笹森山 (福島県)
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笹森山 | |
---|---|
笹森山 | |
標高 | 649.9 m |
所在地 |
日本 福島県福島市松川町水原 |
位置 | 北緯37度39分28.5秒 東経140度23分15.7秒 / 北緯37.657917度 東経140.387694度座標: 北緯37度39分28.5秒 東経140度23分15.7秒 / 北緯37.657917度 東経140.387694度 |
山系 | 奥羽山脈 |
笹森山の位置 | |
プロジェクト 山 |
笹森山(ささもりやま)は、福島県福島市松川町水原にある標高649.9mの火山である。
概要
[編集]- 福島市南西部に位置しており、奥羽山脈の一部をも成している。第四紀下限の年代が改正されたことで、新たに追加された第四紀火山の一つである。[1]
- NHK福島放送局[2][3]と民放テレビ局、[3]ふくしまFM[4]、rfc福島FM補完中継局の送信所が置局されており、中通り中・北部地域の大半地域へ電波を発射している。
- 本項では2013年2月27日に開局するジャパン・モバイルキャスティングの福島中継局についても、併せて記述する。
歴史
[編集]- 1959年 (昭和34年)
- 3月1日:NHK福島 総合テレビジョン運用開始[5]
- 1959年(昭和34年)
- 4月1日:NHK福島 総合テレビジョン放送開始
- 1960年(昭和35年)
- 1963年(昭和38年)
- 3月25日:福島テレビ サービス放送開始
- 4月1日:福島テレビ 放送開始[7]
- 1964年(昭和39年)
- 7月1日:NHK-FM 実用化試験局(モノラル)、ならび実験局(ステレオ)として運用開始した[8]。
- 1969年(昭和44年)
- 1970年(昭和45年)
- 2月1日:福島中央テレビ サービス放送開始
- 4月1日:福島中央テレビ 放送開始[9]
- 1981年(昭和56年)
- 9月15日:福島放送 サービス放送開始
- 10月1日:福島放送 放送開始[10]
- 1983年(昭和58年)
- 11月23日:テレビユー福島 試験放送開始
- 11月27日:テレビユー福島 サービス放送開始
- 12月4日:テレビユー福島 放送開始[11]
- 1995年(平成7年)
- 10月1日:エフエム福島 放送開始[12]
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2月1日:福島中央テレビ 地上デジタル放送 試験電波送出開始
- 6月1日:福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、福島テレビ デジタルテレビジョン放送開始[13]
- 2012年(平成24年)
- 3月31日:アナログテレビジョン 放送終了
- 2013年(平成25年)
- 1月18日:Jモバ福島中継局 予備免許交付
- 1月24日:Jモバ福島中継局 試験放送開始
- 2月20日:Jモバ福島中継局 本免許交付
- 2月27日:Jモバ福島中継局 本放送開始
- 2014年(平成26年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
送信所送信施設概要
[編集]デジタルテレビ放送送信所
[編集]ID | 放送局名 | コールサイン | 物理チャンネル | 空中線電力 | 実効輻射電力 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | NHK 福島総合 |
JOFP-DTV[8][14] | 15ch[15] | 3kW[14][16][17][18][19][20] | 30kW[14][16] | 福島県 | 約31万9千世帯[要出典] |
2 | NHK 福島教育 |
JOFD-DTV[8][16] | 14ch[15] | 全国 | |||
4 | FCT 福島中央テレビ |
JOVI-DTV[17] | 27ch[15] | 38kW[17] | 福島県 | ||
5 | KFB 福島放送 |
JOJI-DTV[18] | 29ch[15] | 41kW[18] | |||
6 | TUF テレビユー福島 |
JOKI-DTV[19] | 26ch[15] | 38kW[19] | |||
8 | FTV 福島テレビ |
JOPX-DTV[20] | 25ch[15] | 39kW[20] |
