篠原徹
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人物情報 | |
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生誕 |
1945年??月??日 中国 吉林省長春市 |
出身校 | 京都大学 |
学問 | |
研究分野 | 民俗学 |
研究機関 | 国立歴史民俗博物館、滋賀県立琵琶湖博物館 |
学位 | 文学博士 |
篠原 徹(しのはら とおる、1945年 - )は、日本の民俗学者。国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学名誉教授、滋賀県立琵琶湖博物館館長[1]、人間文化研究機構理事。専門は民俗学、生態人類学。
経歴
[編集]1945年、中国吉林省長春市生まれ。1969年、京都大学理学部植物学科を卒業。1971年、京都大学文学部史学科を卒業。
岡山理科大学助教授となった。1987年、国立歴史民俗博物館助教授となる[2]。1995年、学位論文『海と山の民俗自然誌 - 海村・山村の生活に関する生態学的視点』を筑波大学に提出して文学博士の学位を取得[3]。1996年、同博物館教授に昇進。2010年、国立歴史民俗博物館を定年退職し、名誉教授となった。
退任後は、2010年より滋賀県立琵琶湖博物館館長[1]。2019年3月、琵琶湖博物館館長を退任した[4]。
著作
[編集]- 『自然と民俗 心意のなかの動植物』(日本エディタースクール出版部) 1990.4
- 『海と山の民俗自然誌』(吉川弘文館、日本歴史民俗叢書) 1995.2
- 『アフリカでケチを考えた エチオピア・コンソの人びとと暮らし』(筑摩書房、ちくまプリマーブックス) 1998.3
- 『自然とつきあう』(小峰書店、自然とともに) 2002.11
- 『自然を生きる技術 暮らしの民俗自然誌』(吉川弘文館、歴史文化ライブラリー) 2005.12
- 『自然を詠む 俳句と民俗自然誌』(飯塚書店) 2010.12
共編著
[編集]- 『民俗の技術』(朝倉書店、現代民俗学の視点) 1998.5
- 『近代日本の他者像と自画像』(柏書房) 2001.5
- 『エスノ・サイエンス』(寺嶋秀明共編著、京都大学学術出版会、講座・生態人類学) 2002.6
- 『越境』(朝倉書店、現代民俗誌の地平) 2003.6
- 『生活世界からみる新たな人間 - 環境系』(大塚柳太郎, 松井健共編、東京大学出版会、島の生活世界と開発) 2004.5
- 『中国・海南島 焼畑農耕の終焉』(東京大学出版会、島の生活世界と開発) 2004.2
- 『グリーンライフ入門 都市農村交流の理論と実際』(佐藤誠, 山崎光博共編、農山漁村文化協会、農学基礎セミナー) 2005.5
出典・脚注
[編集]- ^ a b “研究室:学芸職員 篠原徹”. 滋賀県立琵琶湖博物館. 2013年2月20日閲覧。
- ^ KAKEN
- ^ “海と山の民俗自然誌 - 海村・山村の生活に関する生態学的視点 篠原徹”. 国立国会図書館. 2013年2月20日閲覧。
- ^ 新館長の就任について(滋賀県立琵琶湖博物館
- ^ “研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ 公開講演「神秘化された森と環境保護運動 - ドイツの事例より」”. 国立民族学博物館. 2013年2月20日閲覧。