米田知子
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米田 知子 | |
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生誕 |
1965年 日本・兵庫県 |
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米田 知子(よねだ ともこ、1965年[1] - )は、ロンドンを拠点に活動してきた写真家。兵庫県生まれ[1]。1989年、イリノイ大学シカゴ校芸術学部写真学科卒業、1991年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了[1]。「目には見えないもの」をテーマに写真作品を制作している。近年は、日本やアジアの近代化に目を向けた作品も手がけている。
主な展覧会
[編集]- 個展
- 「Topographical Analogy」(ツァイト・フォト・サロン、東京、1997年)
- 「Luminary」(ルーム、ジェンティリー、1999年)
- 「Between Visible and Invisible」(ツァイト・フォト・サロン、2000年)
- 「Tomoko Yoneda」(ゼルダ・チートル・ギャラリー、ロンドン、2000年)
- 「記憶と不確実さの彼⽅」(資⽣堂ギャラリー、東京、2003年)
- 「Scene Collective Forgetting」(ゼルダ・チートル・ギャラリー、ロンドン、2003年)
- 「震災から10年」(芦屋市⽴美術博物館、兵庫、2005年)
- 「After Amnesia: Scenes of Conflict That Have Forgotten Their Past」(⼤和ジャパンハウス、ロンドン、2005年)
- 「雪解けのあとに」(シュウゴアーツ、東京、2005年)
- 「モノクロームの仕事 1996-2003」(シュウゴアーツ、東京、2006年)
- 「終わりは始まり」(原美術館、東京、2008年)
- 「Beyond Memory and Uncertainty」(SAGE Paris、パリ、2009年)
- 「Rivers become oceans」(シュウゴアーツ、東京、2009年)
- 「Japanese House」(シュウゴアーツ、東京、2011年)
- 「暗なきところで逢えれば」(東京都写真美術館、東京、2013年)(姫路市⽴美術館、兵庫、2014年)
- 「Rooms」(シュウゴアーツ、東京、2013年)
- 「Beyond Memory」(Grimaldi Gavin、ロンドン、2015年)
- 「アルベール・カミュとの対話」(パリ⽇本⽂化会館、パリ、2018年)
- 「アルベール・カミュとの対話」(シュウゴアーツ、東京、2019年)
パブリックコレクション
[編集]- Harvard Art Museums(ボストン)
- IZU PHOTO MUSEUM (静岡)
- Queensland Art Gallery (ブリスベン)
- The Yale Center for British Art
- UBS アートコレクション (ロンドン)
- カスヤの森現代美術館 (神奈川)
- カディスト美術財団 (パリ/ サンフランシスコ)
- サンフランシスコ現代美術館(サンフランシスコ)
- シカゴ⼤学 (シカゴ)
- ジョイ・オブ・ギビング・サムシング (JGS) (ニューヨーク)
- トヨタ⾃動⾞株式会社 (豊⽥)
- ビクトリア&アルバート美術館 (ロンドン)
- ヒューストン美術館 (ヒューストン)
- ブリティッシュ・カウンシル (ロンドン)
- プリンストン⼤学 (ニュージャージー)
- ヨーロッパ写真美術館(パリ)
- 芦屋市⾕崎潤⼀郎記念館(兵庫)
- 横浜美術館 (横浜)
- 株式会社アマナ
- 株式会社ニッセイ基礎研究所 (東京)
- 原美術館 (東京)
- 国際交流基⾦ (東京)
- 国⽴国際美術館 (⼤阪)
- 資⽣堂アートハウス (静岡)
- 上海美術館(中国)
- 森美術館 (東京)
- 東京都写真美術館 (東京)
- 東京藝術⼤学⼤学美術館 (東京)
- 姫路市⽴美術館(姫路)
- 兵庫県⽴美術館(神⼾)
- ⽇産⾃動⾞株式会社(神奈川)
受賞歴およびコミッションワーク歴
[編集]- 1995年 - オブザーバー・デヴィッド・ホッジ・メモリアル・トラスト・アワード(ロンドン) 第3位
- 1996年 - フューチャー・ビジョン、ザ・フォトグラファーズ・ギャラリー(ロンドン) 第2位
- 2006年 - IPRN EU カルチャー2000 チェンジング・フェイシズ・コミッション
- 2009年 - ニューフォトグラフィ パヴィリオンコミッションズ(リーズ)
- 2011年 - TWS ⻘⼭クリエイター・イン・レジデンス 平成 23 年度国内クリエイター制作交流プログラム
- 2014年 - 芸術選奨⽂部科学⼤⾂新⼈賞
- 2015年 - NISSAN ART AWARD Finalist
出版
[編集]- 2004年 - 「between visible」NAZRAERI PRESS
- 2008年 - 「終わりは始まり」原美術館
- 2013年 - 「暗なきところで逢えれば」東京都写真美術館編集、平凡社
- 2014年 - 「雪解けのあとに」⾚々舎
脚注
[編集]- ^ a b c “米田知子が語る、写真によってとらえた「見えざる記憶と歴史」”. 美術手帖. 2021年11月16日閲覧。