- 放送エリアは、福島市・郡山市・白河市・須賀川市・二本松市・田村市・伊達市・伊達郡・安達郡・岩瀬郡・西白河郡・東白川郡・石川郡・田村郡(それぞれ一部地域を除く)[21]で福島県全世帯の約46%をカバーしている。
FM放送送信所
[編集]周波数 (MHz) |
放送局名 | コールサイン等 | 空中線電力 | 実効輻射電力 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|---|
81.8 | ふくしまFM エフエム福島[4] |
JOTV-FM[22] | 1kW[22][23] | 4.8kW[22] | 福島県 | - |
85.3 | NHK 福島FM[4][2] |
JOFP-FM[8][23] | 4.9kW[23] | |||
一般財団法人 道路交通情報通信システムセンター |
JOVS-FCM15[24] | |||||
90.8 | rfc ラジオ福島[4] |
(rfc福島FM補完中継局)[25] | 500W[25][26] | 1.3kW[26] | 17万6,297世帯 (カバー率78.2%)[25] |
- ふくしまFMの文字多重放送(見えるラジオ/JOTV-FCM)は、2014年3月31日終了
- ラジオ福島はFM補完中継局として2016年(平成28年)10月6日に総務省東北総合通信局より予備免許が交付され[27]、2017年3月2日に本免許が交付された[28]。笹森山からの出力はNHK-FM・ふくしまFMの半分となっているが、rfcのみ郡山にもFM補完中継局を設置しており[29]、大電力同期放送を実施し同一周波数で放送している[28]。当中継局はrfc郡山FM補完中継局ともに2017年3月26日に運用開始した[29]。
アナログテレビ放送送信所
[編集]チャンネル | 放送局名 | コールサイン | 空中線電力 | ERP[疑問点 ] | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用停止日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2ch | NHK 福島教育 |
JOFD-TV[5][6] | 映像3kW[5][30]/ 音声750W[30] |
映像17kW/ 音声4.3kW[要出典] |
全国 | - | 2012年 3月31日[31] |
9ch | NHK 福島総合 |
JOFP-TV[5][6] | 福島県 | ||||
11ch | FTV 福島テレビ |
JOPX-TV[30] | 映像16.5kW/ 音声4.2kW[要出典] | ||||
31ch | TUF テレビユー福島 |
JOKI-TV[32] | 映像30kW[32][33]/ 音声7.5kW[32][33] |
映像380kW/ 音声95kW[要出典] | |||
33ch[34] | FCT 福島中央テレビ |
JOVI-TV[33] | 映像360kW/ 音声89kW[要出典] | ||||
35ch | KFB 福島放送 |
JOJI-TV[35] | 映像350kW/ 音声89kW[要出典] |
Jモバ福島中継局
[編集]周波数 | 放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 放送区域 | 放送区域 内世帯数 |
開局日 | 放送終了日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
214.714286MHz (VHF11chに相当する周波数帯) |
Jモバ 福島MMH |
7.5kW | 45kW | 福島県と宮城県の各一部 | 約-世帯 | 2013年 2月27日 |
2016年 6月30日[36][37] |
外部リンク
[編集]- V-Highマルチメディア放送を行う移動受信用地上基幹放送局に予備免許-宮城県に続き岩手県及び福島県で開局予定- - 総務省東北総合通信局(2013年1月18日プレスリリース)
- V-Highマルチメディア放送(盛岡・福島中継局)のエリア図 (平成25年2月開局予定) (PDF)
- 福島送信所の試験電波発射 - ジャパンモバイルキャスティング・2013年1月24日(閲覧は1月30日)
- モバキャスサービス長野局、福島局、盛岡局のサービス開始 - ジャパンモバイルキャスティング・2013年2月20日(閲覧は2月21日)
その他
[編集]関連項目
[編集]- 中通り
- 信夫山(福島信夫テレビ中継局置局)
- 福島市内テレビ中継局
- 福島ラジオ送信所(NHKとRFCの送信所についての記述)
