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篠原徹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
篠原 徹
人物情報
生誕 1945年????
中華人民共和国の旗 中国 吉林省長春市
出身校 京都大学
学問
研究分野 民俗学
研究機関 国立歴史民俗博物館滋賀県立琵琶湖博物館
学位 文学博士
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篠原 徹(しのはら とおる、1945年 - )は、日本民俗学者。国立歴史民俗博物館総合研究大学院大学名誉教授、滋賀県立琵琶湖博物館館長[1]人間文化研究機構理事。専門は民俗学、生態人類学。

経歴

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1945年、中国吉林省長春市生まれ。1969年、京都大学理学部植物学科を卒業。1971年、京都大学文学部史学科を卒業。

岡山理科大学助教授となった。1987年、国立歴史民俗博物館助教授となる[2]。1995年、学位論文『海と山の民俗自然誌 - 海村・山村の生活に関する生態学的視点』を筑波大学に提出して文学博士の学位を取得[3]。1996年、同博物館教授に昇進。2010年、国立歴史民俗博物館を定年退職し、名誉教授となった。

退任後は、2010年より滋賀県立琵琶湖博物館館長[1]。2019年3月、琵琶湖博物館館長を退任した[4]

学界では、日本民俗学会会長を務めた[5]

著作

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共編著

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  • 『民俗の技術』(朝倉書店、現代民俗学の視点) 1998.5
  • 『近代日本の他者像と自画像』(柏書房) 2001.5
  • 『エスノ・サイエンス』(寺嶋秀明共編著、京都大学学術出版会、講座・生態人類学) 2002.6
  • 『越境』(朝倉書店、現代民俗誌の地平) 2003.6
  • 『生活世界からみる新たな人間 - 環境系』(大塚柳太郎, 松井健共編、東京大学出版会、島の生活世界と開発) 2004.5
  • 『中国・海南島 焼畑農耕の終焉』(東京大学出版会、島の生活世界と開発) 2004.2
  • 『グリーンライフ入門 都市農村交流の理論と実際』(佐藤誠, 山崎光博共編、農山漁村文化協会、農学基礎セミナー) 2005.5

出典・脚注

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