアーカイブ 。2022年4月3日閲覧。
- ^ a b 『5月16日(日)ダイヤ改正を実施します 都心への混雑緩和を目指します! 羽田空港国際化に向け、都心・横浜方面へのアクセスがますます便利に!』(プレスリリース)京浜急行電鉄、2010年5月7日。オリジナルの2013年5月18日時点におけるアーカイブ 。2020年5月11日閲覧。
- ^ 『10月21日(日)始発から京急蒲田駅など5駅の下り高架ホームを使用開始 京急蒲田駅付近の上下線が全線高架化します!』(PDF)(プレスリリース)京浜急行電鉄、2012年7月17日。オリジナルの2013年4月6日時点におけるアーカイブ 。2020年5月11日閲覧。
- ^ 京急同趣会「京急蒲田立体今昔」『鉄道ピクトリアル』第67巻第8号(通巻935号)、電気車研究会、2017年8月10日、192 - 197頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b 糀谷駅 | 路線図・各駅情報 - 京浜急行電鉄
- ^ 大田区政ファイル - 大田区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ “「糀谷駅前地区第一種市街地再開発事業」竣工式典”. 株式会社UD consultants (2017年3月27日). 2017年10月9日閲覧。
- 京浜急行電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b “京急グループ会社要覧 2022 - 2023” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 28. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月25日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 糀谷駅(各駅情報) - 京浜急行電鉄
- おいで通りこうじや商店会
- 糀谷商店街ドットコム