脚注
[編集]- ^ https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11114391_po_66_01_02.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
- ^ a b NHK年鑑2016 NHK放送文化研究所 320ページ (PDF) 2017年10月30日閲覧
- ^ a b DXアンテナ総合カタログ2017秋 179ページ (PDF) 2017年10月30日閲覧
- ^ a b c d 『ラジオマニア2019別冊付録、RADIO-MANIA handbook 2019-2020』三才ブックス〈三才ムック〉、2019年9月15日、109頁。ISBN 9784866731445 。
- ^ a b c d e NHK年鑑2009(NHK放送文化研究所) (PDF)
- ^ a b c d 福島放送局の沿革(NHK福島放送局 2017年2月24日閲覧)
- ^ 会社概要 (FTV福島テレビ 2017年4月30日閲覧)
- ^ a b c d e f g NHK年鑑2016(NHK放送文化研究所) (PDF)
- ^ 会社概要、会社情報(福島中央テレビ 2017年4月30日閲覧)
- ^ 会社概要(福島放送 2017年4月30日閲覧)
- ^ 会社概要(TUFテレビユー福島 2017年4月30日閲覧)
- ^ ふくしまFM会社概要(エフエム福島 2017年4月30日閲覧)
- ^ 総務省東北通信局福島県予備免許、免許情報2013年12月19日現在 2017年4月26日閲覧
- ^ a b c 無線局免許状等情報(NHK総合(総務省))
- ^ a b c d e f 『DXアンテナ総合カタログ2019-2020』DXアンテナ 。
- ^ a b c 無線局免許状等情報(NHK教育(総務省))
- ^ a b c 無線局免許状等情報(福島中央テレビ(総務省))
- ^ a b c 無線局免許状等情報(福島放送(総務省))
- ^ a b c 無線局免許状等情報(テレビユー福島(総務省))
- ^ a b c 無線局免許状等情報(福島テレビ(総務省))
- ^ A-PAB放送エリアのめやす(福島局 2017年4月26日閲覧)
- ^ a b c 無線局免許状等情報(エフエム福島(総務省)
- ^ a b c 無線局免許状等情報(NHK-FM(総務省)
- ^ 無線局免許状等情報(一般財団法人道路交通情報通信システムセンター (総務省)
- ^ a b c 予備免許の概要 2016年10月6日(総務省東北総合通信局) (PDF)
- ^ a b 無線局免許状等情報(ラジオ福島(総務省)
- ^ 株式会社ラジオ福島及び株式会社アイビーシー岩手放送のFM補完中継局に予備免許 (総務省東北総合通信局 報道資料 2016年10月6日)
- ^ a b 株式会社ラジオ福島のFM補完中継局に免許(管内初の大電力同期放送でAMラジオの受信状況が大幅改善 2017年3月2日総務省東北総合通信局報道資料)
- ^ a b 免許の概要 2017年3月2日総務省東北総合通信局報道資料別紙 (PDF)
- ^ a b c FTVチャンネル設定 福島テレビ 2009年2月19日現在のアーカイブ(オリジナルURL)
- ^ “よくある質問(Q &A)問4.東北3県(岩手、宮城、福島)において、今のアナログ放送はいつまで見ることができますか?”. 総務省. 2020年5月27日閲覧。
- ^ a b c TUF会社概要(TUFテレビユー福島 2002年4月23日現在のアーカイブ)(オリジナルURL)
- ^ a b c 福島中央テレビ会社概要(福島中央テレビ 2002年6月16日現在のアーカイブ(オリジナルURL)
- ^ 福島中央テレビチャンネル(2002年6月16日現在のアーカイブ)(オリジナルURL
- ^ KFB福島放送 : KFBって?(KFB福島放送 2002年8月8日現在のアーカイブ)(オリジナルURL)
- ^ 「テレビと呼ぶには、面白すぎる」NOTTV、4年超でサービス終了 ITmedia 2016年6月30日 2020年5月26日閲覧
- ^ “放送大学学園の使用していた周波数及びV-High帯域の現状”. 総務省 (2018年11月19日). 2020年5月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新たに認定された第四紀火山の放射年代:笹森山火山 産業技術総合研究所 地質調査研究報告 Vol.66 No.1/2 (2015)