箕輪道伝説
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箕輪道伝説 | |
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ジャンル | 青春・不良 |
漫画 | |
作者 | 米原秀幸 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
発表期間 | 1990年 - 1992年 |
巻数 | 全8巻 |
話数 | 全70話 |
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『箕輪道伝説』(みのわどうでんせつ、LEGEND OF DOU)は、米原秀幸による日本の少年漫画作品。1990年から1992年にかけて『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載されていた。
『週刊少年チャンピオン』1990年48号から連載され、作者にとって初めての長編となった作品で、コミックスは全8巻。アシスタント無しの作者1人で少年誌での連載を始めた作品で[1]、本作の第1巻は作者にとって初めての単行本になった。なお、最終巻には作者の少年誌デビューとなった読み切り作品の『カフェビーンズ』が収録されている。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
この街で最強のワルガキと言われた男・箕輪道。時の流れの中で伝説となり、今では「“強いヤツ”が“箕輪道”を名乗る」となっていた。語り継がれる噂は、「最強のワルガキ」「2メートル近い身長」「恐竜のような強さと力」「刺繍の入ったガクラン」。
主な登場人物
[編集]- 学年は初登場時のもの。
- 箕輪 飛成(みのわ ひなり)
- 菊理高校の1年生。高校生とは思えない身長で、ケンカが強く、刺繍の入ったガクランを着ている。校長と最初に対面した際、大バカ呼ばわりされたことに怒って頭突きを食らわせ、停学になる。履歴書によれば、中学で2年留年していたとなっている。
- 豪快でわがままな性格で取り巻く人たちを振り回すが、唯一、久里香には従う。勝手気ままな行動が目立つものの時折、優しさを見せる描写がある。
- 瀬田 治(せだ おさむ)
- 2年生で飛成が転校してくるまでは最強だった。物語の中盤で留年し、飛成と同じクラスになってしまう。
- 早川 みゆき(はやかわ みゆき)
- 2年生で瀬田の彼女。
- 中山 春也(なかやま はるや)
- 瀬田の同級生。盆地のグループと喧嘩をやりあっているような描写がある事から、喧嘩は決して弱くない。
- 三木 佳則(みき よしのり)
- 瀬田の同級生。
- 穂刈 正男(ほかり まさお) / ポカリ
- 瀬田の同級生で、小柄な少年。箕輪道に憧れている。久里香に恋する。
- 盆寺 広文(ぼんじ ひろふみ)
- 菊理高校の番長的な人物だが瀬田にやられる。物語の中盤で留年し、瀬田以外の3人と同じクラスになってしまう。
- 栗崎 久里香(くりさき くりか)
- 飛成の世話をする女の子。飛成には恋心があるものの上手には伝えられなかった。
- 神楽 渉子(かぐら しょうこ)
- みゆきの友達で秋男の彼女。秋男の惚れ込んでいるが、交際を申し込まれた当初は秋男をゴリラ呼ばわりしていた。
- 倉河 要(くらかわ かなめ)
- 秋男の後輩で危ない人物。渉子の頼みで、飛成と瀬田を潰そうとする。
- 土方 秋男(ひじかた あきお)
- 19歳で山篭りから帰ってきた男。飛成とは懸垂勝負に始まり、マラソン勝負を経てケンカで勝負し、生涯初めてケンカで負ける。15歳の時に暴走族のグループを3つ潰した。
- 麻美(まみ)
- 占いが得意なみゆきの後輩。
- 箕輪 道(みのわ どう)
- 伝説のワルガキ。物語の終盤で街に戻ってくるが、その理由は不明。岩本・秋男・瀬田を次々倒し、飛成と激突する。
菊理高校の教師
[編集]- 森山校長(もりやまこうちょう)
- 菊理高校の校長。大バカ呼ばわりされたことに怒った飛成から頭突きを喰らう。
- 佐藤(さとう)
- 飛成の担任。進級した後は、飛成と瀬田のクラスを受け持つ。
- 岩本 省次(いわもと しょうじ)
- 過去に箕輪道と勝負したことがある教師。道を罠にはめて少年院送りにした。かつては暴力教師として知られていたが、道を罠にはめた後は、そのことを恥じて暴力を封印し、昼行灯となっていた。しかし、飛成とのケンカによって、かつての覇気を取り戻す。
書誌情報
[編集]- 米原秀幸 『箕輪道伝説』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉、全8巻
- 1991年4月発売 ISBN 4-253-04955-9
- 1991年7月発売 ISBN 4-253-04956-7
- 1991年10月発売 ISBN 4-253-04957-5
- 1991年12月発売 ISBN 4-253-04958-3
- 1992年1月発売 ISBN 4-253-04959-1
- 1992年3月発売 ISBN 4-253-04960-5
- 1992年5月発売 ISBN 4-253-04961-3
- 1992年6月発売 ISBN 4-253-04962-1
出典
[編集]- ^ 『ウダウダやってるヒマはねェ!』第15巻のコメントより。