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米子運転所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
米子機関区から転送)

米子運転所(よなごうんてんしょ)は、鳥取県米子市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)中国統括本部運転士が所属する組織である。1997年までは車両が配置されていた。

乗務範囲

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優等列車

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普通列車

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貨物列車

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米子支社管内の貨物列車は、列車運行主体である日本貨物鉄道(JR貨物)から運行を委託されていた時期があったが、近年、JR貨物へ運行を返還し現在は貨物列車の乗務はない。

  • 伯備線:新見駅 - 伯耆大山駅間
  • 山陰本線:伯耆大山駅 - 米子駅間

配置車両の車体に記されていた略号

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米子支社の略号である「米」と、米子の電報略号である「ヨナ」から構成された「米ヨナ」であった。

過去の配置車両

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歴史

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  • 1902年明治35年)10月17日:同年11月の官設鉄道境-御来屋間の開業にさきだち米子機関庫を創設。500形230形蒸気機関車を配置。当初はバラック建てだったものを、営業運転開始後に煉瓦造りの立派な車庫に建て替え[2]
  • 1912年(明治45年)6月1日:米子機関庫出雲今市分庫を開設。
  • 1932年昭和7年)12月18日:米子機関庫出雲三成分庫を開設。
  • 1934年(昭和9年8月1日:米子機関庫木次分庫を開設。
  • 1936年(昭和11年)9月1日:米子機関区、米子機関区出雲今市支区、同出雲三成支区及び同木次支区に改称。
  • 1937年(昭和12年)12月:米子機関区木次支区が木次機関区に独立し、米子機関区出雲三成支区は廃止。
  • 1957年昭和27年)4月1日:米子機関区出雲今市支区を米子機関区出雲支区に改称。
  • 1985年昭和60年)3月14日:米子機関区出雲支区を米子機関区出雲派出所に改称[1]
  • 1986年(昭和61年)3月3日:米子機関区出雲派出所を出雲電車区・米子客貨車区出雲派出所と統合し、出雲運転区として分離独立[1]
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月1日:米子機関区と米子客貨車区の旅客車部門及び米子車掌区を米子運転所に統合[3]。米子客貨車区の貨車部門は岡山機関区米子派出となる[4]
    • 4月1日:国鉄分割民営化により、米子運転所は西日本旅客鉄道(JR西日本)の所属となる。岡山機関区米子派出は日本貨物鉄道(JR貨物)の所属となる[4]
  • 1997年平成9年)3月8日:検修部門が後藤工場と統合して後藤総合車両所になり、米子運転所は乗務員区所になる[5]

脚注

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  1. ^ a b c d e ジェー・アール・アール『復刻版 国鉄電車編成表 1986.11 ダイヤ改正』交通新聞社、2009年。ISBN 978-4-330-10609-0
  2. ^ 『「SL甲組」の肖像 vol.8』ネコ・パブリッシング p.171
  3. ^ 鉄道ジャーナル』1987年5月号(No.246)pp.34-35
  4. ^ a b 鉄道ピクトリアル』2000年1月号(No.680)pp.35-36
  5. ^ 『JR気動車客車編成表'00年版』ジェー・アール・アール、2000年。ISBN 4-88283-121-X

参考文献

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  • 『JR気動車客車情報 '87年版』ジェー・アール・アール、1987年。

関連項目

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