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粕谷俊雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

粕谷 俊雄(かすや としお、1937年 - )は、日本海洋生物学者。元帝京科学大学教授。

人物

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1937年[1]生まれ。東京大学農学部水産学科卒業、財団法人日本捕鯨協会鯨類研究所所員、東京大学海洋研究所助手、水産庁遠洋水産研究所底魚海獣資源部鯨類資源研究室室長、三重大学生物資源学部教授のち、帝京科学大学教授となる[2]。クジラ・イルカ・ジュゴンなどの水産哺乳類を研究対象としており、その生活史を研究し、保全管理の仕事に携わっている[2]

1972年東京大学農学博士取得。論文の題は「鼓室・耳周骨の形態にもとづく現生歯鯨類の系統分類学的考察 」[3]

著書

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  • R. H. Burne 粕谷俊雄訳 (1963). R. H. バーンによる鯨解剖の手引き. 鯨研叢書No.5. 鯨類研究所  [1]
  • 宮崎信之、粕谷俊雄, ed (1990). 海の哺乳類 : その過去・現在・未来. サイエンティスト社. ISBN 4914903008  [2]
  • 伊沢紘生; 粕谷俊雄 (1996). 川道武男. ed. 哺乳類. 日本動物大百科 第1-2巻. 平凡社. ISBN 9784582545517  ISBN 4582545521 [3]
  • 高槻成紀、粕谷俊雄, ed (1998). 哺乳類の生物学. 東京大学出版会  [4]
  • 粕谷俊雄 (2011). イルカ : 小型鯨類の保全生物学. 東京大学出版会. ISBN 9784130661607  [5]

論文

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賞詞

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  • 日本哺乳類学会賞(第6回):2013年[4]

参考文献

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  1. ^ 国立国会図書館(NDL)典拠データ検索
  2. ^ a b ねこの目通信研究室訪問”. 2013年5月13日閲覧。
  3. ^ 博士論文書誌データベース
  4. ^ 2013年日本哺乳類学会各賞受賞者”. 2015年2月17日閲覧。