篠田雄次郎
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篠田 雄次郎(しのだ ゆうじろう、1928年4月18日][1] - 1992年3月25日[2][3])は日本の経済学者。上智大学教授を務めた。
日本人論の『日本人とドイツ人 猫背の文化と胸を張る文化』を発表している。
経歴
[編集]東京・中野生まれ[1]。海軍兵学校卒業後、1951年上智大学卒業、1957年ケルン大学卒業[1]。上智大学社会経済研究所教授(文化社会学)、社会経済研究所長・日本船舶振興会理事長を務めた。
著書
[編集]- 『パートナー経営宣言』(ビジネス社、1974年)
- 『聖堂騎士団』(中央公論社、1976年)
- 『日本人とドイツ人 猫背の文化と胸を張る文化』(光文社、1977年)
- 『島国と日本人 名刺社会と畳の精神』(光文社、1979年)
- 『日本人よ祖国文化を失うな』(日本工業新聞社、1980年)
- 『誇りと日本人 正義の論理・卑怯の論理』(PHP研究所、1980年)
- 『文化の時代 文化を文明の道具と倒錯した日本人』(マネジメント社、1980年)
- 『プロフェッショナルの発想 日本vsドイツ』(PHP研究所、1981年)
- 『小集団経営 燃える集団をどう作るか』(マネジメント社、1981年)
- 『日本病症候群 民族回生へのカルテ』(グリーンアロー出版社、1982年)
- 『態度で話そう ボディー・ランゲージこそ人間を知る鍵』(マネジメント社、1983年)
- 『人脈学 「顔」のネットワークをつくる18章』(学陽書房、1984年)
- 『ボディー・ランゲージのすすめ 手は口ほどにものを言う』(マネジメント社、1986年)
- 『今こそ日本人は「文化」に戻ろう 「文明」指向はもはや世界に通用しない』(マネジメント社、1986年)
- 『耳の大きなリーダーが成功する 実践的「統率の人間学」』(サンケイ出版、1986年)
- 『人はいかにして自らにうち克つか 自性清浄法のすすめ』(マネジメント社、1986年)
- 『「新」ドイツ学のすすめ なぜ日本だけが孤立するのか』(徳間書店、1987年)
- 『ドイツの知恵が日本を救う』(講談社、1987年)
- 『1992・EC統合そのとき日本はどうなる 日米ソの興亡と世界経済の構図』(徳間書店、1989年)
- 『欧州共同の家 1992・EC統合 東西ヨーロッパの統合と新世界の誕生』(徳間書店、1989年)
- 『日・米を狙うヨーロッパ帝国の逆襲 ゴルバチョフ・ECの陰謀を暴く』(祥伝社、1990年)
- 『ゴルバチョフの最終戦略』(角川書店、1990年)
- 『5年後・世界地図の読み方 米ソ体制崩壊で紛争激化の時代へ』(祥伝社、1990年)
- 『人を動かすためのリーダー六つの条件』(日本放送出版協会、1991年)
訳書
[編集]- エリヒ・グーテンベルグ『日本の企業』(ダイヤモンド社、1961年)
- エリヒ・グーテンベルグ『ドイツの奇跡』(日本能率協会、1962年)
- クレーヘ教授研究委員会『コンツェルンの組織』(日本能率協会、1963年)
- H・リンデマン『A・T訓練法心の魔術』(ビジネス社、1974年)
- オタ・シク『新しい経済社会への提言 もう一つの可能性を求めた第三の道』(日本経営出版会、1976年)
- ガウクラー他『日本人はドイツ人を追越したか』(マネジメント社、1982年)
- ヴォルフガング・レッヒャー、ヨハン・ウェルシュ『日本の神話と現実 国際労働指導者から見た』(マネジメント社、1984年)